2017年07月06日
日本では知らされていない?!不妊治療で自閉症スペクトラムの子どもが産まれるリスクが2倍?
この本の中で一番衝撃的だったのは「顕微授精に代表される生殖補助医療によって生まれた子は、そうでない子に比べ、自閉症スペクトラム障害であるリスクが2倍である」という研究結果でした。
草薙:私が取材を進めていく中で、この記事を見つけたのですが、この研究結果は、2015年3月にアメリカの権威ある学術誌に掲載されて世界にショックを与えたものです。しかし、なぜか日本ではほとんど報道されていないのです。
その内容はコロンビア大学のピーター・ベアマン教授が行った研究で、もとになったデータはアメリカ疾病対策予防センターによる大規模な疫学調査です(※)。日本でニュースにならなかったのは不思議に思います。
引用元:J・SPA
不妊治療をがんばってしている家族からすると
驚きの内容です。不安でストレスが増してしまいそうな人は
読まない方が良いかもしれません。
ただ、自閉症スペクトラムという障害を知らずに
懸命に不妊治療を行った結果、自閉症スペクトラムの子どもが
産まれたとしてそれは残念なこともしくはリスクになるのでしょうか?
適切な対応や知識を身につければ訓練は可能です。
ただ世間一般的な育児マニュアルのような物は通用しにくいと
考えられるので、育てにくさやコミュニケーションのしにくさ
はどうしても課題になってしまいます。
あまりにも親のエゴが強すぎて我が子への理想像が
大きすぎれば大きすぎるほどそのギャップに苦しめられます。
事前にいろんな知識や情報があるということは賛否両論あると思います。
結局人間は毎日小さな事から大きな事までさまざまな選択をしています。
当然選ぶときは本人の主観が多いわけですが、自信がない場合は口コミを見たり
比較して自分にとってプラスな物を選択するでしょう。
しかし情報が多すぎると言うことはストレスにもなり得るのです。
スーパーで一番安い卵を選択するようなものであれば失敗をしても
たいした打撃になりません。
障害かもしれない子どもを産むという選択はそういう意味では
先入観や複雑な心理がそこに作用してきます。
産むか産まないというのはあくまでその人が判断することで
他人がとやかく言うことではありません。
しかし産んでも産まなくてもお腹の子どもが障害があると
わかったら、母親はなにかしら精神的にストレスをかけられる
事になるでしょう。
自閉症スペクトラムの人との生活は綺麗事ばかりではすまないことも多いです。
しかし障害児を産まない世の中より、受け入れられる社会になっていく必要性は
高まっている時代なのだろうと感じます。
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