アマゾンプライムビデオで見つけたヘンな映画その3:26世紀青年(原題:Idiocracy)
https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/156/0
前回はこれです。
アマゾンプライムビデオで見つけたヘンな映画
このタグで、このシリーズが一覧できるようになっています。
はじめに断言しておきます。
アマゾンが(Edited Version)ってわざわざ付けてるんだから、これはエロ映画でもピンク映画でもない!!!!!!!!!!!!!!!!!
違うよ。全然違うよ。
これは強く主張したいです。
プライム会員に入ってれば、無料で見られる映画群がありまして。
どう見ても日本人なんだけど、何故か英題になってるのがあって、なんだか気になったんですよね。
上映時間も39分・・・
一体何なんだろう、と興味がわいてきました。
タイトル訳すと、夜明けに鳴く牛、ってとこでしょうか。
今まで、あまり予告編見ずに本編見てきたので、ここは予告編見てみるかと軽い気持ちでクリックすると・・・
そこにはかなりヤバい光景が広がっていました。
牛舎で全裸の女が、四つん這いの姿勢で、「お義父さん、あたしのりこです。」
って言うんですが・・・
あまりに唐突なわけのわからないシーンで、反射的にホームボタンを押していました。
なんだったんだ今の?????????????
と、頭の中が???だらけになります。
とりあえず戻って、もう一回予告編を見ると・・・
じいさんがボケて、昔居た乳牛だと、その女性を思い込んでいるようなんです。
これはヤバいな・・・どこにも笑いはないし、誰もつっこまない本気のボケ+エロだ・・・との認識に至りました。
幸い家族などと見てはいない夜中だったので、これは見るべきだろうと本編の再生を始めました。
この画像でピンとくる強者もいるんでしょうね。
どうもこの映画、2003年のピンク映画のエロシーンカット版のようです。
監督は後藤大輔、この映画の前に、のぞき屋稼業、82ワニ分署、SASORI IN U.S.A.などを撮っているようです。
近年はあまり撮ってないようで・・・
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ちょっと原題っぽいのをググると、
・痴漢義父 息子の嫁と
・乳絞り
など、怪しい場末の映画館の上映中あるあるタイトルみたいなのが並びます。
J-POPとかで、なんでそこ英語にすんの?ってのはよくありますが、これは英語タイトルで薄まってよかったね、という稀有な例でした。
ピンク映画見に来たオッサンへのサービスシーンがカットされてるなら、それは逆に見やすくなってる、という見方もできます。
オッサンの欲望ドロッドロな感じのもいいですが、なんだか賢者モードだった私にはちょうどよかったのかな。
エロが邪魔臭いときもあるんですよね。
直接的なファックシーンがないだけで、すっぱだかのシーンはありますので、母親やお子様などの天敵は排除してから見ることをおすすめします。
女性なら、舅とかと見るとかなり危険度UPだと思います。いないと思いますけど。
予告編にあった、私の乳を搾って!というシーンもカットされています。
写真1枚目の、文字のバックにあるシーンもなかった気がするな・・・
導入部の山麓ぐるっと映すシーンとかで、割と持ってかれる感もあり・・・
あれ、これ腕のある監督なんだろうな、と予感させられるものがあります。
農村の風景とか、廃車のいい感じの朽ち方とか、開始何十秒かでこれはすげー人が撮ってるな、というのがわかります。
その何十秒かあとには、とてつもない衝撃シーンがやってきます。
オウーーーーーーーーン。
せつなかね、乳の出らんとは、せつなかね。
オウーーーーーーーーン。
まごうことなき人間二人の会話です。
これは笑うとこなのか?
自問自答してください。
この映画、九州弁ベースなので、親族に九州人でもいないとわからない言葉があるかもしれません。
せからしか=うるさい
ぼぼ=fxxk
くらいかな?これわかんない人多そうと思ったのは。
私は両親が九州人なのでわかりましたが・・・
両親もベタな九州弁話すのって、九州帰った時くらいなんですけど。
既に亡くなったじーちゃんばーちゃんが九州弁以外喋らない人だったので鍛えられました。
ボボ・ブラジルが九州ではヤバイ、という一般的な豆知識みたいなのは共通理解としてあるのかな?
子供の頃の都市伝説的な言われ方だったような気もします。
話としては、ボケた義父と、後家の愛と別れと言った感じでしょうか。
昔から、にっかつのロマンポルノとか、一定時間のエロシーンさえあれば、なんでも撮ってイイという、若手監督の登竜門でもあったわけですが、これを見ると、正直エロシーンいらないんじゃ・・・という気にさえなってきます。
そしてそんなとってつけたようなエロシーンを誘蛾灯として引き寄せられ、2000円くらい払ってしまうエロオッサンたちの哀愁も半端ないものを感じます。
とってつけた感のないエロシーンが撮れる神代監督みたいな特殊な例もありますが。
さすがに乳牛の乳を搾る作品だけあって、女優さんはかなりいい乳の持ち主です。
バツ&テリー風に言うと、あのスケいいパイオツしてやがるぜ、という感じです。
中古価格 |
麻木涼子さんという女優さんでした。
あんまりヤバイ画像はグーグル先生がカットしてるんで、大丈夫だと思います。
というか関係ない画像多過ぎかも。
考えようによっては、じーさんが完全にボケっぱなしだったほうが、幸せだったんじゃないかという気がします。
上映時間の7割くらいは乳牛扱いされ、それを受け入れられる愛情ってどれほどのもんなんだろ・・・
だいたい29歳の後家が、ボケかけた義父に惚れ込む、という設定自体が、かなり偏ったオッサンの定番エロファンタジーなんですが、偏りすぎた分見えてくるものもあるんだな、という感じです。
あと、土地の権利書って隠さないとヤバいな、と一切土地持ってない私でも思ってしまいました。
劇中のシビれるセリフ:牛小屋でぼぼしとっとだろ あんたたちゃド変態ばい
割とこの映画一言で言っちゃってない?という感じです。
村のプラプラしてる無職のセリフです。
さすがピンク男優、面目躍如のねちっこエロセリフやな・・・という感じです。
これ見に来た人には・・・
アマゾンプライムビデオで見た映画群 その27 カラテ・キル
https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/358/0
こちらもおすすめです。
次は、 アマゾンプライムビデオで見つけたヘンな映画その5:不屈の男 アンブロークン(原題:Unbroken: A World War II Story of Survival, Resilience, and Redemption) です。
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タグ:2003 アマゾンプライムビデオで見つけたヘンな映画 アマゾンプライム プライムビデオ EditedVersion 違うよ。全然違うよ。 ALonelyCowWeepsAtDawn 牛舎 お義父さん 乳牛 後藤大輔 のぞき屋稼業 82ワニ分署 痴漢義父息子の嫁と 乳絞り サービスシーン カット 九州弁 ボボ・ブラジル 後家 にっかつ バツ&テリー 麻木涼子 土地の権利書 感想
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