2017年05月08日
少子高齢社会?少子多発達障害社会?目に見えない障害へどのように対応していくか?
日本学生支援機構によると、発達障害の大学生(短大、高等専門学校含む)は2016年度で4150人にのぼり、06年度(127人)の約32倍。発達障害の認知が広がったことなどが背景にあり、関西でも同様の傾向にある。
懇談会では、ある大学から、「先生に質問したいので一緒に来てほしい」と学生に相談された事例が報告された。学生は教授と1対1で話をすることに精神的な負担を感じるのだという。別の大学からは「時間割が組み立てられない」との相談が年100回以上ある、との報告があった。
引用元:読売ONLINE
どうしても統計上で見ると何倍増えたということがクローズアップ
されやすく、さらにすごく発達障害の人数が増えているという印象を
受けがちです。
そもそも発達障害であるとかアスペルガーであるとかそういう
的確な診断ができる先生が育ってきたのは近年になってきてから
ではないでしょうか。
医師免許を持っていても発達障害に理解が乏しい医者も存在します。
そして確定診断を受けたからといってもすべて社会生活が順風満帆に
いくという保証はまったくありません。
そう考えると障害として重く捉えて沈んでしまうのか、
特性と考えて自分に合ったライフスタイルを目指すのか、
個人差は非常に多い気がします。
10年、20年前に比べて実際に発達障害の人口が純増しているのかは
性格に比較はできません。ただ診断できる医師や理解ある自助団体が
増えてきているというのは事実と言えます。
発達障害という障害だけではありませんが、マイノリティな障害は
周囲の理解を得られにくい傾向にあります。
カサンドラ愛情剥奪症候群などは病名ではありませんが、
アスペルガーの旦那を持つ妻であることが多い傾向です。
アスペルガーの当事者もうまく意思伝達ができなかったり、
自分のパートナーに受け入れてもらえず大変な思いもあります。
その配偶者も個人差はあるにせよ、本人がしんどいと思っているなら
それが現状の素直な気持ちです。カサンドラは周囲に共感してもらえない
ことでより内向的で自責の念に駆られる傾向にあります。
配偶者も子どもも親も健在なのに世界中で自分のことをだれも
理解してくれていないのではないのだろうか?
自分自身に本当に価値があるのだろうか?そんな風に追い詰めて
精神を逼迫させてしまうことが悪循環と言えます。
当事者についてもカサンドラについても即効性のある特効薬は
個人的にないと思っています。
ネットで情報を物色している人はなんとか解決方法を探そうと必死でしょう。
しかし補助となったり、支援となったりする情報はありますが特効薬はむずかしいでしょう。
しんどいと思ったときはもう何もする気力もなくなります。
そのためより一層ひとりぼっちのからに閉じこもってしまいがちでしょう。
当事者も配偶者も共感できる環境ということは大切ですね。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】アスペルガーの男性が女性について知っておきたいこと [ ...
2週間無料でスタート!クラウド型レンタルサーバー「Zenlogic」
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6246247
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
コメントありがとうございます!
時代の進化によってより発見されるようになったのでしょうね。
もし統計上増加している傾向なら世界中で発達障害の人の方が
人口が多くなっていきそうですね。どうなるのでしょうか……
隣近所・身内親戚の話を聞いていると、思い当たる逸話がゴロゴロ出てきますから。
また、原始社会や乱世は「他人の気持ちに左右されず我が道を行く」発達障害の方が(ある意味)生き残るための道を切り開き易かった、などと言います。
今は発達障害の概念が世の中に浸透し、またコミュニケーションを重視する仕事が広まったため「近年になって多くの人が発見された」ように見えているのではないでしょうか。
コメントありがとうございます!
スマホバージョンにもメッセージ欄を埋め込むことができました。
アドレスはもちろん全体公開にならないように設けているので
大丈夫です。フォームに入力→送信→確認→送信するとこちらの
メールへ送られる仕組みのようです。
ご心配であればフリーアドレスのアカウントを
取得してご利用下さい。
いつもご丁寧に感謝致します。
ここにアドレス載せた場合、全体に公開になったりしませんか?
それならアドレス交換したいです。
コンピューターに詳しくなくてすみません。