Matzocoatl「毒蛇だって知ってただろ？」

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カルロ・ローラ監督作品、映画「ロスト・コード」を観た感想。



※関連動画が見つからなかったため、関係無い動画が表示されています…。



この映画もうちのオカンがパッケージを観てレンタルDVDを借りてきた作品。

確かに、トランスフォーマーやアルバトロスという表示（いわゆるB級映画レーベル表示）ではなかったが…。

映画と書いてますが実はドイツの「テレビドラマ」だったそうです。


父が毒殺された事を知らされベルリンにきたマヌエル。

その事件の真相をさぐる中、父を殺した女の孫に出会う。

不可解な死に疑問をもつ2人が事件を調べていくと、

ある秘密に辿り着き・・・。

という話。



取りあえず、現在Amazonで調べても販売DVDは出てこないので、

現状はレンタルのみで観られるタイトルの様です。


原作は欧米では500万部を超えるベストセラーになったとの事だが、

この映画（テレビドラマだが）を観ても全然面白さが分からない…。


いやぁ・・・面白くない。



「シーザーの暗号」 、それ自体は別に謎解きの1つで良いんだけど、

特に話の後半、謎が解かれてからの着地の微妙さ。

なんじゃこりゃ・・・。


テレビドラマなので画質とかセットとかのレベルが低いのは仕方がない。

低いとは言っても日本のテレビドラマに比べれば大したものだけど。

ただ、90分しか尺がないのに長く感じるほど退屈・・・。


あの女性が車に轢かれたあとのショットとかセンスを疑うカット割り。

そこだけ浮いてますが・・・。

と言うような作りとしてもダメなところが色々目につく。


結局、話の推進力が中盤まで一応は「謎解き」で保たれていたが、

それが解決された後半の蛇足感というか、どうでも良い展開。


特に構成として主人公達に感情移入できる様に作って無いので、

観てる人にとっては「私は探し続ける」とか言われても、

「そうですか・・・」としか思えない。


そんなけ売れた原作なので、

ちゃんと原作の本を読んだら理解できて良い作品なのかもしれないが、

この映画だけ観ても多分、原作には興味がでないと思う。


とりあえず「どこが見せたかったのか？」だけハッキリして欲しい。

燃やすところなの？

いなくなったところなの？




…という記事を移動元のブログに当時書きまして、

この記事に初めてコメントをいただきました、嬉しいです。

コメントも合わせて移動。

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投稿者：フランツさん


頭が悪い人

人生がまだ浅い（幼稚な）人

戦いの本質を知らない人


こう言う人には理解出来ない作品

カフカの本でも読んで脳を鍛えるしかないだろう

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という、実はブログの初コメントはお叱りでした。



う〜ん、原作を読んだら理解できるのだろうか。

少なくとも、この映画自体は面白くなかった、と感じた。

確かにどんな作品も、それぞれどう感じるかは違うので、

自分が好きな映画を、面白くない、と言われてたら、

嫌な気持ちにもなるとは思います…。


それも含めて、この映画は「こういうメッセージがある」とか、

「こういう見方をするともっと楽しめる」、という提案をいただけると嬉しいです。


映画の感想は自分と違う意見ほど聞いたときにハッとするので、

フランツさん、コメントありがとうございました。

ロスト・コード [レンタル落ち]