ハゲの亀のお散歩日記

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『早稲田松竹』の座席は余裕のある配置で映画鑑賞はとても楽チン。
二匹はこの映画館に嵌まってしまい、毎週のように出没しています。
昨日も出かけて250分の長丁場を過ごしました（さすがにお尻が痛かった）。
『狂気と欲望の美学』と題された二本がかかりました。
一つは残酷で美しい大人の寓話。もう一本は美に命さえも捧げる狂気を
ファンタジックで煌びやかに映し出す作品。
強烈な印象で終映後二匹は疲れ果ててヘロヘロ。
それでも「この映画館でかかる作品はいいものが多いね」
「また来ようよ」と夜の早稲田通りを住処に向かうのでした。

ここ暫くは美術展へ行く機会が多かったので
緑が恋しくなり、高尾山へ山行することにしました。

のんびり10時過ぎに住処を出発。
12時40分ごろに登山道入り口へ到着。
沢沿いの登山道を頂上目指して歩きます。

『6号路』は麓から頂上まで大凡90分、
1号路とは違ってダートなコースです。
途中『岩屋大師』『琵琶滝』（修験者が水行をしていた）を経て大山橋を過ぎ、
小さな橋を三つ過ぎると沢の中を進みます。
ここを過ぎて水平な登山道を行くと丸太の階段（ここがきつい）が続きます。
階段を過ぎれば頂上までわずか。
んが、息を切らしヘロヘロでストックを頼りに登る亀。でも、亀子は”ヒョイ、ヒョイ”と登っていきます。

頂上は何時ものように大勢の登山者で大賑わい。
早々に1号路とケーブルカー使い急ぎ下山です。
高尾山口駅まで戻ると送迎バス乗り場に一目散。
本日最後の便に間に合って、何時ものように広い湯船に飛び込みます。
『八王子健康ランドふろッぴィ』は山行の疲れを癒してくれます。

「また、どこか山登りに行こうよ」と二匹言い合うのでした。



登山道6号路入り口


岩屋大師


琵琶滝


大山橋


高尾山頂上


山頂から西側を展望

京成お花茶屋駅から徒歩8分。
曳舟川親水公園脇に『葛飾区郷土と天文の博物館』があります。
ここのプラネタリウムが二匹のお気に入りです。

デジタルと光学式のプラネタリウム、6.2チャンネルのサウンドシステムで
オリジナル番組を投影しています。
春のプログラムになり二匹で行ってみました。

16時からの番組を鑑賞。
『プラネタリウム』がテーマの番組でデジタルと光学式の特徴を活かした内容。
が、途中で目が回り出し自分の席が動いているような錯覚になり
危うく酔う寸前の亀。
上映後、亀子に聞くと亀と同じような状態になっていたそうで、
「観覧席が回ってるみたい」と盛んに言っていました。


葛飾区郷土と天文の博物館HP：http://www.museum.city.katsushika.lg.jp/index.php



葛飾区郷土と天文の博物館が入る『かつしかドーム』

早稲田通りと明治通りの交差点から高田馬場方面へ徒歩1分ぐらい。
今では珍しくなってしまった『名画座』があります。
『二本立て』で一般￥1,300-（ヒョェ～！訂正前は０の数が一つ多かったです。
訂正してお詫びします。（校正には気をつけているのになぁ））153席の小さなシアターです。
『早稲田松竹』は話題作や名作映画を再上映して、映画ファンには嬉しいところです。
また普通の劇場では掛からないコアな作品も鑑賞することもできます。
二匹でイーサン・ホークの作品を見てきました。
一つは彼が監督し出演する『シーモアさんと、大人のための人生入門』。
もう一つは『ブルーに生まれついて』。
音楽をテーマに哲学的な作品とチェット・ベイカーの半生を描いたヒューマン・ドラマ。
概ね三時間の上演時間は瞬く間に過ぎ去って印象深く二匹の心に残る二作となりました。

早稲田松竹HP：http://www.wasedashochiku.co.jp/lineup/schedule.html

六本木にある国立新美術館では『ミュシャ展』が6月5日まで、
上野の国立博物館では『特別展　茶の湯』が6月4日までそれぞれ行われています。

二匹で連日の出没となりました。

で、ミュシャ展は月曜のランチ時に、茶の湯は翌日の早めに会場に向かったのですが
どちらも平日にもかかわらず見物客で会場は超満員。
特にミュシャ展はチケットを購入するのに40分待ち、鑑賞するのに40分待ち。
会場内に入れば大きな作品に圧倒され、どこから鑑賞すれば良いのか迷うことしばし。
が、『スラブ叙事詩』は確かなデッサン力とテクニックで見る者を圧倒します。

