2017年03月06日
【神奈川県・横浜市】発達障害などの児童の突出した能力を選抜してフォローする指導が2017年10月から開始
横浜市教育委員会は、発達障害などで障害の度合いに応じて通う通級指導教室や個別支援学級の小学生から、特定分野に突出した能力がある児童を選抜して才能を伸ばしたり、能力の発揮を手助けしたりする特別教育事業を始める。四月から対象となる児童十人ほどの保護者に声をかけ、十月から指導を始める。
引用元:エキサイトニュース
2017年10月に横浜市で発達障害などが通う通級指導教育や個別支援学級の小学校から
突出した能力がある児童を選抜してフォローを手厚くするというものを始めるそうです。
試みとしては能力があるような発達障害にとってはすごく心強いシステムですね!
昔であればこんな発想自体があまり生まれてこないでしょうから助かる人がいることは
間違いないでしょう。
ただ、ひとつ気がかりなことは、能力がある発達障害の人は強化選手のようにフォロー
されるのでしょうが、発達障害の人すべてが能力があるわけではないです。
そのあたりのフォローという面ももう少し強化してあげたほうがよりいっそう
助かる保護者も多いかと思います。
どうしても突出した能力がある発達障害児ばかりに注目がいってしまい、
そうでないタイプの発達障害児はその中でもネガティブな印象をうける
ことがないようにしないと世間的にも語弊を招きかねない気がします。
発達障害=突出した能力をもっている人と疑わないような先入観をもって
いる人もいます。こういう偏りすぎた価値観は逆に能力を持っていない
発達障害の子どもにとっては自己肯定感を下げさせてしまう内容となります。
試験的にもこういう個別サポートは拡充していってもらいたいですが、
反面、発達障害という全体像が受け入れられるような社会に少しでも
なってくれるとうれしいですね。
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