100台限定での抽選販売ですが、レクサスインターナショナルギャラリー青山にて現車を見てきましたのでレポートさせていただきます。
▼RZ450e “F SPORT Performance”
フロント部分にもふんだんにカーボンパーツが使用されており、見た目はレーシングカーライクです。
ヘッドライト下部のカーボンパーツはいい味だしてますね〜!
フロントスポイラーの一部にブルーの差し色が入るのもいいですね!
ボンネットには「ダクト」があるのですが、前方部分がエアロ構造になっており、空気を上方向に跳ね上げる効果があるそうですね!
非常にカッコいい構造ですが、豪雨のときはどうなるのでしょう・・・
フェンダーの「F SPORT」エンブレムはノーマルのRZにはないもの。
エンブレムの中央部がブラックなのが“F SPORT Performance”の証ですね。
ドアミラーにはメッキではなく「ブルー」の差し色が入るのは独特で良いですね!
Aピラーからルーフにかけてブルーの差し色が入ります。
「マットホワイト(白銀)、「ブルー」「ブラック」と3つのカラーで構成されており、非常に目新しいです。
そしてなんといってもハイパフォーマンスカーの象徴、「カーボンルーフ」!
もともとバイトーンカラーなのであまり目立ちませんが、カーボンルーフはレクサスでも限られたクルマしか採用されていませんから、オーナーの満足度も高まりますね。
ホイールは、ENKEI(エンケイ)製の21インチマットブラック塗装。
なかなか軽量そうなホイールで、非常にスポーティです。
惜しいのはブレーキキャリパで、ノーマルとサイズは同じ。BEVなので十分な性能をもつのでしょうが、ここは見た目重視で大型キャリパーを採用してほしかったところです。しかし、ブルーの塗装クオリティは高く、LEXUSロゴもきれいに入っています。
ホイールのリムに「LEXUS」のロゴと、「ENKEI」のロゴが入るのは初めてではないでしょうか?
▼リヤホイール
キャリパーは片押しの小型キャリパですが、しっかりブルーで塗装されています。
ホイール中央部のデザインは「円形」の中に5つのボルトが配置されており、レクサスとしては珍しいですね。(まさにエンケイ?)
▼リヤサイド
カーボンパーツが非常に主張しており、レースングモデルのようで、とてもレクサスのBEVモデルとは思えません!
▼カーボンターニングベイン
このようなパーツは純正では非常に珍しいですね!洗車が大変そう(笑)
ベースのエアロパーツがブルーに塗装されていて、表面にカーボン繊維を載せている感じでしたので、軽量化にはほとんど寄与しないはずなので、空力ですかね?
▼カーボンターニングペイン 下部
ここにもふんだんにカーボンパーツを使用し、複雑な造形ですが、スタイリッシュなデザインで非常にいいですね!
▼カーボンルーフスポイラー
きれいなカーボン柄が目立ち、さすが純正品のクオリティ。
カーボンルーフスポイラー、非常に複雑な造形をしていますね。
▼カーボンリヤウィング。
「L E X U S」文字のちょうど上のパネル部分もカーボン製なのには驚きました!
