2016年09月25日
自己肯定感をたっぷり育てよう!「できた」でおわる1日(その3)
⇒自己肯定感をたっぷり育てよう!「できた」でおわる1日(その1)
⇒自己肯定感をたっぷり育てよう!「できた」でおわる1日(その2)
■〇〇歳だからできて当然という考えは子どもの心を滅ぼす。
・10歳なんだからもうこのぐらいあたりまえにできないといけない。
・8歳なのにこんなことも知らないの?
・5歳だからもうわかるでしょう。
私たち親というものは非常に欲張りなところがあります。
子どもが産まれる前までは、五体満足で産声をあげてくれさえすれば
もうなにもいらない。なんて思っていたにもかかわらず。
子どもがすくすく育ち、生意気なことをいうようになり、親のいうことをあまり
聞かなくなってくると、あれやこれやと一般論を持ち出すのですから。
何歳だからなにができるとかできないとか、それは親の偏見です。
一般論ではそういう人が多かったとしても自分の子がその一般論に
入るかどうかは別物なはずです。
それを、自分が一般的な年齢相応の範疇に入っていて欲しいからといって、
それを強要してはいけないのです。
そんな私もかなりこれをやっていました…
そのせいで長男は間違いなく私によって抑圧されました。
なにかやろうとすると「自分は無理だ」「絶対できない」
そんなことをいってやるまえから諦めちゃうんですね。
■自己肯定感を育てるため「できた」で終わる1日
抑圧された子どもは症状のでかたも千差万別でしょう。
しかし間違いなくいえることは自己肯定感が低下しているということです。
自分で自分を信じ切れない日々が過ぎれば過ぎるほど自信がなくなります。
自信がなくなるとモチベーションは下がりますし、周りの芝も青く見えます。
私自身もこれではいけないと、子ども達に
あたりまえのことでもなんでもいいから、自分でその日できたことを
1日の終わりにノートへ書いてもらうということを始めました。
これは先日話した「家庭内通貨」とリンクした話しですが、自信を取り戻して
自己肯定感を上げるには、「できた!」という実感を毎日繰り返すことしかない
と考えたわけです。もちろん大人が使う言葉も気をつける必要があります。
子どもには注意しておとなが罵声やきたない言葉をつかっていたのではダメですね。
書いてもらう内容は、どんなに小さなことでもOK!
ただし、最後に〇〇することができた!と書くことがルールです。
なんでも文末が「できた」となるように文章をつくるのです。
「ご飯を残さず食べることができた」
「ゴミが落ちているのをひろうことができた」
「トイレにひとりでいくことができた」
「明日の学校の用意ができた」
何でも良いのです。できたとかかせることと、それを私が読み上げることが
一番の目的ですからね。
このルールを守るとネガティブなことも文末は「できた」にしなくてはいけません。
「あれがしんどかったなぁ」
「今日は疲れたなぁ」
そんな言葉も、
「しんどかったけど、最後までやることができた」
「今日は疲れたけど、楽しんでできた」
となるので、最後はかならずできたなのです。
あれもこれもあなたはできない、しらないね!といわれるより、
できたといわれている方が気持ちが良いはずなのです。
信じられないでしょうが、言霊というのはあると思っています。
だって、私は母親のマイナスな言霊でここまで悲観的になったのですから。
逆にプラスな言葉を口癖にしていくというのはあながち迷信でも嘘でもないのです。
1日の終わりに子どもや自分自身に反省会をやるのは止めた方が良いです。
反省会というのはある意味ダメだし大会のようなものですからね。
今日のアレはよくなかった。もう少しこうした方がよかったのに。
なんであれはできなかったの?などなど、不安心と残念感が一杯になる
気持ちで床に入るのは夢にまで出てきてしまいそうですね。
あたりまえのことを「できた」なんて褒められないというのが私の本音でした。
そのときの私の台詞は「こんなのできて普通でしょ」「もっと凄くできたことを」
なんて言っていた自分に反省しなくてはいけません。
私としては子どもに発破を掛けたつもりでしたが、シュンとしちゃうんです。
自己肯定感を奪いまくっているのです。
この1日の終わりの「できたよ」ノートでどのぐらい自己肯定感が上がるかは分かりませんが、
これをやり始めてから、子どもがあたりまえにできていることをいままでなにも褒めてあげていない
と実感したことも事実です。
発達障害の子ども達はただでさえ、突発的なトラブルを起こすことが多いですから、
怒られ続けることも少なくありません。しかし理解してあげているつもりの親が
自己肯定感を奪い続けてしまっては本末転倒です。世間相応、年齢相応の我が子を
求めるのではなく、今日あたりまえのことをあたりまえにできたことを喜んであげることは
親にとっても大切なことなのではないかと思います。
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⇒自己肯定感をたっぷり育てよう!「できた」でおわる1日(その2)
■〇〇歳だからできて当然という考えは子どもの心を滅ぼす。
・10歳なんだからもうこのぐらいあたりまえにできないといけない。
・8歳なのにこんなことも知らないの?
