2016年11月11日
判断がむずかしい発達障害!グレーゾーンは状況によっては見過ごされる?
「障害が重ければ3歳児検診で判明しますが、グレーゾーンの場合、第一段階は、年長児の10〜11月に行われる『就学時健康診断』でわかることがあります。また、学習障害の場合には小学校3〜4年で先生に指摘されることもあります」
発達障害と診断された場合には、「特別支援学級」(学校の中に併設された配慮の必要な子どものためのクラス)、「通級」(普通学級に籍を置きながら特別なクラスに何日か通う形式)などを行政から勧められるそう。今は特別支援教室という制度も導入されつつある。
引用元:福井新聞
私が子どものころに比べたら、最近は発達障害かどうかを判断できる人が
随分増えたのだろうと思います。昔は判断というより、障害自体の認知が社会にありませんけどね。
3歳児検診など成長過程でおこなわれる公的な検診で異常に気がつく場合も少なくありません。
月齢が早いときに気がつくと言うことはそれだけ何かしら日常に支障をきたす内容があったのでしょう。
ちなみに家の子どもは検診では異常であったり、グレーゾーン出会ったりという判断はされませんでした。
初めての我が子が障害を抱えているとか、グレーゾーンだとか親の立場からするとあって欲しくない!
なんて思ってしまう人の方が多いかもしれません。
でも、親の理想なんてすごく自分勝手なものだと思います。
産まれる前は、五体満足で生まれてくれればそれだけで良い!と思っていたのに、
3歳ぐらいになれば、どうしてこんなに言うことを聞かない子どもなのだろうと悩み…
そのときどきで自分の理想を子どもに押しつけているようなものです。
ただ初めての子どもの場合は、分からないことも多分にありさまざまな不安を抱えることも
めずらしくありません。
検診で発達障害とかグレーゾーンとか判断されたらお先真っ暗に感じる親もいるでしょうね。
でも結果的には早い段階でレッテルという意味ではなく我が子の特性が理解できるきっかけに
なったと思えば、それはすごくよいことでもあります。
大人になってから、もしかしたら発達障害?と気づいた方が結構悲惨です。
要はどんな状態で生まれたにしても最終的にはその目の前でおきている現実は
受け止めなくてはいけないということでしょう。受け止めるのに時間を要する人とそうでない人
いろいろでしょうが、「どうして障害を持って生まれたの?」と自問自答しても答えなんかでません。
発達障害やグレーゾーンの子どもはなにかと感性が異なりますから、
意思疎通がうまくいかなくて育てにくいと感じることもあるでしょう。
しかし、全て将来が悲観的かと言えばそれは親が想像する世界での話です。
将来を悲観して毎日子どもと生活するなんて悲しすぎます。
当然二次障害が出てきても不思議ではありません。
将来は困難は待ち構えているだろうし、すべてにおいて対応できない場合もあるでしょうが、
それだからと言って、今日この時間が不幸である必要はありません。
今日は楽しいことがあればやはり楽しいと思える心を親が忘れないで持つ余裕がないと、
子どもが育たないばかりか、親の方が先に精神的に崩壊してしまうことになります。
ありのままの状態を受け入れるというのは簡単ではありません。
発達障害と指摘されることは見過ごされるよりもすごく早い段階でいろいろな手段を講じることができます。
そういうメリットとして考えたほうがどれだけストレスが減るか分かりませんね。
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