https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/35290897.html
事前情報どおりのものもあればそうでないものもありましたが、「次世代レクサス」の幕開けを象徴する第1弾モデルとして、実用性のある普及価格帯の「NX」でこれだけの技術を導入するのはすばらしいことと思います。
詳細はレクサスの公式ニュースリリースやレクサスエンスージアスト等が詳しいので、まずはこちらで全貌を掴むことがおすすめです。
https://lexusenthusiast.com/2021/06/11/introducing-the-next-generation-lexus-nx-crossover/
以下、当方の視点でのポイントをまとめていきたいと思います。
[本記事は適宜アップデート予定]
■ボディサイズ(幅)は1865mmとついに1850mmを突破!
事前に情報をいただいていたとおり、全幅は「20mm」の拡大で1865mmとなり、駐車スペースに制限が出てくるケースが考えられます。
■パワートレーンは4種類、2.4Lターボ「NX350」はAWD専用車
新開発の2.4Lターボ(T24A-FTS)も予測通り「AWD」専用車として、新開発の「高トルク対応型Direct Shift 8速AT」と組み合わせて登場。NX250とは走りの差別化が図られている模様。
■「NX450h+」スペックは0-100m加速「約6秒」
EVでの走行可能距離は約36マイル(約57キロ)とそれほどでもなく、パワー寄りに振った模様。AWDのみの設定です。
なお、リチウムイオンバッテリーの総電力量は18.1kWhと、「RAV4 PHEV」と同スペックです。
■大口径ホイールは20インチも!
ホイールは18インチ、20インチを中心とした大口径化。ハブボルト締結構造を採用。
F SPORTは「ブラック」塗装仕上げの20インチホイール。
■ボディカラーは9種類と控えめ。専用色はなしの模様。
人気の「ソニッククロム」を設定するも、NX専用の新カラーはなしの模様です。
■F SPORTはカラードフェンダーモール
F SPORT仕様は、無塗装樹脂ではなく、スタイリッシュ塗装仕上げのフェンダーモールに置換されるようです。
■インテリアの構成ははおおむねリーク動画通り
NXでの最大のウィークポイントでしょうか?トヨタ・MIRAIなどとも類似したコクピットは従来のレクサスデザインとは大きく変わりました。
アナログクロックの廃止、CD/BDメディアスロットなども確認できません。
■豊富なインテリアカラー
市場によりカラーが異なると思われますが、現時点では以下のカラーが確認できます。F SPORT系のシートはUXやESなどと類似の形状ですね。
・リッチクリーム×ブラック
・ヘーゼル
・ダークローズ
・ブラック
・フレアレッド(F SPORT)
・ホワイト(F SPORT)
・ブラック(F SPORT)
■ドアトリムはオーナメントパネルあり
ドアトリムオーナメントは、すべて新開発。
前・後席ともに、ドアトリムに配置。現時点では以下のものが確認できます
・ドットパターンブラック[新タイプ]<標準グレード用?>
・アッシュ(墨ブラック)[新タイプ]
・ブラックプリズム?[新タイプ]<version.L用?>
・ダークグラファイトアルミニウム?[新タイプ]<F SPORT用>
アートウッド系のインテリパネル「ブラックプリズム」はとてもいい感じです!これは"version.L"専用品かな?
■新意匠ステアリングは「タッチトレーサーオペレーション」採用でHUDと連動
物理スイッチではなく、予想通り「タッチトレーサー式」が採用され、ヘッドアップディスプレイとの連動式のようです。
かつての「HS」に続き、レクサスでは久々の採用となります。
■レクサスクライメイトコンシェルジュは3ゾーン対応か?
NXクラスの車格では、通常空調機能は「運転席+助手席」の2ゾーンですが、後席の空調機能を追加した「3ゾーン」と進化するようです。
■センターコンソールは新世代。高品質なクリアブラック塗装
電子式の新意匠シフトレバー(シフトバイワイヤ)に電動パーキングブレーキ、ブレーキホールド、そして塗装仕上げのパネルで高品質化。このあたりのデザインもレクサスとしては賛否分かれるところでしょうか。
PHVモデル(NX450h+)はハイブリッドシステムの切り替えスイッチが設定されているのが確認できます。
■14インチタッチワイドディスプレイ
ついに姿を見せた、14インチ式のディスプレイ。「9.8インチ仕様」もあるようですが、日本では非採用でしょうか?
