Matzocoatl「毒蛇だって知ってただろ？」

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三谷幸喜監督作品、映画「ザ・マジックアワー」を観た感想。



佐藤浩市主演のコメディ映画。


マフィア「天塩商会」の愛人に手を出したのがバレ、

殺されそうになった時にとっさにマフィアが探している

殺し屋「デラ富樫」を知っていると嘘をついてしまう。

全く情報のないデラ富樫を見つけられず時間が過ぎ、

売れない役者をデラ富樫に仕立てる事を思いつくが・・・。

という話。



笑った。

多分、初めて劇場で同じ映画を2度観たのがこの映画だった。

声を出して笑ってしまった。




本当は「ランボー 最後の戦場」 を観るつもりで映画館に行ったが、

スケジュールが合わずにこの映画を観る事になった。


そんな感じでなんとなく観はじめたんだけど、本当に笑った。

都合良すぎな展開とか批判される方も多い映画だが、

個人的には全然楽しかった。

三谷幸喜作品は好き嫌い分かれると思うけど、

無茶苦茶だけどこういう人と割り切れば面白い。


佐藤浩市は良い役者だね。

どちらかというとカッコいい役の時よりも、

ちょっと間が抜けてる演技が良い気がする。


最近はちょっと出すぎだって言われているが、

役に合うなら出ても良いんじゃないかと。



それにしても三谷幸喜監督の映画は、

カメオ出演する俳優は多いよね。

こんな人がこんなけのためにって結構いる。

人徳なのかな。



やっぱり最初のボスに佐藤浩市が会うところかな。

面白い、そんな展開になるはずないけど面白いから良い。


ただピアノが弾けないかテレビで泣いてるイメージが強すぎて、

西田敏行のボスがあんまり恐くない…ってのはあった。

まあこういう人ほど怒ったら怖そうだけど。


綾瀬はるかがあんまり活躍してないとか、

デラ富樫はスナイパーなのにとか、文句がない訳じゃないが、

最後まで寺島進が面白いからいいや。


今回の映画の演出はテンポが良くて見やすかった。

奥の深い話ではないが、

気軽に楽しく観たい映画を作るのは向いてると思う。

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