2017年03月01日
「男子厨房に入らず?」の先入観から「アスペ厨房に入らず」へと意識改革!
近年はイクメンが増えて、家事も夫婦で仕事を分けて行うという家庭もでてきました。
テレビや雑誌などでも紹介されてメジャーにはなっていますが、共働きといえども
まだまだ女性の家事負担の方が重いというのが現実かもしれません。
一般的に仕事さえしていれば自分の役割は終わっていると考えている
昔ながら男性の考えですと、1年に数回ゴミを出してあげただけでも
すごく協力的に手伝っているなんていう表現をするかもしれません。
男尊女卑が強い亭主関白的な考えを親から引き継いでしまった人はツライです。
炊事・洗濯・掃除などは基本的に女の人がやるものだと脳に染みこんでいるからです。
私自身は親のせいだ!という意味で苦言としていうわけではありませんが、
父親はまったく家のことにはノータッチ、家計もノータッチ、子どももノータッチな
人間でした。人間的に冷たいとか凄く怖い暴力的な父親とかそういうわけではなかったです。
単に仕事で200%完全燃焼してしまい、家庭では灰になっている感じ。子どもから見たら
無関心というひとことですけどね。
母親は実際この父親の無関心にかなり不満があったようですが、子どもの前では
「お父さんが一生懸命働いてくれているからご飯が食べられるのよ」みたいな
昔ながらの父親を立てるということをよくしていました。
親からすれば、子どもにこう言っておけば父親の威厳が保てたり、大切さが
理解できたりすると思っているのはかなりお門違いでしたね。
小学生ぐらいの子どもにこんなことを恩着せがましく諭しても無意味です。
どちらかというとありがたいと思うより、なんだか自分が悪いことを
してしまっているかのような気持ちになったことが多かった気がします。
とくに私の母親のいい方が訓示めいた口調で上から押しつけるいい方にも
問題があったと思いますが。
親になってうっかり私も同じようなことを子どもにいいそうになることが
あるのだから、潜在的に染みこんだ脳の癖というものは怖いです。
父親はあまり細かいことをグチグチ何年もいうような人ではなかったので、
自分から自分をねぎらえみたいなことはいっさいありませんでした。
しかしやはり母親ですね。「敬え」「ねぎらえ」と呪文のように恩を着せる言葉
を掛けてきたような気がします。
私はあまり直接いわれることはないほうでしたが、兄弟がいわれていると
結局自分が言われているように私自身は感じてしまう方なので凄く圧迫感はありました。
まあ今考えれば、昭和の時代は、専業主婦が多かったでしょうし、亭主元気で留守が良い
というようにハッキリと役割分担が分かれていた時代ではやむを得ないのかもしれませんけど。
自分の親と自分が異なるのは、「男子厨房に入らず」みたいなことをいわれて育ちましたが、
結局いまは「アスペ厨房に入らず」みたいになっているのがなんだか滑稽です。
ただそれも良い面もあったと思います。炊事やら掃除やら洗濯やら実際やってみると
思った以上に頭を使います。洗い物をつづけていると冬場は特に手が荒れることも
やってみて実感できたことです。世間での先入観では家事への評価は低い気がします。
本当世間の女性は頭をよく回転させたり、工夫したり凄いと感心させられてばかりです。
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まだまだ女性の家事負担の方が重いというのが現実かもしれません。
一般的に仕事さえしていれば自分の役割は終わっていると考えている
昔ながら男性の考えですと、1年に数回ゴミを出してあげただけでも
すごく協力的に手伝っているなんていう表現をするかもしれません。
男尊女卑が強い亭主関白的な考えを親から引き継いでしまった人はツライです。
炊事・洗濯・掃除などは基本的に女の人がやるものだと脳に染みこんでいるからです。
私自身は親のせいだ!という意味で苦言としていうわけではありませんが、
父親はまったく家のことにはノータッチ、家計もノータッチ、子どももノータッチな
人間でした。人間的に冷たいとか凄く怖い暴力的な父親とかそういうわけではなかったです。
単に仕事で200%完全燃焼してしまい、家庭では灰になっている感じ。子どもから見たら
無関心というひとことですけどね。
母親は実際この父親の無関心にかなり不満があったようですが、子どもの前では
「お父さんが一生懸命働いてくれているからご飯が食べられるのよ」みたいな
昔ながらの父親を立てるということをよくしていました。
親からすれば、子どもにこう言っておけば父親の威厳が保てたり、大切さが
理解できたりすると思っているのはかなりお門違いでしたね。
小学生ぐらいの子どもにこんなことを恩着せがましく諭しても無意味です。
どちらかというとありがたいと思うより、なんだか自分が悪いことを