■マルチカラーのアンビエントライト!
14色の基本カラーに加え、64色のマルチカラーを採用。
インテリアのイルミネーション部分も公開。輸入車に比べると控え目ではありますが、輝度などは進化。
■レクサス初、e-ラッチシステム
噂の装備がなんと実現に・・・電子式ドアハンドルを採用、ブラインドスポットモニターと連動し、降車時の衝突を未然予防!(セーフイグジットアシスト)
さりげなく、パワーウィンドウスイッチにもサテンメッキの加飾付き。
インナー
アウター
■Lexus Safety System+「3.0」の採用!
新採用「プロアクティブドライビング・アシスト」をレクサス初採用!
詳細不明ですが、歩行者の飛び出しなどのリスクを先読みする機能を搭載しているとのこと。
その他、既存の各機能もアップデートされています(縁石、ガードレール、パイロン等の物体も検知する仕組みなど)
また前述の「eラッチ」と連動した、「セーフイグジッドアシスト[SEA]」を搭載。
また、従来「LS」の「Lexus Safety System+A」でのみ採用されていた、以下の機能を搭載!
・レーンチェンジアシスト[LCA)
・フロントクロストラフィックアラート[FCTA]
■アダプティブハイビームシステム搭載、ブレードスキャン式は不採用?
Lexus Safety System+がアップデートしたのと反面、ヘッドランプ機能の進化はなし?
新型LS、RX、ESに搭載のブレードスキャン式AHSはコストの問題か不採用となった模様です。
ヘッドライトは「単眼」、「三眼」、「AHS付き三眼」の3タイプある模様。
しかし、AHSの解説画像にはブレードスキャン式と類似の画像が・・・
これは、ブレードスキャン式ではない従来方式でも照射範囲を切り替えることができる低コスト型の新AHSを開発したということなのでしょうか?
■新型ヘッドアップディスプレイ(3モード切り替え式)
ヘッドアップディスプレイを刷新。ただし、事前に噂のあった「AR対応」は見送られた模様、「RX」への搭載に期待です。
表示面積は10インチ程度とそれほどの大型ではないようですが・・・
モード切替機能で表示内容が変更できる(らしい)のには期待大!
■マークレビンソンオーディオ用 高品質スピーカーグリル
LSで採用された、高品質なスピーカーグリルを「NX」で採用。
周辺のオーナメントパネルと相まって高品質感を感じさせます。これは嬉しいですね!
■パノラマルーフ採用
開閉機構の有無は不明(チルト機能はある模様)調光機能は不採用の模様。
■デジタルインナーミラー採用
高精細なデジタルインナーミラーを採用。LSや新型ESに搭載されるものと同系でしょうか?
■ソフトウェア更新「OTA」搭載!
なんと、オンラインアップデート機能である「OTA機能」を搭載!
スピードメーター内部の表示内容や新機能の追加もあるとのことでかなり期待が持てます!
■Apple Car Play無線対応!(AndroidAutoは非対応)
従来有線式でしたが、まだ珍しい「無線式」に対応で、ワイヤレス充電機能(Qi)と組み合わせて、活用が広がりそうです。
なお、日本市場では「AndroidAuto」の無線式は非対応の模様(そのうちOTAでアップデートされる?)
■スマーフォン「デジタルキー」採用
ついに、スマートフォンが鍵代わりになる「デジタルキー」に対応!
デジタルキーは「7人」分の登録ができるようで、さらにパーソナライズ設定ができるので、シートやステアリング、ナビゲーションの設定なども記録できるようですね。
■スマートフォン「サモン」機能採用
従来のAdvanced Park機能を拡張し、遠隔操舵での並列・縦列駐車および出庫作業が可能に。
トヨタ陣営がこれを投入するとは・・・すごい!
まだまだかなりの情報がありそうですが、随時更新していきたいと思います。
内外装のデザインは好みが分かれると思いますが、フルモデルチェンジでここまで刷新された車種はレクサス開業以来初と思います。これがフラッグシップのLS/LC/LXではなく、「NX」で実現したこと、これは大きな意義があると感じます。
詳細な日本仕様、国内販売スケジュールなど楽しみで仕方ありませんね!
https://lexus.jp/brand/digital-wp/new-nx/
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