簡単に自分の意見をコメントできるようになってきているからこそ
言葉の使い方の重要性も高まってきているようにも感じます。
「言葉とは刃物なんだ。使い方を間違えると厄介な凶器になる。
言葉のすれ違いで一生の友達を失うこともある。
1度すれ違ったら二度と会えなくなっちまうかもしれないんだ」
名探偵コナンの主人公のコナン君の言葉を
斉藤孝さんの「大人の読解力を鍛える」の中で
ご紹介されていましたので、引用させていただきました。
言葉の使い方に悪意がなかったとしても
匿名で自分も相手も見えないのだから
何をいっても良いだろう、という軽い気持ちが
大きな問題を引き起こすこともあります。
第三者がみたらどう思うのだろうか、感じるのだろうか、といった
他者の気持ちを持つことの大切さもありますが
その前提として、言葉に絶対的な意味があるのではなく
言葉と言葉の文脈の中から繋がりがあって
そこに相手の真意をくみ取る気持ちが大切であると思えるものです。
相手に自分の想いを言葉に変えて伝えることは
良い意味でも悪い意味でも
お互いの人生を変えていくことになる。
言葉を選ぶ時にも、相手の存在が目の前に見えなくても
言葉の裏側にはつねに人がいるという意識を持つことが
言葉の取り扱いのモラルとして
とくに重要なことだと感じるところです。
新品価格 |
わかったつもり〜読解力がつかない本当の原因〜 (光文社新書) 新品価格 |
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image