2017年03月10日
アスペルガー積極奇異型タイプの子どもはケガをしやすい?!悪気がなくても注意が必要。
アスペルガー症候群という言葉は自閉症スペクトラムという名称に
統合されてしまっているものの個別に症状をつたえる言葉としてまだまだ
世間では生きている用語と言えます。
アスペルガーといっても積極奇異型タイプ、孤独型タイプ、受動型タイプ
もしくはそれらが混在したタイプなど大きくはジャンルワケすることができ
ますが、実際はさまざまなものが混在しており、一筋縄には理解できないことも
特徴的かもしれません。
わが家のアスペルガー積極奇異型と思われる息子は、決して学習能力が
乏しいというわけではなさそうです。アスペルガー受動型の嫁にくらべると
素直にいわれたことを理解しようということが態度で伝わってきます。
考えられない中で考えようとは努力しているのです。
積極奇異型タイプはADHDの衝動性にも似ていますが、
自分の行動がどのようなことを招くのか?と脳で考える前に
体が自然に動いてしまうようなくせがあります。
そのため静かにしていなくてはいけないところで、急に楽しくなって
しまって、大声で笑ってしまうとか、思い出し笑いなのだけど、
他人の顔を見て笑ったりして、相手に勘違いさせてしまうことも間々あります。
いわゆる感覚の違いからうまれるものですが、本人は面白いから
笑っただけという感覚しかありません。しかもその行動はある意味
私たちの感覚でいえば生理的現象ぐらいに自然な感覚ですので
丁寧に説明してフォローしていかないと「なにがどう良くないのか」
が認知できないのです。
悪いことをしていないのに、怒られたという自己肯定感を低下させるということ
だけが重なることで自尊心まで低下させてしまうことは珍しくありません。
ここで親が気をつけなくてはいけないことは、感情的に怒らないことです。
自分では感情的に起こっていないと思っていても、ついつい大声になっていませんか?
何度も注意したのに、また同じことやっている!馬鹿じゃないの!
いいかげんにしなさい!何度言ったらわかるの!と矢継ぎ早に言葉が
でてきてしまうこともあるでしょう。
感情的に怒らないことが良いこと。ということではなく、
アスペルガーの人たちからすると、感情的ないい方や怒りは
ノイズにしか聞こえなかったりします。ましてや子どもですから
大人が言いたいことを咀嚼して自分で理解するということもむずかしいです。
ここは危ないから、絶対にまたがないでね!
お風呂では危険だからジャンプしない!
そんなことをいってもその瞬間はわかったとしても、
楽しい!動きたい!と思った瞬間にはそんな言葉は忘れて
行動が先に出てしまいます。
幸い大きなケガがなくてすんでいますが、思いがけないケガが
非常に多いです。平らな道で突っかかるところがないのに転ぶとか、
ちょうしにのって柵を跳び越えようとして失敗してケガをするとか。
本来1度失敗すれば次は同じようなことをやらないようにしようと
思うのですが、症状が重い人はその学習もできず親としてはやきもき
したり、心配で仕方がなかったりしてしまいます。
親からすると最大限のリスクからは回避できるようにしてあげたいと
思うのは当然ですが、すべてを回避することはまず困難です。
ある程度のケガはやむを得ないと思うしかありませんが、〇〇しない!
〇〇はやめて!みたいな禁止事項を増やすより、このタイプは、
〇〇できたらプラス1ポイント!など失敗は積算カウントせず、
よくできたときを右翼間としてあげられるような環境をつくれると
自己肯定感が下がらずに良い気が致します。
どちらにせよ、突拍子もないケガは避けようがありませんので、
親としては感情的にならずに丁寧にフォローして認知をたかめていきたいものです。
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統合されてしまっているものの個別に症状をつたえる言葉としてまだまだ
世間では生きている用語と言えます。
アスペルガーといっても積極奇異型タイプ、孤独型タイプ、受動型タイプ
もしくはそれらが混在したタイプなど大きくはジャンルワケすることができ
ますが、実際はさまざまなものが混在しており、一筋縄には理解できないことも
特徴的かもしれません。
わが家のアスペルガー積極奇異型と思われる息子は、決して学習能力が
乏しいというわけではなさそうです。アスペルガー受動型の嫁にくらべると
素直にいわれたことを理解しようということが態度で伝わってきます。
考えられない中で考えようとは努力しているのです。
積極奇異型タイプはADHDの衝動性にも似ていますが、
自分の行動がどのようなことを招くのか?と脳で考える前に
体が自然に動いてしまうようなくせがあります。
そのため静かにしていなくてはいけないところで、急に楽しくなって
しまって、大声で笑ってしまうとか、思い出し笑いなのだけど、
他人の顔を見て笑ったりして、相手に勘違いさせてしまうことも間々あります。
いわゆる感覚の違いからうまれるものですが、本人は面白いから
笑っただけという感覚しかありません。しかもその行動はある意味
私たちの感覚でいえば生理的現象ぐらいに自然な感覚ですので
丁寧に説明してフォローしていかないと「なにがどう良くないのか」
が認知できないのです。
悪いことをしていないのに、怒られたという自己肯定感を低下させるということ
だけが重なることで自尊心まで低下させてしまうことは珍しくありません。
ここで親が気をつけなくてはいけないことは、感情的に怒らないことです。
自分では感情的に起こっていないと思っていても、ついつい大声になっていませんか?
何度も注意したのに、また同じことやっている!馬鹿じゃないの!
