2021年01月30日
レクサスLS「イーサネット」搭載で新型「NX」も大幅に進化?
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/05058/
![th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_67cc.jpg](https://namaxchang.up.seesaa.net/image/th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_67cc-82f5a-thumbnail2.jpg)
当方はまったくこの分野に明るくありませんが、「クルマの中のECU(電子制御ユニット)」と「電装品(カメラ、センサー、ナビ、通信機器等)」をつなぐためのネットワークが、長年使用されてきた従来の「CAN」から「Ethernet」になることで大幅に処理速度が向上するようです。
もし「LS(Advanced Drive搭載車)」に搭載されると、トヨタ/レクサス陣営では「初」とのこと。
日本車では、2例目ということで、すでにニッサン「新型スカイライン(プロパイロット2.0搭載車)」に搭載されているそうです。
![th_スクリーンショット 2021-01-15 19.02.19.jpg](https://namaxchang.up.seesaa.net/image/th_E382B9E382AFE383AAE383BCE383B3E382B7E383A7E38383E38388202021-01-152019.02.19-thumbnail2.jpg)
新型スカイラインには、「3D高精度地図データ」を搭載しているほか、7個のセンサー、5個のレーダー、12個のソナーを搭載して、これらの解析データを高速度で処理・伝送し、「ハンズオフ」などの車両の制御に生かしていることから、車内の「高速通信」が必要ということのようです。
http://www2.nissan.co.jp/SP/SKYLINE/PROPILOT2/
・・・となると、今後トヨタ/レクサスの 「Advanced Drive搭載車」に関しても、既存モデルと異なり、ナビゲーションシステムに収録されている地図自体も大幅に情報量が増加しているのかもしれませんね。
![th_th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_67e5.jpg](https://namaxchang.up.seesaa.net/image/th_th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_67e5-thumbnail2.jpg)
車内だけでなく、車外のクラウド・ネットワークを通じて情報を送受信することが今後の「電動化時代」では必須ということなので、今後のレクサス車のフルモデルチェンジにあわせ、「Ethenet」が搭載されていくのは確実なのでしょうね。
なお、「Ethenet」を採用することにより、従来の「CAN」通信と比べ、「ケーブル量」が低減し、車両の重量の削減にもつながる(ケーブル量の削減によりコストも低減?)という副次的なメリットもあるようです。
ということで、新デザイン面や新プラットホームに移行した「レクサスLC」からのモデルを「第3世代」と定義するのであれば、このイーサネットを搭載したモデルは外見はあまりかわらないかもしれないが、実質的には「第4世代」のモデルといえるのかもしれません。
![th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_66cc.jpg](https://namaxchang.up.seesaa.net/image/th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_66cc-thumbnail2.jpg)
なお、先日スパイショットで目撃された新型「NX」に関して、Lexus Safety System+ の構成部品の一つである「カメラ」の形状が変更になっているようです。(フロントガラス上部の「台形」のようなエリアに注目!)
![スクリーンショット 2021-01-15 18.33.59.png](https://namaxchang.up.seesaa.net/image/E382B9E382AFE383AAE383BCE383B3E382B7E383A7E38383E38388202021-01-152018.33.59-thumbnail2.png)
現行の「NX」は以下の通り。
フロントガラス上部の「台形」のエリアが、スパイショットのものよりも大幅に狭いことがわかります。
![スクリーンショット 2021-01-15 18.32.11.png](https://namaxchang.up.seesaa.net/image/E382B9E382AFE383AAE383BCE383B3E382B7E383A7E38383E38388202021-01-152018.32.11-thumbnail2.png)
ちなみに、現行の「LS」は以下の通り。
「Lexus Safety System+A」を搭載しており、「ステレオカメラ」のため、「台形」のエリアが2つあることに気づきます。
![スクリーンショット 2021-01-15 18.33.11.png](https://namaxchang.up.seesaa.net/image/E382B9E382AFE383AAE383BCE383B3E382B7E383A7E38383E38388202021-01-152018.33.11-thumbnail2.png)
このことから、新型「NX」では、先進安全装備の「Lexus Safety System+」のさらなる進化もしくは、LEXUS Teammate「Advanced Drive」の簡易版の搭載・・・というように、ADAS技術(先進運転支援システム)に関しても、現行モデルよりも大幅に「進化」をしていることが確実です。
なお、現状の情報からは、LSのような「ステレオカメラ」ではないこともわかります。
しかし、カメラに関しては何らかの変更がありそうですし、たとえばよりカメラの精度が画像解析能力が高い新型のカメラや高性能なECUを搭載しているのであれば、それを効率よく処理するため、2021年発売予定の「LS(Advanced Drive搭載版)」に続き、新型「NX」でも、「イーサネット」を搭載している可能性も考えられます。
そうなると、新型「NX」はデザインやパワートレーン、プラットフォームといった「外面」や「骨格」だけでなく、目に見えない「内面」についても進化したものになるといえそうです。
![2022-lexus-nx-front-spy-photo.jpg](https://namaxchang.up.seesaa.net/image/2022-lexus-nx-front-spy-photo-thumbnail2.jpg)
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10505876
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。