NXは2017年9月にマイナーチェンジを実施、「先進安全装備”LSS+”(Lexus Safety System+)を標準装備するとともに、アダプティブハイビームシステム(AHS)を取り入れましたが、その後もレクサスの中でも珍しく、2019年4月の年次改良でハードウェアの換装を伴う、”LSS+"のアップデートを行った数少ない車種です。
・昼間の自転車運転者や夜間の歩行者も検知可能な「プリクラッシュセーフティ」のレベルアップ
・車線内中央を走行できるよう操舵を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」
・カメラで主要な道路標識を読み取り、メーターとヘッドアップディスプレイ内に表示する「ロードサインアシスト(RSA)」
・先行車の発進をメーターとヘッドアップディスプレイ内での表示とブザーで知らせる「先行車発進告知機能(TMN)」
レクサスCT、IS、RC、GS、LX、LC、RCF、GSFについてはこのレベルアップは2020年5月時点で未だに行われていませんから、NXの優遇ぶりがわかります。
また、コーナリング時のアンダーステアを抑制する「アクティブコーナリングアシスト(ACA)」を標準装備。
内装においても新カラーを取り入れるなど、積極的な改良を施しています。
NXのデビューは2014年で、2017年にマイナーチェンジを実施し、すでに商品としては熟成されており、2021年のフルモデルチェンジに向け、残す改良点はかなり限られるものと思われますが、2021年モデルにおいては、日々の駐停車において有用な「パーキングサポートブレーキ」(インテリジェントクリアランスソナー)が標準装備される見込みです。(税込み:28,600円)
比較的安価で装着率が高いオプションですが、標準装備とオプションでは意味合いが異なりますので、今回の標準化は、さらに安全でぶつかりにくい車に向けた良い改良と思います。
また、2019年8月、RXマイナーチェンジで導入が開始された、「Apple Car Play/AndroidAuto/SmartDeviceLink」への対応も実施される見込み。こういった動きを見ると「売れる」車への対応は実に素早いですね。
これらの装備のアップデートに伴い、価格はおそらく数万円(2〜3万円前後)価格アップすることが見込まれます。
また、NX300“Bronze Edition”に代わり、NX300,NX300hともに、「特別仕様車」が投入される見込みです。
「新型ハリアー」や「RAV4(PHV)」との競合や、NXシリーズ自体がモデル末期に差し掛かり、販売促進の面が強いと思われますが、今年のレクサスは特別仕様車が満載となりそうです。
装備詳細は不明ですが、今までのNXの特別仕様車を見る限り、「I Package」ベースでお買い得感の強い内容となることが期待されます。
夏ですので、爽やかな「ブルー色」の差し色がはいった内装や、シートには夏場のムレ感を低減する「ベンチレーション機能」が含まれることが期待されます。
なお、コロナウイルス感染症を契機として、とにかく新車が売れないこの時期ですが、実用性の高いSUV車の中古車市場については「車の買取価格が上昇している」との情報がSNS上でちらほら報告されています。(正式なニュースリリースは出ていませんが、工場の稼働率の問題で、納期遅延が発生しているのかもしれません。)
レクサスのSUVモデル(LX、RX、NX、UX)においてはもともとリセールバリューが高いことで知られていますが、買取価格がどれほどの水準にあるのか確かめてみるのも良いかもしれませんね。(緊急事態宣言開けたら当方もやります!価格下落を直視するのは怖いですが・・・)
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