・5歳だからもうわかるでしょう。
私たち親というものは非常に欲張りなところがあります。
子どもが産まれる前までは、五体満足で産声をあげてくれさえすれば
もうなにもいらない。なんて思っていたにもかかわらず。
子どもがすくすく育ち、生意気なことをいうようになり、親のいうことをあまり
聞かなくなってくると、あれやこれやと一般論を持ち出すのですから。
何歳だからなにができるとかできないとか、それは親の偏見です。
一般論ではそういう人が多かったとしても自分の子がその一般論に
入るかどうかは別物なはずです。
それを、自分が一般的な年齢相応の範疇に入っていて欲しいからといって、
それを強要してはいけないのです。
そんな私もかなりこれをやっていました…
そのせいで長男は間違いなく私によって抑圧されました。
なにかやろうとすると「自分は無理だ」「絶対できない」
そんなことをいってやるまえから諦めちゃうんですね。
■自己肯定感を育てるため「できた」で終わる1日
抑圧された子どもは症状のでかたも千差万別でしょう。
しかし間違いなくいえることは自己肯定感が低下しているということです。
自分で自分を信じ切れない日々が過ぎれば過ぎるほど自信がなくなります。
自信がなくなるとモチベーションは下がりますし、周りの芝も青く見えます。
私自身もこれではいけないと、子ども達に
あたりまえのことでもなんでもいいから、自分でその日できたことを
1日の終わりにノートへ書いてもらうということを始めました。
これは先日話した「家庭内通貨」とリンクした話しですが、自信を取り戻して
自己肯定感を上げるには、「できた!」という実感を毎日繰り返すことしかない
と考えたわけです。もちろん大人が使う言葉も気をつける必要があります。
子どもには注意しておとなが罵声やきたない言葉をつかっていたのではダメですね。
書いてもらう内容は、どんなに小さなことでもOK!
ただし、最後に〇〇することができた!と書くことがルールです。
なんでも文末が「できた」となるように文章をつくるのです。
「ご飯を残さず食べることができた」
「ゴミが落ちているのをひろうことができた」
「トイレにひとりでいくことができた」
「明日の学校の用意ができた」
何でも良いのです。できたとかかせることと、それを私が読み上げることが
一番の目的ですからね。
このルールを守るとネガティブなことも文末は「できた」にしなくてはいけません。
「あれがしんどかったなぁ」
「今日は疲れたなぁ」
そんな言葉も、
「しんどかったけど、最後までやることができた」
「今日は疲れたけど、楽しんでできた」
となるので、最後はかならずできたなのです。
あれもこれもあなたはできない、しらないね!といわれるより、
できたといわれている方が気持ちが良いはずなのです。
信じられないでしょうが、言霊というのはあると思っています。
だって、私は母親のマイナスな言霊でここまで悲観的になったのですから。
逆にプラスな言葉を口癖にしていくというのはあながち迷信でも嘘でもないのです。
1日の終わりに子どもや自分自身に反省会をやるのは止めた方が良いです。
反省会というのはある意味ダメだし大会のようなものですからね。
今日のアレはよくなかった。もう少しこうした方がよかったのに。
なんであれはできなかったの?などなど、不安心と残念感が一杯になる
気持ちで床に入るのは夢にまで出てきてしまいそうですね。
あたりまえのことを「できた」なんて褒められないというのが私の本音でした。
そのときの私の台詞は「こんなのできて普通でしょ」「もっと凄くできたことを」
なんて言っていた自分に反省しなくてはいけません。
私としては子どもに発破を掛けたつもりでしたが、シュンとしちゃうんです。
自己肯定感を奪いまくっているのです。
この1日の終わりの「できたよ」ノートでどのぐらい自己肯定感が上がるかは分かりませんが、
これをやり始めてから、子どもがあたりまえにできていることをいままでなにも褒めてあげていない
と実感したことも事実です。
発達障害の子ども達はただでさえ、突発的なトラブルを起こすことが多いですから、
怒られ続けることも少なくありません。しかし理解してあげているつもりの親が
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