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posted by fanblog

2017年06月18日

力加減がむずかしい!発達障害の強弱のコントロールの感覚も成長する

発達障害の子どもの中ではさまざまな感覚や価値観の相違があります。
価値観という物は頭の中だけでつくられるものですが、
感覚というものは五感を通じて周りと共有することも多いです。

我が子の場合は、アスペルガー受動型の嫁と同様に力加減や声の加減を
コントロールすることが非常にむずかしいようです。

■声の加減は時にトラブルに発展する


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音の感覚、いわゆる聴覚というものは正直こんなに個人差があるものとは
子どもができるまで考えたこともありませんでした。

私自身の価値観がものすごく狭かったということや、自分の感覚が
普通である。という考え以外はノイズにしか聞こえなかったからでしょう。

そんなことを意識しないで生活している人たちにとっては、やはり
自分の音の感覚が一番正しいと思いがちです。

発達障害の子どもの場合でなくても、脳が未発達の乳幼児では
声のコントロールは非常にむずかしいでしょう。公共の場でも
ギャーギャー泣きわめいたり、地団駄を踏んだり自分の主張を通そうと
大声を出しまくります。

発達障害の度合いにもよると思いますが、この感覚は決して成長しないわけではありません。
軽度な発達障害であれば徐々に学習して調整できるようにもなります。

その目安の1つが小学校入学になるでしょう。この年齢でコントロールが
うまくできない子は結構います。

■力加減をあやまると暴力に繋がる可能性アリ
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大人からすると簡単に力を調整しているようでも
子どもにとっては加減がむずかしいものでもあります。

我が子の場合は、まったく悪気も嫌がらせをする気もないのに、
赤ちゃんのように、見たことがなかった物をみると(新しい物など)
つい手で触りたくなってしまうのです。

発達障害ではあるあるな小学校ネタですが、
「僕はただちょっと触りたかっただけ」という動機。

相手からすると、
「急に手を出してきてしかも乱暴にとった!」という被害者意識。

細かいことで言えばこんなことが毎日のように起こっています。

本人はちょっと触りたい衝動を抑えられず手を出しただけで
何も悪くないと思っているので、仮にここで叱られるともの凄く
不服な顔をします。

・悪いことをしていないのに意味もわからず怒られる

・不服で嫌な思いはするが、理由は納得できないのであやまれない

・周囲から人の物を壊す人、乱暴な人というレッテルを貼られる

・下手すると先生まで敵に回る

・自分は駄目な奴だと自己肯定感を下げる

・家に帰っても両親から怒鳴られる

・言葉ではうまく反論できず自尊心が低下


こんな感じで被害者意識が高くなったり、怒りっぽくなったり
ということがあり得ます。

本当にむずかしいと思うのは、本人は適度な力で適切な
行動をしていると思っていることです。

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「それは強すぎでしょ!」
「ちゃんと確認してから!」


ついついおやならそう言ってしまうところですが、
こんなあいまいなアプローチではまったく発達障害の子には
わからないのかもしれません。

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この記事へのコメント
すすき様

コメントありがとうございます!

そうですね。細かい程度の指示というものは「そのぐらい自分で考えろ!」とか
「そのぐらいわかるでしょう?」というあいまいなニュアンスで指示を出されることも
社会全体的に多いのかもしれません。加えて怒り口調で罵詈雑言とともに言葉が
飛んでくると肝心の程度については伝わらないのだと思います。

個々が感じる五感というものは発達障害のひととであうまでは、
その人の努力不足としか私は捉えられませんでした。

しかし本当に多様な感性を持っているので怒らずに都度アプローチできるかが
サポート側の課題と言えそうです。
Posted by 管理人 at 2017年06月23日 05:58
まさしく発達障害あるあるですね。
毎度毎度、管理人様のご理解の深さには頭が下がります。
力加減については、計測器のように具体的な数値を測れる物を利用して「◯◯を握る時はレベル5の力で!」と示すことができれば良いのですが…計測器自体、体力測定位でしかお目にかかれないので、一般人の手には敷居が高そうです。
となると、具体的な例を挙げるのが良いのでしょうか?
「風船を浮かさずに持ち上げる時の力で!」といった具合に。
Posted by すすき at 2017年06月20日 17:05
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