兵庫県姫路市農林水産環境局で係長として勤務する57歳の男性職員が、複数の業者の見積もりが必要な公共工事の発注を巡って業者に便宜を図ったとして、停職6カ月の懲戒処分となりました
兵庫県姫路市農林水産環境局の係長は、観光スポーツ局に在籍していた時期に、2018年以降に行われた公共工事の相見積もりを取る際に、特定の業者に競争相手となる業者を選ばせた疑いがもたれています。
不正があった公共工事は、複数の業者による見積もりが必要な130万円未満の案件で、農林水産環境局の係長は随意契約を悪用して業者を選ぶことができました。
2023年9月に係長の後任の職員から情報提供があり、姫路市が調査を進めたことで係長の不正が発覚しました。
この係長は、取引のあった業者から、2022年までに少なくとも4回以上にわたって、酒類の提供を受けていた疑いがもたれています。
他にも、2021年に別の業者から自宅のブロック塀の一部を撤去する工事を無償で受けていました。
公共と随意契約は不正の温床でしょう
公金が流れる案件に関しては、随契を完全に撤廃するべきです
役人がどのように詭弁を弄しようとも、随契を正当化することはできません
公務員が随契を容認した時点で、公共の公正を損なったとして懲戒処分を科してもよいくらいです
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