父親、母親、兄弟、親戚、、といったように、血縁関係の繋がりから身近な存在が浮かんできたかもしれません。
どんな存在が身近な存在なのか、という点では、自分にとって身近な人とそれ以外の人たち、といったかたちで分けているかもしれませんね。
自分の周囲にいてくれる人にどれだけ信頼感を持つことが出来るのか、という点でも家族関係を中心に捉えているところもあるかと思います。
実際に集団生活が繁栄をもたらしてきたのも、家族関係という安心感がベースにあるからこそ、とも言えます。
イスラエルの研究者、ユヴァル・ノア・ハラリによると、人類が繁栄してきた大きな理由の1つに「架空の親族関係」にあると指摘しています。
大昔のホモサピエンスが、種として繁栄をきわめた理由は、たがいの合意のうえで作ったストーリーによって、親族の定義を広げたことにある。
会社やチーム、コミュニティといった存在も、こうした「架空の親族関係」によって、ほかの生物種には不可能な規模での協力関係が可能になった。
それこそが、人類が種として繁栄した秘訣だった。
人と人の繋がりという点でも、実際には自分の所属するコミュニティに対しても、家族のような安心感を感じるものがあれば、学生からの友人にも同じような感情を持つこともあります。
今は遠く離れたところにいる存在でも、傍にいる人が大切な存在というわけではなく、精神的な距離感が大きな意味を持ちますよね。
自分にとって身近な存在だと感じさせる人には、そこに接点があるからこそ、親近感も生まれてくるもの。
関係性や結びつきの強さとなる縁起の関係が、自分にとって身近な存在だと感じさせることになります。
幸福感を作り上げているのも、人の縁起のネットワークから見れば、身近なところにどんな人がいるのか、によって変わっていくことになります。
自分にとって身近な人の存在となる感情が、自分自身のあり方を作り出していると見ることで、関係性から見つめなおしてみたいものです。
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