2016年07月24日
どんなに努力をしても分かってもらえない孤立感。カサンドラ愛情剥奪症候群はなにを考えて生きるのか?
達障害の男性をパートナーに持ったことで生じる悩みや困難について考える対談イベントが16日、横浜市中区の横浜情報文化センターで開かれた。女性自助グループ「フルリール」の真行結子代表と、上野千鶴子東大名誉教授(社会学)が対談。上野さんは、ドメスティックバイオレンス(DV)などがある場合については「暴力は人権侵害であり、耐える必要は何もない。早めに仕切り直しすべきだ」と指摘した。
アスペルガー症候群など発達障害の男性をパートナーとした女性の中に、情緒的関係を築くことの難しさから、うつ病、自尊心低下、心身の不調など「カサンドラ症候群」となるケースが指摘されている。対談は、同症候群の女性の支援を行っているフルリールが主催、悩みを抱える女性ら約200人が聞き入った
引用元:@niftyニュース
真行結子さんというのは、アスペルガー症候群の夫を持つ妻で、
カサンドラ愛情剥奪症候群の当事者だそうです。
以前から申し上げていますが、アスペ夫を持つ奥さんの方が、
私よりも全然酷い仕打ちを受けながら生活をしていることでしょう。
一番の違いは、多動的・衝動的な行動や発言が多すぎるのが男性
には多く、「男なんて、夫なんてそんなものだよ」という一般化した評価と
混同されてしまうこともネックな部分です。
簡単にいえば、家庭内の不満や問題はパートナーに話しても解決することがなく、
親族や知人・友人にその矛先を変えても一般化した解釈でいなされてしまうことが
多く、共感してもらえないという苦痛と闘っています。
友人、親や姉妹に相談しても、共感も理解も得られないどころが、信じてもらえず責められることもありました。
わかってくれる人はいないのだと、とうの昔にあきらめました。
混乱、寂しさ、葛藤、自責の念、怒り、虚しさ、パニック、不安、あきらめ、哀しみ、失望などの感情が渦巻く孤独な道のりでした。
引用元:フルリール
みずからの悩みを解決すべく、フルリールという発達障害で悩む人や
そのパートナー、特にカサンドラ愛情剥奪症候群の人といった方がいいでしょうか、
その人達の共有の場を作るエネルギッシュな方のようです。
カサンドラ愛情剥奪症候群に陥った人は本当にこんな感情にさいなまれながら
毎日を過ごすことになります。自分の存在意義もわからなくなるまでに…
人間にとってコミュニケーションというのはもの凄く重要だと言うことですね。
目が見えない人は点字でコミュニケーションを取るでしょうし、
耳が聞こえない人は手話でコミュニケーションをとるでしょう。
でも、アスペルガーで脳の一部に障害がある人にはどのようなコミュニケーション
をすればいいかは個別に全く異なってくることも多く対応が千差万別です。
カサンドラ愛情剥奪症候群で苦しいなと感じている人は、
どちらかというとパートナーに献身的な心を持っていて、
根が真面目な人が多いのではないでしょうか。
逆にいえば、なんだかんだでパートナーに執着しすぎていたり、
依存心が多かったりする感じでもあります。
どんなにアスペルガー症候群の知識を頭に入れようとも、
過去と相手は変わりません。これは悲観的ではなく事実なのです。
1日も早く同じような境遇の人とコミュニケーション出来る場に
足を踏み入れた方が良いです。
今まで世界中で本当に一人ぼっちだと思っていた心も孤独感も
少しずつ共感できることで和らいでくると思います。
私はさらにマイナーなアスペルガー症候群の妻を持つ夫という
サークルを作って共有していこうかとも考えています^^
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