いいかげんにしなさい!何度言ったらわかるの!と矢継ぎ早に言葉が
でてきてしまうこともあるでしょう。
感情的に怒らないことが良いこと。ということではなく、
アスペルガーの人たちからすると、感情的ないい方や怒りは
ノイズにしか聞こえなかったりします。ましてや子どもですから
大人が言いたいことを咀嚼して自分で理解するということもむずかしいです。
ここは危ないから、絶対にまたがないでね!
お風呂では危険だからジャンプしない!
そんなことをいってもその瞬間はわかったとしても、
楽しい!動きたい!と思った瞬間にはそんな言葉は忘れて
行動が先に出てしまいます。
幸い大きなケガがなくてすんでいますが、思いがけないケガが
非常に多いです。平らな道で突っかかるところがないのに転ぶとか、
ちょうしにのって柵を跳び越えようとして失敗してケガをするとか。
本来1度失敗すれば次は同じようなことをやらないようにしようと
思うのですが、症状が重い人はその学習もできず親としてはやきもき
したり、心配で仕方がなかったりしてしまいます。
親からすると最大限のリスクからは回避できるようにしてあげたいと
思うのは当然ですが、すべてを回避することはまず困難です。
ある程度のケガはやむを得ないと思うしかありませんが、〇〇しない!
〇〇はやめて!みたいな禁止事項を増やすより、このタイプは、
〇〇できたらプラス1ポイント!など失敗は積算カウントせず、
よくできたときを右翼間としてあげられるような環境をつくれると
自己肯定感が下がらずに良い気が致します。
どちらにせよ、突拍子もないケガは避けようがありませんので、
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ご無沙汰しています。
コメントありがとうございます!
そうですか、姿勢があまり良くなかったのですね。
うちのアスペルガー受動型の嫁はバランス感覚がうまくとれないタイプです。
スキップとかも苦手です。運動が苦手というより、バランスですね。
だから、あおねさんと同様ケガが多いです。
フラットな道で転んでケガしたり、歩いていておいてある看板に
ぶつかって看板を壊したり、見ているこちらがぞっとします。
恋人同士の時はしっかり手をつないで私が守ってあげなくちゃと
思いましたが、最近は…
コメントありがとうございます。
実践での体験談勉強になります。
タイプによっても程度は異なるでしょうが、注意力がないというより、
好奇心が上回ってしまうというかんじなのでしょうね。
もちろん子どものころは私も同じような体験はしたことがあります。
注意を促すしつけよりも、それをやりつづけたらどんなことになるか!
実験してみよう!ということを我が子と一緒にやってみようと思います^^
コメントありがとうございます。
親が一杯一杯というより、未熟なケースの方が殆どでしょう。
未熟というとどうしてもできそこないみたいなイメージがあるかも
しれませんが、私がイメージしている未熟というのは、自分自身を
受け入れられないという意味が大きいです。
未熟な親に育てられると、子供も未熟な面が残りがちなのでしょう。
成績や社会的地位などどんなに外面的なものを磨いていっても
心のどこか隅っこに未熟な面が残っているので満たされません。
最終的に、この自分の未熟さをどのように処理していくかということが
インナーチャイルドを癒やしたり、幸せになる第一歩なのだろうと思います。
幸い大きなケガはなく、転んで流血する程度でしたが。
私は、小学校時代全体を通して、休み時間は一人なことが多かったですが、クラスのメンバーによっては、私も休み時間にいっしょに遊ぶ友達がいた年があり、6年生の時は、数少ない一人じゃなかった年だったのですが、一人だった年に比べると、ケガが多かったです。
昇降口を出て駆け出した途端に、アスファルトのところで思いっきり転んだ時の、両膝と手の甲の傷跡、まだ残っています。
一緒にいても、こんな風にケガをするのは、私だけでしたね。
余談ですが、自分が発達障害とわかった後に、小学校の卒業式で撮った写真を見返す機会があったのですが、友達数人で立って並んで撮った写真で、私だけ本当に姿勢が悪くてびっくりしました。
これ、ものすごくわかります。
小学生の頃なんか、しょっちゅうでした。
「他人を無視したら嫌われるからやってはいけない」と叱られる→「本当にそうなのか実験してみたい!!」と思い実行→本当に嫌われてしまい、仲直りに苦労する(実験したと素直に打ち明けたら、ますます叱られました。)
などという、洒落にならない事態を引き起こした事もあります。
とはいえこうした体験は、確実に記憶に残り、かつ身になっていった事を考えると…。
またこちらを初め発達障害を扱ったサイトなどで、百回の叱責より一度の実体験によって覚えた方が多いことを省みると、ADHDやアスペルガーは定型の方のように「言い聞かせて学ばせる」より「ヴァーチャルでも良いから体験させて学ばせる」「実際に見せて学ばせる」方が効果的なのだろうか?と思います。
親がいっぱいいっぱいだった場合はどうでしょう?自分の仕事や、親戚関係、思い描いた未来とのギャップに手一杯で、発達障害の子どものケアまで手が回らないケースもありませんか?
何と無く、現実世界はそちらが多い気がします…
私、大学卒業後の一年は知的障害施設で働いていたもので…
説明しても理解しない親はたくさんいます。発達障害は目に見えないから、理解するにはどれだけ想像力を働かせれるかが必要です。
そんな余裕、ない人もたくさんいます。
ウチは、余裕がないと言うよりも、親が自身のストレスを解消できずに
子供に当たり続けた気がします。
ただただ、悔しいです。
言葉の暴力は分かりにくいから、人から理解も得られません。
こんな人間もいると、心の何処かに留めてくれたら幸いです。