2016年10月08日
できてあたりまえという常識への「執着心」を手放そう!わかってもらいたい承認欲求との闘い。(その1)
■ADHDの特性と親の心構え
――それでは、ADHDの子どもにはどんな特性があるのでしょうか。
山口:ADHDとは別名、注意欠陥多動性障害といいます。社交的なのですが、忘れっぽいといった不注意や動き回ることをコントロールできない多動、自分の感情や行動、発言を抑えられない衝動性もあります。
一番の問題は、就学したときにじっと座っていられないこと。幸い、ADHDは薬が効くので、学校での問題行動は少し抑えることができます。
――親としてはどんな心構えでいるといいでしょうか?
山口:学校の授業では集中力に欠ける一面がありますが、コンピュータやゲームには没頭しやすく、その集中力はすさまじいです。画面上の制限された環境ならば、他に気をとられないため、夢中になることができます。
そのため、その子の特性に合わせて勉強できる環境を整えてあげることも大事かもしれません。
また、安全面において、知らない人についていかないように注意してあげてほしいですね。
引用元:エキサイトニュース
自閉症スペクトラム圏内の子どもや家族、親族が自分の生活圏内にいると、
どのように心構えを持って生活すれば良いのか?というのは永遠のテーマになるのかもしれません。
理屈では定型発達のパートナーや親がうまく対応することがお互いにとって
一番良い道だと言うことは、ある程度発達障害を勉強した人なら分かっています。
しかし、相手の想定外の発言や行動に振り回されていると感じながら、生活している人も少なくありません。
「つまり、私が我慢してあげている」という気持ちが常にどこかにこびりついています。
冷静なときは客観的に相手を見ることや対応できることもあるわけですが、
この見えない思考の罠にはまってしまうと、まず脳が察知するのは
「いつも一方的で私のことをわかってくれない」という満たされない気持ちがあふれんばかりにでてきます。
人間誰しも多かれ少なかれ承認欲求というものがあります。
相手に自分を認めてもらいたいという欲求です。子どもでも大人でも誰でもある
一般的な感性です。
私のようなヒーロータイプのACですと、この承認欲求が誰に対しても感じてしまい苦しい気持ちを引きずります。
自分の一番近いと思っている人に対しては異常なまでに承認欲求を執着しますので、共依存の関係になりやすくもあります。
マニュアルを読めば結局「相手は変わらないのだから、自分が変わるしかない」という
内容が多く、読んでいるだけで、自分が責められているような被害者意識が芽生える人さえいるでしょう。
本当に思考は個人差があります。どう受け止めるか心構えを持つかというのは、
言葉以上に簡単ではありませんので、ちょっと頑張ったぐらいではまず厳しいのです。
これは泣き言としていっているのではなく、生半可な覚悟で取り組むと自分の足下を
すくわれるという意味です。1年2年頑張ったけど…効果なしという目先の成果が落胆を助長するわけですが、
生まれてから、いままで自分自身で自分の脳みそを痛めつけていたわけですから、今の年齢ぐらいの
期間は必要なのではないかと思います。
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コメントありがとうございました。
旦那様への対応本当に大変なことだと思います。
一歩進めば、カサンドラ愛情剥奪症候群になりかねない状態ですね。
自営業者と言うことで、あまり客観的に本人を注意したり叱咤したりという
存在はいないと思いますので、余計に自覚しないでしょうね。
このパターンは本当に奥様がご苦労されると思います。
家族の悩みも、夫婦の悩み、子どもの悩みなど一緒に住んでいるのに、
肝心な話ほど話にならないからです。結果的に自分で決めざるを得ない状態ですが、
話し合いはしないくせに、決まった後に文句を言ったりするのがアスペタイプです^^
あーでもない、こーでもないと。じゃあそんときはなせよ!って感じですけどね。
本当に旦那さんのことを考えるだけでイライラするようになってくるとミニマム。様が危険です。
発達障害でも軽度か重度かで自覚がまったくことなります。
おっしゃるとおり、自覚すればいいんですけどね。
しかし、自覚しても改善!というわけにはいかないです。
まえより、ちょっとましかなぐらいのマイナーチェンジが見られる程度。
劇的な変化をこちらが期待してもまずむずかしいでしょう。
したがって、旦那さんへ発達障害かもと伝えることは今以上に関係が悪化する可能性はあります。相手からすると、アスペルガーの定義はきっとできない奴ぐらいにしかおもっていないでしょう。
それを自分だと言われれば、多分馬鹿にされたとしか思わないので、進展しません。
どうしても確定診断したい場合は、ひきづってでも病院へつれていくぐらいの覚悟が必要でしょう。
仮に確定診断されても、ハッキリ言って相手の気持ちが分かるようになるわけではないので生活上ではあまり変わりはないです。
「病院行かないと離婚するよ」ぐらいの脅しがないと動かないタイプです。
ただ確定しても良いことづくめとはいきませんから、これからご自身が旦那様と
一緒に生活していくのか別に生活をしたいのかという自分に対する問いを整理して
相手から執着が減ってくるとイライラも減るかもしれませんね。
私には「極度に自己中な夫」「会話が成り立たない夫」がおり、日々のちょっとした会話や生活が、まさにこのブログに書かれてあるような状態です。
夫はとてもプライドの高い人で、「もしかしてアスペルガーとかじゃないの?」とはとても言えません。もちろん本人も気づいていません。むしろ仕事ができない人や他人の失敗を許せません。(相手の事情にかかわらず怒る)
歳は40前ですが、家業を継いでおりサラリーマンではないので「会社で浮く」ような経験はしていないと思います。でも、仕事のパートナー(共同プロジェクトなど)がコロコロ変わります。
以前、うまくいかなかった仕事があって、(しょっちゅうですが)その相手のことを「あいつはきっとアスペだ」と言って笑ってました。ヒヤッとしました。私は「それはむしろあなた…。」と思いましたが言えず。
日々の会話はイライラしてもしょうがないとわかっていながらイライラします。私が怒っても、夫はそれがなぜかわからないと思います。
せめて「自分はアスペルガー(等)かも?」って気づいてくれたらと思うけど、自発的には絶対無理だし、私からはとても言えません。
とりとめもなく長く書いてしまい、すみませんでした。
今後も参考に読ませていただきます。ありがとうございました。