2017年03月13日
アスペルガー症候群とアダルトチルドレンの組み合わせはカサンドラ愛情はく奪症候群の鉄板!(その2)
⇒アスペルガー症候群とアダルトチルドレンの組み合わせはカサンドラ愛情はく奪症候群の鉄板!
カサンドラ愛情はく奪症候群の状態になると身近な人へより自分の気持ちをわかってもらいたいという気持ちが増幅してきます。頭では発達障害だから仕方がないのだと理解していたとしても、心で理解するというのは容易なことではありません。
そして、この状態ですと相手がわかってくれれば問題が解決するかといえば一時的にはそうなると思えます。しかしカサンドラ愛情はく奪症候群の状態が慢性化すると相手がわかってもさらにわかってもらいたいという欲求がでてエスカレートする傾向にあります。
逆にわかってもらえないとなると、憎悪の感情がむき出しになってくることが多いです。どんなに憎悪の感情が頭を占有しても心の片隅には「やっぱりわかってもらいたい」という気持ちが無意識に植え付けられていますから、口では罵詈雑言がでてきたとしても心底は理解してもらいたいという気持ちをコントロールできなくなることが間々あります。
カサンドラタイプの人はどちらかというと優等生タイプが多いので頭では理解しているのですが、最終的には幼いころから自分のわかってもらいたいという心に対して嘘をつき続けて来ているのでその満たされなかった穴がすんなりと埋めるということはむずかしくなるのです。
私自身が今まで結局だれかに満たして欲しくてだれかにやつあたりを続けてすねる人生だったように思います。幼少期は親にはいい子に見られようと無意識に必死でしたが、親が見ていないところではその背伸びした疲れを兄弟へぶつけていた気がします。学校生活では長いものには巻かれろという感覚があったかはわかりませんが、虎の威を借る狐のような存在だった気がします。
高校生ぐらいになり恋人ができれば、その感情を恋人に過剰に求め続けたり、親友と思っている相手ができればその相手に100%ちかい共感を求めたり、自分で考えてもめんどくさい奴だっただろうと感じることができるぐらいです^^
幼いころは親や兄弟という近場に求め、思春期は恋人や親友に求め続け、結婚後はパートナーと子供に満たされない心を求め続ける……そんな軌跡をたどってきたように思います。
結果的にパートナーはアスペルガー受動型の嫁でわかってくれるくれないという土俵にたてるようなタイプですらありません。わかってもらえない矛先は子供にむくわけですが、子供も発達障害で親のそんな気持ちに気づくはずもなく、最終的にまたその感情が植え付けた張本人である母親に戻っていくという流れになりました。
たぶん母親が先々亡くなった場合は、こんどは自分の兄弟にその感情が向けられるのではないかと自分では考えています。結果的に堂々めぐりでこの思考を続ける限り幸せという感覚はにじみでてこないことでしょう。
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コメントありがとうございます!
マロンさん、私もまだまだしがらみから解放などされていませんよ^^
たらればの話をしても志方ありませんが、もし結婚前に発達障害という
言葉を知っていて、相手がアスペルガーということも認知していたら、
多分結婚はしていないと思います。
知っていないからこそ結婚というものに自分の理想を押しつけて
夢見ごこちな幻想を抱くことができたのでしょう。
知ってしまった今はそんなことできませんが^^
私の場合はなんどかお伝えしているかもしれませんが、
選んだ理由は「自分がなんとかしてあげたい!」という気持ちを
くすぐられたからだと思います。アスペルガー受動型の嫁は
あれもできないこれもできない、あれもしらないこれもしらないという
感じです。
そのため自分の能力がすごく高いように感じられる環境ができるのでしょう。
あれをやってあげることができた、あれを教えてあげられた。
すごく助かったと喜ばれた。そんな繰り返しをしている内に自分の存在価値
はこのパートナーがいることで生かされるみたいな感覚に陥ったのでしょう。
すべてこちらの勝手な脳内での自己満足なのですが…
もっと核心的なことをいえば、絶対自分よりも下である。という潜在意識
もあったでしょう。幼少期はつねに親が上で自分が下という劣等感を植え付け
られて抑圧されていたので、パートナーとして絶対的に自分よりも能力が
下の人をそばにおくことで、自分の優越感や存在価値、そして常に自分が
上であるという安心感につつまれて生活ができると感じたのかもしれません。
マロンさんは性別は異なりますが、考えている内容がすごくリンクします。
正直書いているのが昔の自分ではと思ってしまうぐらいです。
1度時間があればオフ会でもやれればなんて考えちゃいます^^
私なりの考察は、本音は言葉で分かり合える人が良かったのですが、ギブアンドテイクよりも恐らく私は与えられる事が多い方を潜在的に望んでおり、そんな相手を現実世界で見つけるのが困難で、ならば求められる事もない相手なら楽だという半ば投げやりな気持ちだったと思います。
ほんとに失礼な話ですが、最後は面倒で匙を投げたのです、きっと…
愚か者です。
ACな私は、親の気に入る相手を探す事に気を取られました。でも無理でした。高学歴、名の通った会社、高収入。全て私には高望みになります。最後は、褒めるところもないが、貶される目立つ点も無い相手なら楽だと考えました。
苦しいくらいに、自分が愚かだと分かっています。元夫を私の愚策に巻き込んだ結果になってしまいました。
どう言っても言い訳にしかなりません。自己嫌悪でいっぱいです。
でも昔から、自分の感覚的な好きという感情で物事を選ぶ事ができません。学校も、仕事も、転職も、結婚も、自分なりに練りに練って考えてきました。だからたぶん、何しても幸せじゃなかった気がします。
「自分の人生だもん、好きな事しなきゃ」と私に言う友達が、眩しくもあり、不思議でもあり、憎らしくもありました。
正直なところ、みんなに嫉妬しました。
「失敗してもいいからやってみる」って、そんな気はどうしたら起きるのでしょう。私はいつもヒヤヒヤしてたから。どんな時も失敗しないように、怒らせないように、気に入られるように。
馬鹿馬鹿しいと頭では思ってました。でも、その呪縛は解けないんです。
そんな日々でした。
友達と出掛けると言えば「レベルの低い友達と居ればもっとダメになっていく。レベルの低い友達だから遊びに誘うんだ。〇〇高校の子なら勉強に誘うはずだ」と言われ、日曜に自室に籠もれば「日曜の昼間から1人で居るなんて、そんなジメっとした、暗い陰湿な人嫌だわね。誘ってくれる人もいないのかしら」と言われる。
私はどうしたらよかったんだろうと思います。たぶんどうしたってダメだったとも思います。
昔の彼で浮気者で調子のいい子がいました。祖父と父が医者で、祖父はその子も医者にすべく必死だったそうですがら勉強嫌いな彼は真っ向から反発し、ついに祖父が亡くなった時には「やっとうるせー奴が居なくなった。これで俺は自由だぜ」と言いました。
非道な彼だと思います。冷血な、怖い男だと思います。でも、彼みたいに即座に反発して自分の居場所を作る事ができたら、私の今は何か違っていたかもしれません。もしかしたら、彼のそんな部分に惹かれていたのかもしれません。
取り留めもない話で長くなってしまいました。
いつか私も、主様も、いろんなしがらみから解放されて、心から人生を楽しめる時が来たらいいなと思います。
肩肘張らずに、嘘も誇張もなく、自然な表情で過ごしていきたいですね。
たった一度の人生を、もっと素直に、もっと楽しげに、自分を大事にしてあげたい。そういう自分で在りたい。