2016年10月31日
発達障害といっても1つの障害だけにこだわりすぎると別の障害を見逃してしまう。
ADHDの人が「空気を読めない」と悩むのはなぜでしょう。二つの仮説があります。
一つ目は、ADHDと自閉症スペクトラム障害(ASD)の併存率の高さです。これまでは、ADHDと自閉症スペクトラム障害を重複して診断することは認められていませんでした。一方で、臨床上は「ADHDと自閉症スペクトラム障害の両方に片足ずつ突っ込んでいる人が多い」ともいわれていました。そしてついに、2013年に改訂されたアメリカ精神医学会の診断基準「DSMー5」では、併存が認められるようになったのです。ADHDと診断された人の43%に、自閉症スペクトラム障害の特性が見られたという研究報告(Hofvander, Delorme, & Chaste et al., 2009)もあります。
ADHDの人が、かなりの高い割合で、「空気が読めない」という悩みを持っていることが理解できます。
引用元:朝日新聞デジタル
私たちの中でどうしても一律に見てしまうと言う癖だったり、
先入観というのもこういう問題を大きくしているひとつの原因だと思います。
相手がアスペルガーだともしわかった場合は、
「あ〜この人にはなにいってもムダなんだ」と決めつけてしまう恐ろしさもあります。
実際は、コミュニケーションを深くすることは簡単ではないものの、
なにを言ってもムダということはなく工夫次第で相手に伝わることもあります。
もしADHDだとわかれば、「不注意ばかりでなにもできない」という先入観ばかりが
植え付けられてしまう点もあります。
発達障害という障害と向きあうときに必要なことは、
障害を1つの名称で括りすぎないことです。
お医者さんからADHDと診断されても、LDもある場合がありますし、
ASDの場合もあります。非常にいろんな性質のものが混在しているのが
発達障害でもあります。
どうしても頭でっかちになりすぎてしまうと、診断された障害の
名前に本人も周りも固執してしまう場合があるのです。
難しい問題ですね。アスペルガーといっても似たようなタイプは多いですが、
やはり全く同じ人間というものはいません。ADHDも同様でしょうね。
不注意だけでなく、周りの雰囲気を読めないようなタイプもいたって
決して珍しいことではありません。
私たちが知識を蓄える中でどうしても生まれてくる先入観というものと
どう向き合っていくかと言うことも今後の課題である気がします。
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コメントありがとうございました!
悪ふざけと自分で仰っていると言うことは、意図的に場を乱す行為をした、
ということですね。ある意味友達の期待に答えたと言うことでしょうかね。
それであればとても空気が読めないと言うことにはならないですけどね。
そのコンパは相手のボスキャラの色があまりにも濃すぎたということでしょうね。
そういう主旨のコンパならまだしも、初対面で総資産順になんていわれたら
一般的にはその時点で引く人の方が多いような気がします^^
合コンの時は居酒屋では珍しく、手作りのスイーツがメニューにありまして、乾杯前に私1人でティラミス8つ食べた事が原因で解散になりました。
カラオケでは私は昔のアニメソングしか歌えなくて、前の合コンの時の悪印象だったという事もあり、すぐに解散しました。
ちなみに普段は
こんな悪ふざけは絶対にしません。(笑)
あの時は友人に「ちょっと性格キツイ子いるけど、嫌な事されたら遠慮無くリアクション返して良いよ。」と言われてたので遠慮無く反撃したらこの結果になりました。(ちなみに懲らしめた彼女以外は、友人から私の事を説明してたので彼女以外は全員ドッキリの仕掛け人みたいなものです。)
全く知らない子でしたが、初対面で学歴と年収と家の資産を聞いてきたので印象は最悪でした。
「総資産順に席を並び替えて」と言われて皆怒ってましたが周りが注意すると「天然だからごめんね」と開き直るのが彼女のいつもの手口だそうです。
昔から友人が何かのトラブルに巻き込まれると一緒に解決する事が多く、発達障害特有の周りに流されない、妙に冷静な所が解決に繋がると友人に言われます。
コメントありがとうございました!
当事者のコメントは非常に参考になります。
コンパやカラオケがすぐに解散になってしまった理由がよくわかりませんが、
結果的ににぼし様が空気を読めず、周りに配慮できない行動や発言をした結果、
周りの人が気分を害して解散になったと言うことなのでしょうかね?
空気が読めないことが欠点というか、やはり言葉を言葉のままうけとってしまう
という特性の結果おこる問題ですよね。
健常者よりなにひとつ優れたところがないと言い切ってしまう理由が
わかりませんが、これは自己肯定感の低さから来るもののような気がします。
いままで空気を読まないことで世間的多数派に咎められたりした経験が
沢山あるからこそ芽生える感情のように思えます。
良いか悪いかは別として、ときにはずばっと言えることが人よりも優れている
と思われることもあるので、当事者にとっては住みにくい環境でありますね。
私も空気読めないと言われます。
若い頃、友人に合コンに誘われて開始5分で解散したが事あります。
後日、埋め合わせという事で同じメンツでカラオケに行きましたが、やっぱりすぐ解散になりました。
この話だけだと、ただの失敗談ですが続きがあります。
後で分かりましたが、あのメンツの中に天然&自己アピールばっかりする子がいて少し懲らしめるのが目的で私を誘ったらしいです。友人達は私がアスペルガーだと知ってるので、私の空気読めない事を逆手に取ったイタズラです。
私自身は空気読めない事は欠点だと思ってますが友人達は欠点ではなく個性と捉えている様です。個人的な見解かつ経験談ですが、私は健常者より優れたところは何一つ無いと思ってます。