2016年07月23日
当時4年生のアスペルガー症候群の女の子が当時2年生に飛び降りを強要し重傷を負わせた事件の判決!1025万円を両親に支配命令
二〇一三年、東京都江東区の小学校に通っていた当時二年の女子児童が上級生の少女から脅されて九階建てマンションの屋上から飛び降り重傷を負ったとして、被害女児と保護者が少女の両親に三千万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は十九日、監督義務を怠ったとして約千二十五万円の支払いを命じた。
判決理由で小野瀬厚裁判長は、少女が事件後に発達障害の一種であるアスペルガー症候群との診断を受けたことを挙げ「他者が思い通りに動かないと怒りを強く抱く傾向があった。両親はこうした傾向を踏まえて専門家に相談するなどの対応が不十分だった」と指摘した。
判決によると、一三年一月、当時四年だった少女は校門前で縄跳びを振り回していた女児を注意。面識はなかったが、さらに説教をしようとマンション屋上に誘い出した。女児は「飛び降りないと殺すぞ。ここから落ちて死んでしまえ」と言われて飛び降り、木や水槽にぶつかりながら約二十六メートル下に転落、足や胸の骨を折るなどの重傷を負った。
引用元:東京新聞
発達障害かも?と悩む親からすると少々深刻な判決です。
2013年に当時4年生だった女の子が当時2年生だった下級生の
女の子を9階建てのマンションから飛び降りを強要したそうです。
被害者の女の子が重傷でなくならなかったことは不幸中の幸いです。
3000万円の損害賠償に対して判決は1025万円の支払いを命じました。
ここでポイントなのは、加害者の女の子は事件後に発達障害の一種である
「アスペルガー症候群の診断を受けた」ということです。
小野瀬厚裁判長は、思い通りにならないと怒りが強い傾向がわかっていたのだから、
保護者としてもっと専門家に相談して対応すべきだったと指摘したそうなのです。
発達障害の診断もしくは未診断の親からすると顔面蒼白ではないでしょうか。
やってしまったいけないことを考えれば、そのぐらい損害賠償を請求されても
致し方ないとはおもいます。
しかし、法廷でアスペルガー症候群の子どもの行動責任は親にある!と
いわれたようなものです。正直なんともいえないきもちですよね。
専門家に相談して薬物投与でもしていればよかったのか?
専門家に相談しても障害が治るわけではないのに…
どちらかというと親が子どもの症状に無関心だったところを追求されたような判決です。
当時4年生の女の子が
「飛び降りないと殺すぞ!ここから落ちて死んでしまえ」
といったこと自体も目を疑いますが、やはりそういう監督責任が
できていないようなどうしようもない親だったのでしょうか。
飛び降りた子も相当怖くて飛び降りた感じですかね。
小学校2年生ぐらいですと自分が嫌なことは命令されても
やらなくなる年齢にもなってきますが、鵜呑みにしちゃったんでしょうね。
家の次男坊も他社が思い通りに動かないと怒りを強く抱く傾向が
あります。
損害賠償を請求されることは理解できますが、裁判長の障害に対する
考え方に疑問を感じてしまう判決でした。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】アスペルガーの男性が女性について知っておきたいこと [ ...
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5270334
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック