どれだけ目の前のことを頑張っていても、理想とするベクトルの向きがバラバラになってしまうと自分自身を見失ってしまいます。
前に2歩進んだとしても、後ろに1歩戻ったら、結果的に1歩しか進めないものですよね。
手当たり次第に足取りを進めても、上手くいかない場合には、俯瞰して見つめ直してみたいところです。
ここで、どんな自分でありたいのか、という点で見つめ直してみるには、抽象志向は欠かせません。
最初に全体のイメージがあって、何に手をつけたほうが良いのか、も見えてきます。
本来やるべきことが出来ないのは、全体像を見失っているから、と見ることもできますね。。
文豪のゲーテは｢巨匠は制限のうちにおいてのみ現われる｣と語っています。
人生の方向性を確かめるにも、いったん問題をシンプルに捉え直してみたいところです。
マインドのありかたを見失いそうな時にこそ、立ち返るものがあれば、次の方向性に向かうきっかけも見えてきます。
人生が望んでいない方向に向かわない為にも、安易な選択に走らないように、人生を変える為の”問い”を大切にしていきましょう。
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