一方の茶の湯の方はといえば早い時間にもかかわらず数寄者が大勢。
んで、『国宝　卯花墻』を始めとして名品ぞろい。
小さな茶碗の中に大きな宇宙が広がっていました。


大勢の観覧者で一杯のミュシャ展会場

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二匹で朝散歩に出発したのが7時少し前。
いつものコースを歩いて本郷給水所公苑に。
バラ園が見頃を迎えていました。
亀子はここが好き。バラの香りを楽しみつつ苑内をウロウロ。
亀はさて此処から何処を巡り歩こうかと悩んでいると
亀子から「明神様に行ってみない？」と提案。
そう言えば神田祭が行われていました。
二匹は本郷通りをノソノソ南に歩きます。
境内は宮入の前にもかかわらず大勢の見物客で賑わっていました。
「一番神輿の宮入りを見て行こう」と二匹も見物客の中に混じります。
待つこと大凡1時間。一番神輿が宮入するとギャラリーも一段と増え
広い境内が小さくなります。
三番神輿が入ると「そろそろ帰ろうか」と賑わう露店街を人の波の揉まれながら
住処へ戻ったのでした。



公苑のバラは見頃



宮入で混み合う境内

子供の頃はお菓子やさんで
あげたビスケットやアルファベットや数字の形をしたビスケットが
量り売りされていたように記憶しています。

このビスケットは何か懐かしくもクセになる美味しさです。
テレビで某タレントさんが絶賛していたビスケット。
ネットショッピングなんかでも買えるし、
亀子と亀は日比谷に映画を見に行った帰りに
銀座にある高知県のアンテナショップ『まるごと高知』で購入。
住処に帰ればあっという間にお腹の中に消えて行きました
（カロリーが高いので食べ過ぎに要注意です）。





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二匹のお腹は日毎に大きく膨れるばかり。
これじゃいけないと朝散歩を再開することに。
んで、ゴールデンウイーク後半の初日は車に乗って『光が丘公園』に。

公園は新緑の頃を迎えてとても気持ちが良いところ。
芝生広場で朝食を頂いて、公園の外周路をノソノソ、ウオーキング。
バードサンクチュアリでバードウオッチング。

広い園内を離れて住宅街へ。
ハーブガーデン・四季の香りローズガーデンなど
ここにも緑のスペースがあります。

散歩にショッピングなどいろいろ楽しめるエリアが光が丘には在ります。



新緑の銀杏並木


芝生ひろば


バードサンクチュアリでバードウオッチングをする亀子


四季の香ローズガーデン


ハーブガーデン




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ゴールデンウイーク初日は
映画『ムーンライト』を鑑賞。
「いい映画だったね」と二匹で感想を肴に
ビヤホールでジョッキ片手にカンバセーション。

翌日曜日は『黒門亭』で柳家三三さんの高座があるので行ってみようと二匹でお出かけ。
んで、陽気に誘われて上野から浅草までノソノソとウオーキング。
仲見世は大勢の観光客で（半分くらいは外国からのお客様？と思うくらい外国人が目立ちました）。
久しぶりに観音様にお参りをして浅草神社へ。
亀は初めての参詣です。三社祭の準備が行われていました。

ノソノソ、ウロウロと徘徊して
「水上バスに乗って隅田川を下ろうか」と亀。ちょうど『ホタルナ』が出航間近。
＜TOKYO CRUISE HP:http://www.suijobus.co.jp＞

大凡1時間の船旅を『お台場海浜公園』までしました。
ついたお台場は黄昏時。人々が思い思いに過ぎ行く時を過ごしていました。
二匹はショッピングモールをウロウロ。
「お腹も空いたね』とデックス東京ビーチ5階の『新記（しんき）』に突入。
三宿に本店があり本格的な香港料理が美味しく楽しめます。
＜新記HP：http://www.honkonmen-shinki.jp/＞

んで、またまた鱈腹食べて大きな腹を抱える二匹なのでした。



たくさんの観光客でごった返す浅草寺


浅草神社　御神輿蔵


水上バス”ホタルナ”は松本零士氏デザイン


浜辺で思い思いに楽しむ人たち


レインボーブリッジ


イルミネーションが綺麗

24日の日曜日。良い天気に誘われて
根津権現さんのツツジを見に行ってきました。

ツツジ苑の花はまだまだと言ったところでしたが、
広い境内には大勢の観光客が居て、参拝者が長い列を作っていました。

「ツツジはまだまだだね」「また来ようか」と二匹。
と、この後は『よみせ通り商店街』『谷中銀座』を徘徊。

んで、二匹は『よみせ通り商店街』にある昭和な洋食屋さん
『キッチン　マロ』に突入。昔なっかしいナポリタンにメンチカツ定食をオーダー。
ただここの店に入るには勇気？が必要かも。
ショーウインドウのサンプルとお店の佇まいを見て”クルリ”と背を向け去っていく人達もチラホラ。
店内は昭和な雰囲気で肩肘張らずにのんびりできます。

で、よみせ通りから谷中銀座へ。狭い通りは大勢の人で一杯です。
『ゆうやけ段々』を上がり道を左に折れ『諏訪神社』へ。
『西日暮里公園』を抜け『道灌山通り』を経て先ほど来たゆうやけ段々へ戻ります。
ノソノソと二匹は早春の谷根千を歩き回ったのでした。



長い列を作る参拝者


賑わう谷中銀座


夕焼けだんだん