してしまっているかのような気持ちになったことが多かった気がします。
とくに私の母親のいい方が訓示めいた口調で上から押しつけるいい方にも
問題があったと思いますが。
親になってうっかり私も同じようなことを子どもにいいそうになることが
あるのだから、潜在的に染みこんだ脳の癖というものは怖いです。
父親はあまり細かいことをグチグチ何年もいうような人ではなかったので、
自分から自分をねぎらえみたいなことはいっさいありませんでした。
しかしやはり母親ですね。「敬え」「ねぎらえ」と呪文のように恩を着せる言葉
を掛けてきたような気がします。
私はあまり直接いわれることはないほうでしたが、兄弟がいわれていると
結局自分が言われているように私自身は感じてしまう方なので凄く圧迫感はありました。
まあ今考えれば、昭和の時代は、専業主婦が多かったでしょうし、亭主元気で留守が良い
というようにハッキリと役割分担が分かれていた時代ではやむを得ないのかもしれませんけど。
自分の親と自分が異なるのは、「男子厨房に入らず」みたいなことをいわれて育ちましたが、
結局いまは「アスペ厨房に入らず」みたいになっているのがなんだか滑稽です。
ただそれも良い面もあったと思います。炊事やら掃除やら洗濯やら実際やってみると
思った以上に頭を使います。洗い物をつづけていると冬場は特に手が荒れることも
やってみて実感できたことです。世間での先入観では家事への評価は低い気がします。
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コメントありがとうございます!
当事者の女性ということで大変参考になります!
ちひろ様のおっしゃるとおりアスペルガーやADHDといっても本当に
個人差があると思います。
お料理や創作が得意ということですばらしいことだと思います。
私自身は男は料理をしないことが美学的な発想の元で育ったため、
家の中のことは女性がやることという偏見がありました。
しかしいざ結婚して自分が料理などをやるようになると、本当に家の中のことって
頭を使うことが多いと実感させられました。
発達障害のタイプにもよるでしょうが、料理(トクに創作料理)は同時進行で行う
必要がある工程が多く、うちの嫁のタイプではどこかがおろそかになります。
塩加減、などもレシピを見ているのに適当とか、初めて作るのにレシピを見ないとか^^
ちひろ様のように料理が得意であると余計に発達障害とは気づかれないでしょうね。
料理のような複雑な工程が対応できるのであれば、他のことも
臨機応変にできそうな気がしますが、どのようなことが苦手なのでしょうか?
参考までに教えて頂けると幸いです。
ただネットにあるアスペの特徴は、まるで幼少期からの私の観察記録をそのままアスペ診断テストにしたのか?と疑いたくなるレベルで当てはまります…
一般的に発達の人は料理が苦手と言われますが、アスペブログの主婦の方などで私は料理好き!という方もおられたので同じアスペでも十人十色だなと感じます( ´∀`)
いつもコメントありがとうございます!
親の毒っていうのは本当に一生ものだと思っています。
一番問題なのは親からすると教育の一環であり、悪気が一切ないという事です。
社会をある程度知っている人間から見れば、その人生設計はさまざまなリスク
を排除して一見幸せであるように見えてしまいますが、それは所詮は親が描く
幸せ像だということなのでしょう。
マロンさんが違和感を覚えるのであれば、その親が言う幸せ路線にどこか
疑問を感じるからでしょうし、本当の自分が考える幸せ像は別にあるのかも
しれません。
ただあまりにも親が言う路線に乗る事だけが良い事で幸せだという内容を
常識として植え付けられてしまったことから、それを外れてしまえば不幸で、
非常識な人生であるかのような自己嫌悪にさいなまれているようにも感じます。
親が言っている内容は大人になればなるほど、なるほどその通りだと思う事は
結構あると思います。だけどそれが本当に自分にとっても幸せなことなのか?
ということとは別なのだと思います。
本来は親としては成績が上がらなくても、希望の職につけなくても子供の評価が
かわってはいけないものなのでしょう。
ですからマロンさんはもしかしたら、いわゆる「きれいな虐待」をうけていたという面は少なからずあると言えます。
学力至上主義で、いい成績でいい学校を出ていい仕事に就くことを良しとしていました。
だからそれを遠ざけるような学力レベルの友人を排除したり、毎日何度もクドクドと勉強の必要性を説くことが親の務めと考える人でした。
本気でそう思ってたんでしょうか?分かりません。私は本人に怖くて聞けませんから。
成績も上がらず、自慢できる仕事にも就けなかった私は、ついには自分自身が自分を失敗作、不用品のように感じる人間になりました。