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2017年06月15日

アマゾンプライムビデオで見つけた名作映画群その14:ブルース・ブラザース、俺たちに明日はない、サンセット大通り


アマゾンプライムビデオで、プライム会員は無料で見られる映画群で、なんとなく聞いたことがある名作映画を実際に見ることも多いのですが、名作だけにいくらでも感想が見つかり、あまり今更感想長々と書いてもしょうがないかと思い、迷作珍作群よりは簡潔に複数まとめてやることにしました。


アマゾンプライムビデオで見つけた名作映画群その13:パーフェクト・ワールド、アサルト13 要塞警察、二百三高地
https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/252/0

前回はこれです。

簡単に紹介してはいますが、2時間損した、と感じる人があんまりいないんじゃないか、という作品ばかりです。

アマゾンプライムビデオで見つけた名作映画群

このタグで、このシリーズが一覧できるようになっています。




s-_20170505_003400.jpg


・ブルース・ブラザーズ(原題:The Blues Brothers) 1980

s-_20170505_003245.jpg




原題ままです。

ブルース・ブラザースのブルースって、ジャンルとしてのブルースだろうとなんとなく思ってたのですが、苗字でした・・・

刑務所から出てきた男が、孤児院が固定資産税払えなくて潰されそうになってるのを知り、バンドで金を稼ごうとする感じの話です。

もうこれ名作だ名作だと言われてるのをウザいくらい聞かされてから見たので、その分差し引いたほうがいいのかもしれませんが・・・


個人的にはこの皆が躍り出す、みたいなノリがあんまり好きじゃなくて・・・

若い頃に見る映画なのかもしれません。


あと、個人的にすげーなと思ったのは、

・ジョン・リー・フッカーが路上で歌ってるシーン

・アレサ・フランクリンがレストラン内で歌い出すシーン

くらいだったんですよね。

昔ドラム叩いてたので、リズム優先なところがあります。

あと、踊りは全てないものとして考えるところがあります。



もうひとつ、常にオーバーキル気味な攻撃を仕掛けてくる女がいるんですが。

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シティハンター的な何かを感じて、80年代・90年代臭キツいなと思いました。

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正直このノリ今ではツラいですよね・・・


ベタなアホネオナチ集団と敵対するのも、正義ですよ感がなんか鬱陶しく感じる面もありました。


映画が素直に見られる時期はもう過ぎてしまったんですかね・・・
10代の頃に見たら面白かったのかも。


















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・俺たちに明日はない(原題:Bonnie and Clyde) 1967

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原題と全然違うけど、いい感じの邦題がついてた頃のものですね。

刑務所から出てきた男が、車を盗もうと品定めしてたら退屈してる女給にそそのかされ、エスカレートしていく感じの話です。

今だと職業差別とか言われそうな気もしますが・・・

なんか当時の女子の3K仕事みたいな扱いでしたよね、ウェイトレスって。

実話ベースなので、まあ大丈夫なのかな。

個人的には、髭の曲でボニー&クライドってのがありまして、

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それ聞いてから、いつか見ないとな・・・と思っていたんです。
髭自体は、アイゴン入ってからなんかおかしくなったような・・・


実際に見てみると・・・

自分の母親の車を物色している知らない男に惹かれますかね・・・

いきなり理解できない行動だらけで、正直ポカーンとするしかないです。

んで強盗を繰り返すのですが、途中で車の整備士が仲間になって多少安定するかと思ったらそんなこともなく・・・

俺がいくら若くてもこうはしねえわ、だらけの行動で、あんまり感情移入できないままラスト近くまで来てしまいました。


で、ラストがあまりにひどいので、多少かわいそうかなという状態で終了となりました。


ジジイが「無軌道な若者が・・・」とかサンデーモーニングとかで言ってるのはこのへんを指してるのかもしれませんが、オッサンの俺が若い頃でもやんねーわ、今の若い人ならもっとやんねーだろ、という感想しかありません。


当時としては新しいところのある映画だったのかもしれませんが、今となっては・・・という感じでしょうか。

ボニーもあんまり好きになれなかったな。
好きな女性像も、時代で変わってしまったんでしょうかね。











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・サンセット大通り(原題:Sunset Boulevard) 1950

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原題ままです。

売れない脚本家が借金取りに追われ、車で廃墟に逃げ込んだらそこは往年の大女優の家で、そこに隠れて脚本を共同執筆するようになるが・・・という感じの話です。

今までの上の2本、あまり期待したほどではなかったのですが、一番古い映画のこれに、一番やられてしまいました。

悲しいでしょう?っていう雰囲気を出す音楽とか一切ないんですが、ひたすら悲しいんですよね。

もう既に世間的に忘れられているのがわからない、物凄く愛されているのが分からない、若い男をつなぎとめておけないのがわからない、というほぼ狂人みたいな大女優なのですが、本人は至ってやる気まんまんなんですよね・・・

自分を逮捕しに来た警官を、劇場と勘違いし、脚本通りに演技する様は本当にヤバい人なんですけど、もう悲しいという感情しかありませんでした。

現状を認識できれば、かなり幸せな人だと思うんですけど・・・


私も言われたことはほとんど都合いい方に取りますので、行き過ぎるとこうなるな、と自戒しました。

こういう過去の栄光を忘れられない感情って普遍的なものなんですかね。
古い映画ですが、今見ても十分楽しめると思います。

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売れない脚本家役のウィリアム・ホールデン関連のサントラ集のようですが、本人が歌ってそうな曲が一曲だけあるな・・・
事故おこしてないといいですけど。




それなりに知られてる・聞いたことがあるタイトルには、それなりの理由があるんだなという感じです。
古い映画は、既に淘汰されて、ある程度良いものしか残っていないというのもあるんでしょうが・・・
どうしてもハズレ映画を掴みたくない、良いもの見ないと死ぬ、というときには、こういう名作リストから選ぶのもいいですね。

次は、 アマゾンプライムビデオで見つけた名作映画群その15:ミスティック・リバー、21グラム です。






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posted by hotrod at 19:25 | Comment(0) | 映画
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