日本だけでなく世界中でレクサス販売台数を牽引しているモデルだけあり、見た目はあまりかわりませんが、商品力は確実に向上しています。
主要な改良内容はニュースリリースや各種メディアで公開されていますので、「のんびりなまけにっき」的なちょっとマニックなところに注目してみたいと思います。
まずは、ハンズフリーパワーパックドア。
欧州車では定番の装備で、なにげにレクサス初装備です。(「F SPORT」と「version.L」でないと装備されないのが残念です。)
これは買い物等で両手が塞がっているときなど、とても便利な機能ですが、ここで注目したいのは、「新型LS」に先行してNXに導入されたことです。
そして、現行RXで採用されたリヤエンブレムに手をかざしてラゲージドアを開閉する、「タッチレスパワーバックドア」が採用されなかったことです。
レクサスRXでは、欧州車のモノマネではなく、「エンブレムに手をかざす」という独自な操作方法を編み出しましたが、使い勝手の面で評判がよろしくなく(なんせ、荷物を両手に持った状態では動作できないので・・・)、オリジナリティにこだわらず、ネーミングこそ異なりますが、使い勝手の良い「キックオープン式」を導入したこととなります。これは社内・開発陣の間でもずいぶん意見が分かれたのではないでしょうか?
続いては、トヨタが普及を急いでいる「パーキングサポートブレーキ」(PKSB)の採用
いわゆる、アクセル・ブレーキ踏み間違え抑制装置ですが、こちらもレクサス初導入かつ、新型LSに先行して導入したことがトピックスです。
PKSBは装備するだけで、主要機関が認める、高齢運転者に特に推奨する「セーフティ・サポートカーS(通称 : サポカーS)」の「ワイド」に相当しますので、今後標準化・オプション化が進むでしょう。
また、NXではPKSBのメーカーオプション価格が従来の「クリアランスソナー」の「40,000円+税」から、「26,000円+税」へと約4割も大幅に引き下げされているのも嬉しいところです。
ちなみに、私は先日の北海道旅行中に、富良野エリアの著名な観光地において、レンタカーで旅行中の若い男女のカップルが、駐車場で思い切り「踏み間違い」をして隣の駐車車両(そちらもレンタカーでしたが)に「正面衝突」してその後脱輪までしてしまった現場を目撃しましたので、踏み間違い防止機構は決して高齢者向けの装置ではないなとあらためて思いました。
普段あまり乗らないドライバーや免許取りたてのドライバーにも安心を与えるため、この様な装置はレンタカークラスにも普及することが望ましいですね。(それで楽しい夏休みが台無しですもんね・・・)
最後はこれが一番私的には注目したいポイントですが、ナビゲーションシステムがアップデートされ、「ハイブリッド対応」になったことです。
実は、これは未だ納車待ちが続く「新型LC」にも搭載されておらず、10月発売予定の「新型LS」でデビューする予定の機能をNXで先行導入したもののようです。
主に次のような機能のようですが・・・
・センター上の最新ナビゲーションと車載ナビゲーションの融合(ハイブリッド)
→従来のGルート探索が進化したもので、より広域の交通・渋滞情報を考慮し、短時間で目的地に到達するようなルートを提供。
・センターの最新地図をナビ画面に表示
→マップオンデマンドでダウンロードできていないエリアもナビ画面にはセンター上の最新地図を表示。それほど利便性が向上するとは思えませんが、音声情報も最新版になるならかなりメリットがありそうです。(マップオンデマンドの地図更新では、音声データは更新されないため)
・拡張ルート
→従来の5ルートに加え、新たな提案型ルートを追加とのこと。詳細は未定ですが、「料金重視」や有料と一般道を巧みに融合したルートなどがあるといいなと思います。
・目的地のweb検索の検索機能向上
→複数ワード検索や入力ミスに対しても推定候補を表示することが可能に。いわゆる「あいまい検索」ですが、これは非常に便利と思われます。
いずれも現行のナビゲーションシステムの使い勝手が向上するものであり、(おそらく)ソフトウェアで対応しているものと思われますので、他の車種にもアップデートされれば良いのですが・・・
その他、レクサス初の実用的なディーラーオプションも新たに追加されています。
サイドシル周辺の傷を防止する、「ロッカープロテクションフィルム」の登場!
