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2021年06月21日

私の社会復帰は失敗の連続だが成功


私は不安感の強いうつ病で4年も苦しみ、2年前から社会復帰のために

仕事に就いたが、仕事に就くと1日がすごく長く感じて苦痛で2日勤務で3日目には休んでしまい、

それを2回も繰り返すと、社長から解雇を言い渡されるようなことが何度も経験した。

社会復帰への最初の会社は私がうつ病で仕事を休んだことを告げると内勤で働けるように配慮してくれたが

10日で体に疲労が重なり、体調が元に戻らず退社した。

その際に抗不安薬でも強いと言われるレキソタンを飲んでいた。

その次の会社は20人ほどの会社だが、社長と部長が性格がきつく癖のある人であり

会社も毎朝朝礼をやったり、いろんなその会社独自の非合理的な社長目線のルールがあり

ここは1週間で退社したが、給与は支払われなかった。

でも、1日働く8時間働く練習をしたと思い、まあ、お世話様でしたと言って早々に退社した。

次の会社はハローワークで正社員で応募したが、会社と交わした雇用契約書の雇用期間はたった1カ月になっていた。

病気だったため、臨時雇用で来年の本日までの1年間の契約社員だと思ったが、

相手は1カ月しか雇用する気がないようだ。

そのようにしてハローワークでの雇用実績は稼ごうとする魂胆ではと思った。

逆境にめげずに、何度も10日程度行って退社を4社ほどを繰り返しているうちに

体が働くことに慣れてきて、時間が長くかんじなようになって、

首になっても退社することになっても、気にならなくなっていった。

3年前は退社して精神的なショックと体力不足から次の転職まで1カ月は休む必要があったっが、

今は1日9時間働いても、2日も休めば、次の求人に応募する気力と体力は回復した。

私はタバコを吸わないので、午前は8時から4時間座りながらの仕事、

午後は5時半定時だが、6時過ぎまで座りぱなしで、夕方にはへとへとだ。

会社を受ける際に履歴書には短期間しか働かないので雇用保険や社会保険に加入せずなので、

口頭でフリーランスでアルバイトをしていましたと言うだけだ。

そのようにしている働くことにチャレンジし続けたら、自信が戻ってきた。

そして、強い抗不安薬を飲まなくとも仕事ができようになっていた。

そのようにして3年の間に数社の会社を首になりながら、またきつい会社は途中で辞職しながらを繰り返し
社会復帰に成功したと思う。

社会復帰の過程で感じたことは、実に多くの経営者がうつ病や不安障害などに大きな偏見を持っていることと

精神障害者に対する言動が厳しく、配慮にかける経営者が多いことだ。

精神障害者が働けるようになり、納税者として社会復帰することは社会の利益に叶うと思う。

働くことを目的に努力をする精神障害者は、何度仕事を変えようが何も社会から批判される理由はないと思う。

体調が悪い中、抗不安薬や抗うつ薬を飲みつつ社会復帰に向けて奮闘しており

何ら犯罪を犯すわけでもなく、不誠実な態度もしていないわけだから、転職に対して誰かに批判されるゆえんはない。

だいたい、うつ病や不安障害、強迫性障害は周囲に気を使い配慮するような

繊細で真面目で、責任感の有る人間だから精神的に苦しみ病気になるのであって、

不誠実で犯罪を犯しても良心の呵責も感じない犯罪者とは違うと思う。
posted by さかえ at 00:00| 自死防止の知恵
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さかえ
中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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