いわゆる思考が整理されている状態ではなく
頭がカオス(混沌)としているときに
そこで化学結合が生まれることによって、ヒラメキが起こることもあります。
そこで普段の思考の中でも、頭の中で物事の整理している時と
思考錯誤をしていて知識を有機的に結びつけているプロセスに分けることで
その使い分けに必要な思考のスイッチが大切であることが見えてきます。
例えば、プレゼンテーションなどで
相手に対して順序立てて論理的に説明が必要なときには
前者の頭の中を整理するという思考状態であることが望まれます。
思考錯誤をしている状態で相手に何かを伝えようとしても
整理されていない思考回路がそのまま伝わってしまうことで
相手に適切にポイントを伝えることは難しいでしょう。
それに対して、新しいアイデアや発想を試行錯誤しているときには
逆に思考を整理しようとすることで、知識同士の結びつきを止めてしまうこともなります。
こちらでは思考に制限をかけずに
知識や可能性にも広がりを持たせていくイメージがあることで
情報の広がりを感じる事が出来ます。
ここで思考にも具体と抽象の行き来が大切だとされるのは
どの視点で問題意識をフォーカスさせるのかによって、スイッチを切り替えるためにあります。
抽象的な視点で伝えようとするほど
相手にも曖昧性を持たせてその意図が伝わるのに対して
具体的に伝えることで、相手にピンポイントにそのメッセージを伝えることが出来ます。
問題意識を広げるときには抽象的に、問題を絞り込むためには具体的に、といったかたちで
最初はその棲み分けを意識するのが望まれます。
そこで発想のきっかけとなるところで
具体と抽象のどちらに自分の視点が寄っているのか、を意識してみることから
視野が広がるきっかけとなる気付きも得られるはずです!
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