アスペ嫁と苦悩夫の奇妙な冒険

アスペ嫁やアスペ夫と関わっている皆さん。
毎日お疲れ様です。

アスペの配偶者に理解を求めたり、改善を求めても
おそらく焼け石に水でしょう。

アスペでなくても相手を変えることなど出来ないのです。
自分自身が受け止め方、物事の見方を変えることが
できるかどうかが、この問題の解決方法なのだと思います。

そして相手に出来ることは、訓練のみ。

アスペなどの自閉症スペクトラムの人たちは、
良く宇宙人であるとか、異文化の人とか、あるいは
差別的な言い方で言えば、キチガイとか呼ばれます。

毎日理解が出来ない行動、意思疎通が叶わない会話
これらが繰り返されると、お互いに精神をすり減らせることに
なります。

ただ、もう自分が上手くいかないことをアスペのパートナーの
せいだけにするのは卒業しなくてはいけないのかとも感じます。

だって、変わらないのですから。

世の中には、皮肉を言って、罵倒して、叱咤激励をして、
悔しくて這い上がってくる人たちもいますが、
アスペの人には無理なのです。

どんなにありがたい話をしても、怒り口調で話せば、
怒っていることしか伝わらない。
逆に優しく諭すように言えれば抜群なのですが、
日々の生活で精神をすり減らされていると実感している
人は、そんな冷静には話は出来ません。

よく子育ては怒らないで褒めた方が良いと言うでしょう？
アスペの人も脳の一部が子供の感性のままなんです。

子育てで、子供にどんなに素晴らしい言葉で100回怒っても、
子供は内容より、怒られたことしか頭に残りません。
怒られてばかりで、自己肯定感は低下、自尊心を失い、
我が子なのにもかかわらず、心が離れていきます。

酷い場合は、大人になってからもPTSDとして
残る人も意外と多いのです。

褒めた方が良いというのは、良くても悪くても
ありのままを受け止めると言うことなんでしょうが、
簡単ではありませんよね。

そう考えると、子育てとアスペへの対応って結構似ています。

子供は難しいことを教えて親の思うままにコントロールするのではなく、
「良いところも悪いところもあるけど、生きていてくれるだけでありがとう」
こういうのが無償の愛だそうです。

無償の愛は、人に与えるだけでもらう物ではないのです。

これだけ愛してあげたのだから、愛を返してよ！
というのは、条件付きの愛と言うやつなのです。

アスペ嫁にもこの無償の愛が与えられれば良いのですが、
私自身が未熟なため、こんなに尽くしているのだから、
私も愛して欲しいという気持ちがコントロールできずにいます。

その理由も少しずつ理解できてきました。


斎藤一人大宇宙エネルギー療法 無償の愛の奇跡の連発!