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2021年06月16日

うつ症状、ストレスにヨーグルト類がよいようだ


3年ほど前、東京大学、京都大学、神戸大学の共同研究で、胃潰瘍や消化器癌との因果関係が指摘されている胃に生息するヘリコバクターピロリ菌が、

それらの胃腸疾患以外にも有害なたんぱく質を生成し、それが胃壁から吸収され様々な悪さをしていることがわかった。

それをヒントに胃腸の弱い私は、胃腸に良いといわれる食べ物をいろいろと試して見たのだった。

やはり、胃腸に生息する悪玉菌を減らすには、乳酸菌などの善玉菌の多いヨーグルト類を摂取するのが一番であると考えた。

そのような中で、ヨーグルトだとR1やLG21、ビフィズス菌と同時にヤクルトのカゼイシロタ株やガセリ菌やフェリカス菌などを試したが、

自分にはヨーグルト類が効果があると感じた。

ヤクルトは2年前に飲み続けてみて下痢や腹痛の頻度が減少した経験からよいことは知っていたので、

1日一本を昼食後に飲むが、それに加えてここ1か月ほどはLG21のヨーグルトを朝起きて食事の前に必ず食べるようにしている。

その結果、多少だがストレス耐性がついたように感じた。

つまり、多少のことで心が動揺しにくくなったように感じた。

以前の記事でも述べたが、2011年にフランスのうつ病や不安障害患者での臨床試験で、

ヨーグルトなどのバイオテクス飲食物を摂取した患者はそうでない患者と比べ、

うつ症状や不安症状が軽減した結果がある。

日本でも独自に脳腸関係の研究が行われ、消化管内に悪玉菌が多いと、

悪玉菌がメタンガスや神経刺激の有害物質やアトピー性皮膚炎の原因となる物質を生成することが知られるようになった。

そのことはほんのこの2年ほどで急激に進展した研究結果である。

そういえばヨーロッパには長寿の村があり、そこでの食生活で必ず毎日摂取する食品として、

ヨーグルトがあり、ヨーグルトを多く食べる習慣が長寿に結びついているという研究結果もある。

日本ではカルピスがガセリ菌という乳酸菌を1か月程度摂取することで、

うつ症状、不安感、緊張感、ストレス耐性によいと売り出している。

私も飲んだことがあるが、味はカルピスのように甘くおいしい。

人それぞれ腸内細菌層の構成が違うので一概に私の摂取しているものが良いとは言えないが、ヨーグルト等のバイオテクス食品は体によいと思う。

胃腸内で善玉菌を増やすには乳酸菌が住みやすい環境にする必要があり、そのために植物野菜やキノコなどに

含まれる「食物繊維とオリゴ糖」が必要であるとの見解が多いので

それらも食生活で意識して継続した摂取をすることが必要だと思う。

その効果を知るために、食べ物日記をつけることをお勧めする。

食べ物日記は簡単だ。

まず、ヨーグルトなどの乳酸菌類を摂取し始めた日にちを記載し、

朝昼晩とどの時間に何を食べたかを1か月程度記録する。

その際に胃腸の調子と気分の移り変わりを記載してゆく。

そうすると、最近は腹痛や下痢が少なくなったとか、おならが少なくなったとか、便秘しなくなったとか、

肩こりが少なくなったとかイライラしにくくなったなど、改善症状を簡単に書いてゆくと、効果の有無がわかると思う。

サプリメントやビタミンにも言えるのだが、摂取し始めて効果が出るまで2週間程度は必要と経験的に感じるし、

症状が少しずつ良くなるために不快症状が変わったことに気づきにくいが、日記に記載しておくと、

後々、そういえば摂取し始めの頃は、腹痛や下痢が多かったのに、最近少なくなったなどの自分の体調変化に
気づきやすいと思う。

そのようにして自分の体に良いと思われる食品を探してゆく方法がある。
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さかえ
中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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