バツイチになって、むしろ幸せになった私の日記

こんにちは。まめぽよです

思い出です。

旦那から電話がありました。


「明後日の新聞に載るから、これが最後の電話です」


また「これが最後の電話」です

今までにどれだけの「最後」があったことか

でも今回は「明後日の新聞に載るから」という言葉がついています

そうです

「最後」とは、自殺することを前提とした「最期」のことだったのです

「最期に子ども達と話がしたい」と言うのですが、冗談じゃありません

これから死のうと思っている父親と会話させて、仮に本当にそのあと自殺でもされたら、子どもたちの心にどんなトラウマが残るでしょうか


「最後だから」

「一言でいいから」

「これから死ぬ」

「今から死ぬ」


そんな言葉ばかりを、泣きながら延々と語られました

それはまるで、呪文のようでもあり、脅迫のようでもありました

こちらが何を言っても全く会話にならないので、私もついに声を荒げ、号泣してしまいました

私のそばで母が、「もう電話を切りなさい」と言ったのですが、

（電話を切ったら、すぐ自殺するかもしれない）

そう思って、怖くて電話を切れなかったんです


・・・でもね、さすがに１時間も「今すぐ死ぬ」を言われたら、「いい加減にして！」と叫びたくなりますよね

ていうか、叫びました

もう我慢の限界です


「そんなに死にたかったら、死ねばいいでしょ！　もう電話しないで！」


そう言って、私は電話を一方的に切ってしまったのです





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