2016年04月21日
紫外線アレルギーの原因症状と治療法
ゴールデンウィーク頃から夏にかけては特に紫外線が気になるシーズンとなります。燦々と降り注ぐ太陽光からの紫外線を避けるため、つば広の帽子をかぶったり、日傘をさしたり、また、UVカットの化粧品を使用したりと紫外線対策が必要になってきます。美容と健康の大敵として非常に恐ろしい紫外線なのですが、「紫外線アレルギー」という症状を引き起こす可能性もあります。
そこでここでは「紫外線アレルギー」の症状と対策を紹介してまいります。
まずはこちらから↓
【紫外線が与える悪影響】
紫外線が与える代表的なものには
1. シミ
2. ソバカス
3. 肌が黒くなる
4. 保湿機能の低下
5. しわたるみ・肌の老化
などがあります。
つまり、紫外線の悪影響というのは「皮膚に与える影響」なのです。
では
【紫外線アレルギーって何?】
それは、太陽光を浴びることで湿疹や腫れができ、かゆみを感じてしまうようになる症状のことを指します。厄介なことに、この紫外線アレルギーを完全に治すことは難しいと言われています。そのため出来ることと言えば、「症状の軽減させるための治療」と「予防」になります。
とその前に、こちらを確認しておきましょう。
【紫外線アレルギーの原因】
原因は大きく分けて2つあります。
@ 内因性
紫外線を浴び続け、紫外線に対する許容量を超えることで紫外線アレルギーが発症します。この抗体量は人によって異なり、少量で発症する人もいるようです。特に気をつけてほしいのは女性の皆さんです!男性よりも女性の方が白血球が少ないため、紫外線アレルギーになりやすいとされています。
A 外因性
服用薬や日焼け止めなどが原因で同症状を引き起こす場合があります。。また、薬を飲んだり日焼け止めを塗った後にちょっと紫外線を浴びただけでも発症することがあります。
【紫外線アレルギーとみられる症状】
・皮膚に現れるもの:赤くなる(発赤)、発疹(じんましん、みずぶくれ、丘疹)、腫れ、かぶれ
・目に現れるもの:目の充血、涙が出る、異物感がある
・全身に現れる症状:頭痛、発熱、吐き気
【紫外線アレルギーかな?と思ったら】
まずは皮膚科に行き、検査をしてもらいましょう!あなたの症状は「紫外線アレルギー」かもしれませんし、他に原因があるかもしれません。皮膚に症状が表れるのはいろいろな原因があり、紫外線が原因かどうかは素人ではわかりません。ただし、くれぐれも自力で治そうとはせず、病院で検査してもらうことから始めましょう!
【病院の検査と治療】
《検査》
大学病院や皮膚専門医で光線過敏症テストという検査が受けられます。検査内容は、「UVA光線」や「UVB光線」という特殊な光線を背中やお腹などに浴びせるものです。これで異常が見られた場合は、血液検査やパッチテストなどを行い、本当にアレルギーによるものなのか、段階に分けて結果を出します。
《治療》
残念ながら、紫外線アレルギーを治す根本的な治療薬はまだ見つかっていません。そのため、極力紫外線を浴びないように自分で気をつけるしかないのです。ただ、もし紫外線アレルギーと診断された場合、軽度なら非ステロイドの塗り薬を、ひどくなるとステロイドの塗り薬を処方されることがあります。また、内部からのアレルギー反応を抑えるために、飲み薬を出すところもあります。
【予防策】
具体的な紫外線対策は次の5つになります。
1. UVカット機能のついた長袖を着る
2. UVカット効果のある眼鏡やサングラスをつける
3. UVカットフィルムを窓に貼る
4. UVカット機能のついたカーテンを取りつける
5. 規則正しい生活で免疫力を高める
【まとめ】
紫外線から身を守ろう!
紫外線アレルギーかもと異変を感じたら、すぐに病院に行くこと。
そして、自ら体を守るという意識を持つこと、これがとても大切です。
例えば、医師から紫外線アレルギーと診断され、病院から塗り薬や飲み薬を処方されたとしましょう。
薬をもらえたことに安心をして、半袖のシャツで日傘もささずに外出。
夜遅く寝て、食事は栄養の偏ったものばかり。
そんな生活を続ければ、ますます病状が悪化することは間違いありません。せっかくもらった薬が、無意味なものに変わってしまいます。
セルフケアにも注意してトータルでの改善を目指しましょう。
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