2016年07月22日
「客観的」という連想が苦手なアスペルガー受動型の嫁!「主観的」な発言が勘違いを生む悩み。(その2)
⇒「客観的」という連想が苦手なアスペルガー受動型の嫁!「主観的」な発言が勘違いを生む悩み。(その1)
■アスペルガー受動型の嫁は自分から友達を作りにいかない。
受動型という名の通り、行動に対して極端に積極性がかけるときが
ある嫁。幼いころから大人までの友達に共通して言えることは、
「リーダータイプの人」
「積極的な行動派」
「あまり考えすぎない楽天家」
こんな人が多いんです。
恋人に対しても同じですが、友達に対しても自分から
積極的にということは少なく、相手がアクションをしてきて、
それで動くと言うことばかりです。
行動力のあるリーダータイプの女の子が声を掛けて、
いろいろ世話をしてくれることで仲良くなることがほとんど。
この友達も裏表がないようなタイプならいいのですが、
「私がこんなにいつも親身になってあげているのに」みたいな
見返りを求めるタイプだと、厄介です。
アスペルガー受動型の嫁は言葉で表現すれば、
「来る者拒まず、去る者追わず」という性格です。
「いつも目に掛けてあげているのに何この人!」
みたいに言葉で言われることはないですが、
凄く仲が良いという友達が急に怒って連絡を取らなくなる。
ということが20歳前後のときに見受けました。
「あんなに仲良かったのにどうして連絡しなくなったの?」
と聞けば、
「わからない、なんか全然連絡くれなくなっちゃったんだよね」
と答え、首をかしげる。
「自分から連絡はしないの?」
「うん、いつも相手からかかってくるから…」
いやいや、自分でも掛けてみれば良いじゃん!とつっこみたくなりますが、
こんな感じでいつのまにやら自然消滅らしいです。
主観的で、客観的にあまりかんがえないので傷ついている様子もなし。
■客観的回線が断線している嫁。たまに回線がくっつくときも。
客観的なことばかり気にしている自分からすると、超主観的な嫁の態度は
どこかしら魅力的だったのかもしれませんね。
家族が増えるまでは…
とにもかくにも子どもができてからの生活は本当に一変します。
主観的にしか考えない嫁VS主観的にしか考えない子ども
という対決が連日繰り広げられます。
お互い自分の主張が受け入れられることしか目先にありませんから、
仲が悪くなるばかりです。
この抗争はおしゃべりが出来るようになる魔の2歳児あたりから始まります。
家の場合は上の子はもう11歳ですから、だんだん嫁を相手にしなくなっていますけどね。
客観的=相手の気持ちになるってことではありませんが、
主観的な人たちは、自分の脳裏に思い浮かぶことが、周りの人も
そう思っていると信じて疑わないことが多いので、厄介ですね〜。
1時間ぐらいなぜ相手が怒っているかを説明して、1週間後に理解できたりするときもあります^^
自分だけなら何とかやり過ごすことも出来るのですが、未熟な子どもは常に嫁と
対立している感じです。
何とかうまいコミュニケーション方法があると良いのですがね…
現在も模索中です。
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コメントありがとうございます!
私に心の余裕というのりしろがあれば、おそらくその理解してくれたときこそ
本当は褒め称えなくてはいけないのだと思っております。しかし、現実は、
ついつい「そのときにわからなくちゃ意味ないじゃん」とか否定的なことが
先に出てしまうので、もっとセルフコントロールしなくてはと実感します。
書籍から客観性が学べたということでそれはすばらしいことですね。
うちのアスペルガー受動型の嫁は、東野圭吾の本ばかり読んでいました。
あんないろんな心理描写が出てくる内容を良く理解して読んでいるのかが疑問ですけど…
あの本のこういうとこが面白かったねっていっても、「えっ?そういう意味だって知らなかった」
とかいってますから。
なかなか共感するということを期待するとむずかしいものです^^
酷いときには何年も後に理解したことも。
「これは酷い!何とかしたい!!」
と思いますが、客観的な視点を養うのは普通の人でも難しい事なので、日々模索するばかりです。
私事ですが、私に「他者の視点・思考」というものを教えてくれたのは漫画や小説でした。
漫画は少女漫画雑誌の最後に掲載されているような「ラブ要素が一切無い、明確な悪役がいない、普通の女の子の心の裏表を描いたもの」
具体的に上げるなら、山岸凉子さんの「ドリーム」や、藤沢もやしさんの「十七才の搭」のようなジャンルです。
小説は小野不由美さん、栗本薫さん、モーパッサンの作品群。
自分にそっくりな事を考えるヒロインが登場し、その行動が相手の心にどう響くのか。結果、自分にどのように(悪い形で)帰ってくるのか。とてもリアルに描写されていて、ずいぶんと反省させられました。