2016年06月03日
発達障害者の対応はマニュアル通りには行かない!?躍起になりすぎない支援が大切。(その2)
⇒発達障害者の対応はマニュアル通りには行かない!?躍起になりすぎない支援が大切。(その1)
■支援者がアダルトチルドレンだと依存心の大きさが家庭不和の元となる
市販されている発達障害の書籍はあくまで統計的な一般論が記載されています。
読んでいれば、当然自分のパートナーと合致することも多いでしょう。改善方法や
受け止め方についても書かれていますが、それが発達障害者万人に通用するとも限りません。
多くの人は、自分のパートナーや子どもが発達障害だと気づいてもこの局面で
つまずいてしまうことが多い気がします。第一に、どんな改善方法やすばらしいSSTを
があっても、発達障害がみるみる改善したりする魔法のような対処方法ではありません。
心療内科や精神科、自治体の相談などで先生や専門家だのみにしすぎることも危険です。
自閉症スペクトラムのパートナーとなる支援者は、アダルトチルドレンであることがおおく、
さまざまなことに依存的な体質を持っていたりします。依存心のベースが大きい人は、
それを裏切られたときの反動ももの凄く大きいです。
「病院に行っても全然違う診断をされた!」
「先生が全く理解してくれない人間だった」
「一生懸命話しているのに自治体の人の受け答えが雑だった」
自分が一生懸命やればやるほど、「誰も自分の気持ちは分かってくれない」という
孤独感が増すような感覚に脳が占有されてしまい自らをより傷つけてしまうのです。
精神的に疲弊して、誰かに手をさしのべてもらいたいという依存心が強いと
より一層追い詰められますから、病院に行こうが、専門家に話を聞こうが、
まず、パートナーが変身してすっきり改善するという妄想は取り除く必要があります。
あくまで、最終的には相手の良い面悪い面をありのままの姿を肯定的に受け止めるという
ことが必要となっていきます。これをやるには支援する側がまず精神的に冷静に判断できる
ような余裕を持った心で毎日を生活できるようにすることが大切だったりします。
■問題なのは障害の名称ではなく、当事者のオリジナルのマニュアル。
障害年金を受給したり、障害者手帳を交付したり、療育手帳を交付したり、そういう
社会保障的な面からいえば、自閉症スペクトラム、発達障害という診断を受けることが
大切であったりもしますが、あまり診断にこだわりすぎ頑張りすぎることは支援者の身を滅ぼします。
問題なのは「何という障害に該当するかどうか?」ということではなく、各家庭でどのようにしたら
少しでも内容が意思疎通しやすいかとか、その発達障害をかかえる人とのコミュニケーションの
オリジナルのマニュアルではないでしょうか。これをアレンジできる人は、実際に一緒に生活を
している人でないとできません。書籍に書いてあるような一般的な発達障害の対応方法に
私たちがアレンジをして、いろいろと試してみるということは大切ですね。絶対的な方法なんて基本的にありません。
そして、100%改善という高い目標は勝手につくらないことです。ほんの少しでも
以前より、失敗することが減ったり、伝えられていなかったことが伝えられただけでも
本来は生活の質は向上しているポイントもあるはずです。
支援者がひとりで突っ走ってしまうと、目標も高くなりがちです。家族ですから、
家族ごとのペースにあわせて昨日より今日少しできた!ということを評価できるような
余裕を持った心で接したいものですね。
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■支援者がアダルトチルドレンだと依存心の大きさが家庭不和の元となる
重要なのは、私と彼との間に、コミュニケーションにおける困難や、著しい行き違いがあり、そしてそれが双方にとって、結果的にかなり 辛つら いものなのだ、ということだと考えています。診断の有無は問題の本質ではありません。
引用元:ヨミドクター 発達障害の疑いのある夫との関係性について
市販されている発達障害の書籍はあくまで統計的な一般論が記載されています。
読んでいれば、当然自分のパートナーと合致することも多いでしょう。改善方法や
受け止め方についても書かれていますが、それが発達障害者万人に通用するとも限りません。
多くの人は、自分のパートナーや子どもが発達障害だと気づいてもこの局面で
つまずいてしまうことが多い気がします。第一に、どんな改善方法やすばらしいSSTを
があっても、発達障害がみるみる改善したりする魔法のような対処方法ではありません。
心療内科や精神科、自治体の相談などで先生や専門家だのみにしすぎることも危険です。
自閉症スペクトラムのパートナーとなる支援者は、アダルトチルドレンであることがおおく、
さまざまなことに依存的な体質を持っていたりします。依存心のベースが大きい人は、
それを裏切られたときの反動ももの凄く大きいです。
「病院に行っても全然違う診断をされた!」
「先生が全く理解してくれない人間だった」
「一生懸命話しているのに自治体の人の受け答えが雑だった」
自分が一生懸命やればやるほど、「誰も自分の気持ちは分かってくれない」という
孤独感が増すような感覚に脳が占有されてしまい自らをより傷つけてしまうのです。
精神的に疲弊して、誰かに手をさしのべてもらいたいという依存心が強いと
より一層追い詰められますから、病院に行こうが、専門家に話を聞こうが、
まず、パートナーが変身してすっきり改善するという妄想は取り除く必要があります。
あくまで、最終的には相手の良い面悪い面をありのままの姿を肯定的に受け止めるという
ことが必要となっていきます。これをやるには支援する側がまず精神的に冷静に判断できる
ような余裕を持った心で毎日を生活できるようにすることが大切だったりします。
■問題なのは障害の名称ではなく、当事者のオリジナルのマニュアル。
障害年金を受給したり、障害者手帳を交付したり、療育手帳を交付したり、そういう
社会保障的な面からいえば、自閉症スペクトラム、発達障害という診断を受けることが
大切であったりもしますが、あまり診断にこだわりすぎ頑張りすぎることは支援者の身を滅ぼします。
問題なのは「何という障害に該当するかどうか?」ということではなく、各家庭でどのようにしたら
少しでも内容が意思疎通しやすいかとか、その発達障害をかかえる人とのコミュニケーションの
オリジナルのマニュアルではないでしょうか。これをアレンジできる人は、実際に一緒に生活を
している人でないとできません。書籍に書いてあるような一般的な発達障害の対応方法に
私たちがアレンジをして、いろいろと試してみるということは大切ですね。絶対的な方法なんて基本的にありません。
そして、100%改善という高い目標は勝手につくらないことです。ほんの少しでも
以前より、失敗することが減ったり、伝えられていなかったことが伝えられただけでも
本来は生活の質は向上しているポイントもあるはずです。
支援者がひとりで突っ走ってしまうと、目標も高くなりがちです。家族ですから、
家族ごとのペースにあわせて昨日より今日少しできた!ということを評価できるような
余裕を持った心で接したいものですね。
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