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2013年07月13日

行き当たりばったり。箱根の旅 その四

思いがけない事態に『はて、さて、この先どうしようか』と
二匹は強羅のターミナルで右往左往。
「宮の下、湯本まで戻って一服した方が良いのかな?ここら辺りで休むのが良いかな?
いっそ小田原まで行って早めの夕食を取ろうか」と、いろいろと案が出てくるのですが、
頭が回らず決める事ができない『ポケ〜ッ』とする亀なのでした。

結局、登山電車で下山する事に。
座席に着き、落ち着いたところで頭が回り始め、
『塔ノ沢』にオープンしたての立ち寄り湯へ行く事にしました。
これ、正解!でした。
月曜日の夕方と言う条件もあったのでしょうが、人は少なく、周りの喧噪も無く、
緑に包まれた温泉で二匹の亀は甲羅を脱ぎ、疲れを癒したのでした。
(『箱根湯寮』と言う3月にオープンした施設で、清潔感溢れ、
食事もとれる立ち寄り湯です。チョット不便な所に在りますが、おすすめです!)。

箱根湯本では当初の予定通りお弁当を購入。車内で頂く事にしました。
帰路は夜の電車ですが、先頭の展望席です。
そして話題となったのが、ロマンスカーの運転席は何処に有るかです。
答えは『一般座席の「上」です』。
では、どのようにして運転手は席に着くのかが次の話題です。
亀の記憶では旧型車両の場合、下から運転席が覗けた筈ですが、新型は全く見えません。
発車近くになると運転手さんがやって来て運転席に上がる階段を「ガシャン」と
引っ張りだしていたのが、ボタン一つで「スーウッ」と出てきます。
階段もエスカレータの様に伸びてきます(ハイテクだぜ)。

夜とはいえ、展望席です。『わく、わく』な亀です。
が、席に着くとフロントガラスが曇っています。
「前が見えない」と亀子。すると、先ほどの温泉施設で購入したタオルを取り出し
フロントガラスを『拭き、フキ』します。
しかし、外側に結露が有り曇りは取れません。
後ろの席に座ったカップルが笑っていました。

一泊。行き当たりばったり小旅行は終わりを告げたのですが、
二匹で「若くないから、あまりの無計画は疲れてしまうね」
「次からは程々の計画を立てて、ゆっくりしよう」と反省したのでした。


箱根湯寮

運転士さんのお尻(運転席へ上がっている)

曇るフロントガラス












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ハゲの亀
無知蒙昧な亀がノロノロ、ウロウロと徘徊。 知ったか亀の譫言にお付き合い下さい。そして間違え等有りましたら教えて下さいね。よろしく。
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