アスペ嫁と苦悩夫の奇妙な冒険

今現在は夏休みの終盤ですが、アスペルガー受動型の嫁は、
土日子どもが家に居続けることがあまり好きではありません。



まずは騒音でしょう。子どもがいると仕方が無いことですが、
正直うるさいです。足音がバタバタ、泣き声、喧嘩などひっきりなしに
音を出し続けています。聴覚過敏なアスペルガー受動型の嫁にとっては
雑音にしか聞こえないのでしょう。

勉強をしていなくても怒りませんが、うるさいとたいしたことがなくても
ヒステリックに子どもを怒ります。

一緒に遊べる機会が作れる時間なのに、アスペルガー受動型の嫁は
一緒に遊んだり、楽しんだりというのが子ども達と出来ないんです。

「こんなの何が面白いの？」と自分が興味が無いと
混ざって嘘でも楽しんで遊ぶと言うことが出来ません。

今子ども達の間では「ベイブレードバースト」が大流行しています。
このぶつかり合う音でイライラしているみたいで、一日中猫のように
布団で寝ているアスペルガー受動型の嫁。

共感できないのだから仕方ないと思いながらも、切ない土曜日となりました。
子どもと食事を作り、ベイブレードであそぶ1日でしたが、なんだかシングルファザー
だったらこんな感じの毎日なんだろうなぁという日々でした。




一般的な家庭の土日とはどんなものなのでしょう。
私はもうそういうことが気にもならなくなってきていますが…

サラリーマンの父親であれば、家族サービスと称して家事を手伝ったり、
子どもとどこかへ出かけてみたりするのでしょうかね。

わが家の場合は、あまり平日も休日もそういう意味ではかわりません。
「ごくごく普通の幸せな家庭を築きたい！」なんて思っていましたが、
そもそも普通の幸せってなに？って感じですね。

私の場合は世間から見て多数の人が仲むつまじいと感じる
家庭なら良かったのかもしれません。

「良い旦那さんで、良い家族だね」と世間から評価が高いのが、
幸せな家庭であると勘違いしていたように感じます。

家族は一丸であって欲しいですが、やはり私自身が楽しいと思えること
に取り組む必要は大いにあります。子どもや嫁に付き合ってあげている
的な人生になると自己犠牲の人生にしかなりません。

墓場まで自己犠牲を持っていく気があるなら良いですが、
自分をなぜ犠牲にするかといえば、自分を必要として欲しい、
自分の居場所を自分で構築している、自己防衛本能的なもの。

どうせ1度しかない人生なら、将来の不安ばかり考えて暗くなるより、
楽しんだもの勝ちなんだろうなぁと最近は少し分かるようになりました…

ろくに会話もしないで人が作ったご飯を食べてまた横になるアスペルガー受動型の嫁。
「３，２，１，GOシュート！」と想像の中で嫁を回してバーストさせてしまいました＾＾



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