ハイマウントストップランプの位置が惜しい・・・
▼リヤカーボンスポイラー(ロア)
レーシーな造形のカーボンリアスポイラー(ロア)ですが、すっきりとしていて個人的には非常に好きなデザインです。
とてもハイパフォーマンスなクルマに見えますね!ここは個人的に好きなパーツです。
さて、インテリアに移ります。
インテリアも「特別仕様車」ならではの差別化がされており、魅力的に仕上がっています。
まずはエントランス。”F SPORT Performance”のロゴ入りプレートは心くすぐりますね!(光らせたい気もしますが)
またなにげに嬉しいのが、アルミペダルと、アルミフットレストが採用されていることです。
おそらくアルミフットレストは単体での部品供給はありませんが、アルミペダルは部品供給があるでしょうから、ノーマルのRZにも流用可能と思われます。
また、フロアマットはブルーの縁取りがはいったもので、社外品のマットみたいです(笑)
そして目につくところでは、パワーシート調整スイッチ周りのパーツがブルーの金属調塗装となっていました。
レクサス車では珍しいタイプのカラーですが、なかなかマッチしていましたね。レクサス「IS」や「RC」などにも似合う感じと思いました。
▼フロントドアトリム
ノーマルと違いはほとんどなく、ステッチがブルーになっているのみです。ドアトリム自体にもう少し加飾が欲しかったところ。
「RZ」のマルチカラーアンビエントライトは昼間でも視認できるのは嬉しいですね。ブルーのライトが似合っています。
▼フロントシート
残念ながらシート形状はノーマルと同じで、ステッチがブルーになっているのみです。”F SPORT”専用デザインではありません。
ここはちょっと残念なポイントです。将来的にも”F SPORT”の販売は予定されていないのかもしれませんね。
▼ステアリング
こちらも、F SPORT定番のディンプル(穴あき)タイプではなく、ノーマルと同じタイプのステアリングでした。
クルマの性格上、本革が使用できないのであれば、アルカンターラかウルトラスエードを使用してほしかった気がします。”F SPORT Performance”を名乗る割にはちょっと中途半端な感じがして、ここは残念に感じました。
▼14インチディスプレイオーディオPlusモニタ周り
サテン調のブルー加飾が入り、ノーマルとの差別化が行われています。なかなか良いアクセントと思います。
アンビエントライトが仕込まれていればなお良いのですが・・・
▼ダイヤル式シフト
ここも僅かですがブルーの差し色が入り、ノーマルとの差別化が行われており心くすぐるポイントです。
▼センターコンソールパネル
特別仕様車専用の「マイクロジオメトリックパターンフィルム」が施されていますが、見るからにフェイク素材ですし、質感もあまりレクサスっぽくなくて個人的にはあまり好きではありませんでした。
外装にあれだけカーボンを使用していたのですから、カーボンパネルでも良かったように思います。
さりげなく、カップホルダー周りの加飾がダークブラックになっているのは渋くていい感じです!
▼センターコンソール下の小物入れ
「RZ」ではここに高品質なウルトラスエードのシートが敷いてありましたが、ここはブラックでした。
個人的にはここにぜひブルーのウルトラスエードを採用してアクセントカラーとしてほしかったところ・・・
▼シートベルト
嬉しいことに、ブルーのシートベルトが”F SPORT Performance”らしさを感じさせられます。(ただし、残念ながらフロントのみ)
こういうのはぜひ「IS500」にも採用してほしいですね。
▼ピラー、ルーフ素材、グリップ
こちらはノーマル仕様と同じでした。ルーフがウルトラスエードだったら萌えでしたが、流石にそれはなかったですね。
でも1180万円するんだからもう少し内装素材のクオリティを上げてくれても良いように思います。
▼リヤシート
リヤシートに関しては全面ウルトラスエードで高品質なものの、ブルーのステッチがごく一部に入るだけで全体的にはブラックで落ち着いた感じです。
残念なのはリヤのシートベルトは通常のブラックで、フロントシートに採用されたブルーではないことです。
さて、この「RZ450e」ですが、から2月19日(月)まで全国のレクサス店にて抽選申し込み中。
現時点ではそれほどの台数は集まっていないようですが、現物を見るとかなりいい感じなので、今後応募が増えるかもしれませんね。
写真で見るよりも、実車は「カーボンパーツ」の使用部位が非常に多くて、「1180万円」は、マットホワイトのボディカラーも含めると、「納得」という感じがします。
将来的に、「ステアバイワイヤ」へのアップグレードサービスや、「12.3インチフル液晶メーター」への換装サービスがあれば、注文する!という方は結構いらっしゃるのではないかと思うのですが、これらは2024年〜2025年には実現しそうですからもう少し様子見・・・という方も多そうです。
とはいえ、実車を見ると欲しくなるので、ご興味の有る方は要チェックです!
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