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2016年06月18日

アスペルガー受動型の妻はサリーとアンの課題を失敗!?論理的思考が難しい人との生活は…(その2)

アスペルガー受動型の妻はサリーとアンの課題を失敗!?論理的思考が難しい人との生活は…(その1)

■空間認識力の欠如にともなう整理整頓の困難さ

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アスペルガーやADHDなどの発達障害=掃除ができない、整理ができない、という代名詞になりつつありますが、
決して掃除ができないというわけではないのです。屁理屈のようですが、

・掃除をしたいと思う気持ちはある。
・整理しなくちゃという思いはある。

のがアスペルガーの本音ですが、その気持ちを適切な語彙をもって表現できないがために、
「なにもしないで怠けている」と見られてしまうことが損するところでもあり、パートナーからすると
意思疎通がはかれず憤りを感じるところでもあります。

私たちが、あたりまえのようにやっている整理整頓や計画を立てること、だったりは
空間認識力というものが成長しているからこそ難なくこなすことができるんですね。

アスペルガーの嫁と結婚するまでは空間認識力など意識したこともなかったわけですが、
人間が生活する上で非常に重要な役割を担っているんです。

■自分の視界の範囲だけで判断してしまう応用が利かない脳
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アスペルガーといっても、実際はまったく同じ人はいません。
視覚重視の人、聴覚重視の人が多いといわれていますが、感覚過敏な人
もいれば、感覚が鈍感な人もいるので、ひとくくりにアスペルガーという
教科書的なことを本で学んだとしてもそれはあくまで机上の理論なのです。

うちの嫁は、視覚重視と聴覚重視ですが、以前からお伝えしているように、
視野がもの凄く狭いんですね。そして聴覚もこちらがうるさいと思わない音を
うるさいと我慢できず不機嫌になったり、その逆もあります。

サリーとアンの課題のようなことが日常生活でもおこります。
私が洗濯や掃除をしていて、例えば洗剤の中身がなくなってしまったとします。

私「洗剤がないから今度買ってきておいてね」

嫁「えっ?洗面所にまだあったけど?」

私「いや、ないって俺が確認したんだから…」

嫁「でも、でも!あるのみたって!」

私「じゃあ、自分で見てきてみなよ」

嫁「ごそごそ、ほーらー、洗剤あるじゃん(空箱を持ってきてこう言う)」

私「だーかーらー、入ってないでしょう?洗剤の入れ物があるか聞いてないよ」

嫁「あ、本当だ中身がなかったっていってくれれば良いのに」

私「そんなん、いわなくてもわかるだろ!(怒)」


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私がもっと冷静かつ丁寧で具体的に伝えていれば問題ないのですが、
毎日こうだと、正直面倒くさくなっちゃうときがあるんです。

「なんでわかんないんだよ面倒くさ!」って。

そう思っちゃうと、そのぐらいわかってよ!とかいい加減にしてよ!
という気持ちが冷静さを侵食して怒りへと変えていってしまいます。

〇見たままを見たままで判断する。

〇聞いたことを聞いたままで判断する。


サリーとアンの課題はあくまで論理的な思考ができているか
という目安です。できないからアスペルガーというわけではありません。
ある程度の経験値を積んだ大人や軽度ならアスペルガーの人でも正解しますからね。

この問題は、子ども向けにやってあげたほうが効果的です。
小学校低学年あたりで試してあげるのも良いでしょう。

本当の意味でこの意味を理解していないと、なかなか表面的な知識だけでは
受け止めきれないと思います。

支援する側もただただ「こんなのできないの馬鹿じゃない?」
と投げやりにならず、本当にそういう認知の脳だということを受け止めていって
あげるしかないんだなぁと許容範囲を広げていきましょう。

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この記事へのコメント
あおね様

コメントいただきありがとうございます!
当事者の自覚がある方からのご意見は非常に参考になります。

サリーとアンの課題はできたのですね。
これができないから即発達障害ということが確定するわけでもないですが、
要は認知の仕方が少し異なると言うことがわかる判断材料になるのだと思います。

あおね様はご自身でも自覚があり、今までの生活では非常に工夫を凝らして
さまざまな障害を乗り越えてきた方なのだろうと思います。

自分の苦手な面が分かっているからこそ、慎重な点は2度三度と確認出来る点は
すばらしいと思います。その反面努力しすぎて疲れてしまうことも多いかもしれません。

定型発達の人がこの問題をやったら、瞬時にわかるという保証はありませんが、
ある程度大人になってくると経験上、ものごとを客観的にみることができるように
なるのだと思います。その結果、答えが導き出せるのでしょう。

発達障害の人たちは善悪は別として、どうしても主観的に受け取るという
特性が瞬間的に働くので、間違ってしまう人も中にはいるのだと思います。

考えるまもなくというより、登場人物になりきった目線を考えながらみることが
出来るような感覚なのかもしれません。

Posted by 管理人 at 2016年06月29日 01:35
はじめまして。
少し出遅れてしまいましたが、コメントさせて下さい。

私は30代後半の女性で、診断は受けていませんが、自分ではアスペルガーだと思っています。
サリーとアンの課題は、私もトライして一応正解はしました。
でも、私は問題文を二回読みました。
まず一度読んで、次に内容を把握すべく注意深く読み直して、答えはカゴだとわかりました。

私は、短期記憶が苦手です。例えばトランプの神経衰弱が苦手で、どこにどのカードがあったか、覚えていられないのです。
そのため、一度読んだだけでは、サリーとアンのどちらがどのような行動をとったのか、というのが把握出来ないんだと思います。

今回は問題文をわかるまで読めたから正解できたものの、もし誰かから口頭で出されてたら、
おそらく「内容把握に時間がかかり、何度か聞き返す→出題者がイラつく→焦って当てずっぽうに答える」という結果になりそうです。

定型発達の大人の方は、やはり一度問題文を読めば、考えるまでもなく正解できるのでしょうか。気になるところです。
Posted by あおね at 2016年06月27日 00:07
くふら様

いつもコメントいただき感謝致します。

奥様とお子様はできなかったのですね。
くふら様の奥様のような言い訳めいたことはうちの嫁もします^^
まあ、本人は本当にそう思ったのでしょうけど。

でも大人のアスペの方でも、結構この問題は正解する人いるみたいです。
うちの場合は、子どもの方がプチ療育的なことをしているので、多少成長が
みられますが、アスペルガー受動型の嫁は算数が壊滅的にできないようで、
小学生の算数の宿題を見てあげているとき何度も驚かされました…

この問題が出来ないひとはあきらかに自分と認知の仕方が異なるという
ことだけは間違いありませんね。
Posted by 管理人 at 2016年06月21日 22:31
サリーとアンの課題、初耳でした。
こんな問題、普通、間違うことはないだろうと嫁と子供にやらせてみると・・・

結果、どちらも普通じゃありませんでした。

まぁ、予想はしていましたが。

嫁に関しては、問題の説明をすると、「これって、ビー玉はどこにあるでしょうって問題に見えるよね」と、言い訳にならない言い訳をし・・・
でも、一応、間違った理由を説明しなくてはいけない場面だという認識はあったようなので、まだましでしょうか。
Posted by くふら at 2016年06月21日 20:49
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