Matzocoatl「毒蛇だって知ってただろ？」

１つの事を極めるか、複数の技術を掛け合わせるか。

生き抜くにはどちらかしかないそうなので、

写真の技術を極める事を諦めた写真屋が映像を撮り始める事は自然な流れだと思う。


だがしかし、適当にやってるぐらいなら迷惑なので止めて欲しい。


テレビで流す映像素材を写真屋が撮ってきたのですが、

その撮ってきた素材が30Pなんですよ。

で、なんで30Pなんですか？って聞いたら、

「えっ、テレビってフレームレートって30fpsじゃないですか」って半笑いで返してきた。

あ、ダメだこりゃ。



ほとんどの人は知っている事だとは思うのだが、

確かにテレビのフレームレートは30fpsではある。

しかし日本ではインターレースという方式を採用しており、

正確には60i(59.97i)の映像なのです。

1フレームは奇数と偶数の2つフィールドで構成されていて、

30P（プログレッシブ）で撮影した映像とは根本的に違う。


そんな初歩の初歩も知らない奴がプロとしてお金を稼ぐってどうなのよ。

「本業は写真なんで、ヘヘッ…」みたいに言いやがったから余計にムカついた。

映像は片手間でも稼げるってか。


でもチラッとネットとかで見てみたら、

「テレビのフレームレートは30」って情報は確かに出てくる。

嘘ではないのだが、知らん人が見たら誤解する気はした。

もう1度書くが、フレームレートは30だが、

日本の放送はインターレース方式で60i(59.97i)だからね。

ちなみに地上波は1440×1080iなのでフルハイビジョンではないが、

大きいにこした事はないので撮影時はフルハイビジョンで基本的には構わない。



まあ、誰にでも間違いはあるので、今後改めてくれればいいのだが、

まず何よりも心構えがダメだよね、腐ってやがる。

プロってなんなん、お金稼ぐってなんだよと。


と、言っておきながら、

自分は録画メディアのCFカードを忘れたり、

過去に60iで撮影するところ30Pで撮影した事あるんですけどね。

人に厳しく、自分に温く…。


…反省。

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