NXは乗降時にこの部分が傷つきやすいので、需要があるのでしょう。
フロントシートバックに吊り下げて使用する「シートバックストレージ」
こちらも実用的な「gear」としては要望の多かったところかもしれません。国内レクサスではこのようなユーティリティ性を高めるオプションは少なかったので歓迎したいですね。
その他、NXは先行デビューしたハリアーに負けないよう、地味ながら確実に商品力をあげています。
逆に、つい先月発表されたばかりの「CT200h」のマイナーチェンジでは上記の改良はどれも不採用です。
少なくとも、「パーキングサポートブレーキ」(PKSB)についてはトヨタが2018年度中にほとんどの車種で導入することを表明しているのですから、このタイミングで導入すべきだったと思いますが・・・
初のマイナーチェンジを迎えた「NX300」、「NX300h」。
肝心の走行性能についても一層の進化を感じることができる内容になっていることを期待したいですね!
週末は各ディーラーがかなり混み合いそうですね。
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
レクサスは機能性の装備は欧州車のモノマネは避けてきた傾向にありますが、だいぶ採用車が増えてきたので、導入やむなしという判断でしょうか?
いいものはこだわらずに採用してほしいと思います。
NXはのキックオープンの動作方法は、後出しだから相当な精度の高さを期待したいですね!
動物の飛び出しは確かにちょっと危険かも(笑)
センサーの制御方法が楽しみです。
復活おめでとうございます。
私はまだNX見てないのですが、実物は更にいいんでしょうね〜
RXのは頭ですか!それは面白いですね!(うごくんでしょうけど・・・)
足で動かすタイプは欧州車でも初期のものはかなり感度が悪かったようですが、最近のはかなり精度が上がってきました。例えば、足を入れて左右に動かしても反応せず、足を入れてすぐ手前に戻さないと動作しないという具合に。
レクサスNXの制御方法がどうなのか、こちらもチェックしたいですね!
オーディオ面と、静粛性はトヨタとレクサスブランドで結構違いのある部分ですね。
過去にもSAIとHS、プリウスとCTでもそれらはずいぶん違いました。
ただ誰かのブログで猫などが通り過ぎても反応したというこを見たので(ベンツだった気がする)その辺りの感度調整がどのような感じか試したいです。
愛車の修理完了引取りを兼ねて、マイチェンのNX見てきました!
FSPOはピットで最終確認中でしたが見させていただきました。
Ver.Lが展示されていて、説明受けながら確認していました。
マイチェン後になると、Ver.Lの方が魅力的に感じました。
シートのホワイトにルーフのホワイトが統一感あり!という感じでした。
RXのハンズフリーパワーバックドアについては、頭でやる方もいたとのこと・・・(笑)
両手塞がりですので、エンブレムに翳すなら、頭しかないのかも・・・。
因みに、タイミング次第では猫が素通りした場合でも開く可能性がないとは言えないそうで・・・。
それだけ敏感に作動するということでしょう。
くれぐれも頭や顔をぶつけないように注意しないといけませんね。
ロービーム三眼より、マイチェン前の三眼ヘッドライトが好きでしたね。
でも、今回の三眼からLEXUSのネーム入りなところは良いなぁと感じる部分でしたが・・・。
内装は流石にマイチェン後の方が質感アップは歪めなくて、良いなぁ〜と思いました。
タッチパッドもLC同様になって、かなり改善されているとのことで、羨ましい限りです。
SCによると、ハリアーのオーディオはNXに比べると落ちるらしく、そういうところも感じてくれると良いのですがね。
するどいです!
インテリジェントクリアランスソナーと、パーキングサポートブレーキは機能面を見ると同じ制御と思われます。
あとは実際の性能がどれ位違うかですね。
ネーミングをあえて変えてきているのでなんらかの違いはあるかもしれません。
ちなみに、パーキングサポートブレーキには、静止物のみ対応のタイプと、歩行者も対応するタイプがあり、NXは静止物のみでLSは歩行者も対象のタイプのようです。