2017年03月06日
発達障害は親の愛情不足?!発達障害を認めようとしない人たち(その1)
「発達障害は親の愛情不足のせいであり、近頃は親のしつけがなっていないので発達障害が増えている」という言説がある。近年、保守派の議員に浸透していると指摘される、一種の教育思想「親学」が、同様の主張を展開していることは有名だろう。しかしこうした言説は、決して特定の思想をもった人々だけに見られるようなものではない。
引用元:BIGLOBEニュース
私が幼いころは、発達障害という言葉もなければ概念すらきいたことがない言葉でした。
現代は、断片的に見れば相当発達障害に対する認知や理解もすすんできていると思います。
ただ、危惧しなければいけないのは、なんでもかんでも発達障害としてレッテルを
貼ってしまう人が増えてきているという事実もあります。
うまくいかないことへの最終的な言い訳を発達障害であることに求める人もいるでしょう。
しかし発達障害であると認識することはむしろそれだからダメだということではなく、
そこからがスタートであることの方が多く、さまざまな工夫や調整が必要になります。
発達障害というさまざまな特性はある人から見れば、ウイークポイントにもなり得ますが、
ある人から見れば、凄い強みにも感じられることもあります。長所と短所は紙一重
ですね。
理解がすすんできている発達障害ですが、当事者の親からすると心地よいことばかりではありません。
この記事にかかれているように、いまだに発達障害は親の愛情不足である。という価値観の人たちは
潜在的にはかなりいるのではないでしょうか。
統計もなにもないですが、団塊の世代の人たちはこういう歪んだ固定観念を払拭しにくいかもしれません。
自分の孫が落ち着きがない、言葉がうまく話せないなんてことに遭遇した場合、親の愛情やしつけが不足
しているからではないか?と決めつけてかかる人は結構います。
病院で診断されて、こういう症状だから協力してねと伝えても「自分の時はこうだった」という
先入観が強いのでしょう。事実を受け入れられないのです。ある意味、現代的な言葉で言えば
老害そのものですが、彼らの価値観をひん曲げることは相当むずかしいことでしょう。
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