2009年04月04日
一眼レフカメラ改めデジタルカメラ。シャッタースピードと絞り
ようこそおいでくださいました。
何もありませんがごゆっくり。。。
数年前までカメラには必ずフィルムが必要でした。
デジタルカメラが全盛となり、フィルムは姿を消そうとしていますが、
カメラといえばフィルムです。
このフィルム、光を記録する媒体ですが、光の強さを感じる度合いがあります。
少ない光と強い光の記録できる限界を持っていました。
明るすぎると印画紙では白くなり、暗すぎると黒くなります。
レンズから入ってくる光を、フィルムの感度の真ん中ぐらいの光量に成るように調整する必要があるわけです。光を調整する機構を絞りといい、レンズにこの機能が埋め込まれています。
これは、デジタルカメラになっても必要で、光を感じるCCDやC-MOSセンサーが、電気的に飽和しないような光量に調整しなければなりません。
また、カメラにはシャッターというのが付いています。
シャッターは光をフィルムに当てるか否かを決めています。
ただただ開けたり閉めたりするだけでなく、そのスピードを調整して、光が当たる時間を調整してフィルムが光で飽和して、印画紙が真っ白にならずに、画像がフィルムに対してちょうどいい光の量になるように調整しているわけです。もちろんシャッターもデジタルになった今も存在します。
カメラといえば、この絞りとシャッターが写真に大きく影響する事は間違いありません。
同じレンズを使用していても、絞りを閉じて光を入らないようにすると、写真は近くから遠くまで満遍なくピントが合い、遠近感を感じさせない写真になります。
この場合、光の量が少ないわけですから、光を量を多くするために、光をON/OFFするシャッターを長く開けて、光が当たる量を調整します。(シャッタースピードを遅く)
逆に絞りを開けて入ってくる光を多くすると、ピントを合わせたところの前後はピントが甘くなり、ぼけて映るので遠近感を強調した写真になります。
このとき、光量は多くなるのでシャッターを開ける時間を短くして光の飽和を防ぎます。(シャッタースピードを速く)
この絞りとシャッタースピードを選択して写真を取ると、自分が取りたいと思う写真に出来るわけですね。
例えば、花などの前後での記念撮影や、みんなと楽しい集合写真を取るときなどは、どの部分にもピントを合わせたいわけですから、絞りを絞って光の量を少なくし、その分シャッターを長く開けて光を調整します。
例えば、一つの花を近くからアップでとるような場合、できるだけその花だけを取りたいので、絞りを開けて前後のピントをぼかします。
例えば子供の運動会の写真などは、動きのある子供をくっきり止めて取るために、今度はシャッターを速く開け閉めして、光量が少なくなった分絞りを開けて撮影するという具合です。
逆に動きを表現させるために、シャッターを長く開けておく方法もあります。シャッターが開いている間に子供は動きますから、その動きが写真に写しこまれます。光が多くなる分、絞りは絞ることになります。(適正露出といいます)
このように、写真で重要な要素として、絞りとシャッターがある事は理解していただけたと思います。最近のデジタルカメラは、誰もがそこそこの写真を取れるように、シーン別のモードを搭載したものがほとんどです。スポーツ写真・風景・スナップ・夜景など、必要に応じてこのモードにすることで、自動的に適正な絞りやシャッタースピード、写真の明るさとなるようになっているわけです。
ですがもし、貴方が、ただ写真を取るだけではなく意図的にこのような写真を取りたいなら、そのような機能を備えたカメラがひつようです。前に書いたシーン別モード機能のほかに、自分で絞りやシャッタースピードを選択できるカメラを選んでください。この機能は一般的にマニュアルと呼ばれる機能です。カタログには“M”と言う文字で表したり、カタログではマニュアルと記載される場合がおおいです。
ここで例を一つ。。
チョットわかりにくいのですが、絞りを絞って取るとこうなります。
絞りはF8、シャッタースピード1/30です。
後ろに見えるのはネギなんですが、ネギまでちゃんと見えているでしょう?
今度は絞りを開けて撮ったものがこれです、
絞りはF2.8、シャッタースピード1/200です。
わかりますか?ネギがボケているでしょう?
たまたま曇っていて、被写体もコレを説明するのに適したものでないので
はっきりしませんが、この原理を生かして、
スポーツ写真などで遠近感を強調させたりするわけです。
このように、絞りを自由に設定すると、自動的にシャッタースピードを調整してくれる自動モードを絞り優先モードといいます。絞り優先AEということもあります。
スポーツ写真では、動きを止めて撮りたいがために、シャッタースピードを速くしたいものです。意図してシャッタースピードを決めると自動的に絞りを調整してくれるモードもあります。これをシャッタースピード優先モードといいます。シャッタースピード優先AEということもあります
チョット凝った写真を撮りたいと思うなら絞り優先とシャッタースピード優先、マニュアルモードを持ったカメラが必要です。
最後に、絞り優先モードとシャッタースピード優先モードを組み合わせたモードをプログラムAE
プログラムAE、絞り優先AE、アニュアル、シーンモードを搭載しています。
全てのモードを搭載しています。
全てのモードを搭載しています。なかなか遊び心ある一台です。
何もありませんがごゆっくり。。。
数年前までカメラには必ずフィルムが必要でした。
デジタルカメラが全盛となり、フィルムは姿を消そうとしていますが、
カメラといえばフィルムです。
このフィルム、光を記録する媒体ですが、光の強さを感じる度合いがあります。
少ない光と強い光の記録できる限界を持っていました。
明るすぎると印画紙では白くなり、暗すぎると黒くなります。
レンズから入ってくる光を、フィルムの感度の真ん中ぐらいの光量に成るように調整する必要があるわけです。光を調整する機構を絞りといい、レンズにこの機能が埋め込まれています。
これは、デジタルカメラになっても必要で、光を感じるCCDやC-MOSセンサーが、電気的に飽和しないような光量に調整しなければなりません。
また、カメラにはシャッターというのが付いています。
シャッターは光をフィルムに当てるか否かを決めています。
ただただ開けたり閉めたりするだけでなく、そのスピードを調整して、光が当たる時間を調整してフィルムが光で飽和して、印画紙が真っ白にならずに、画像がフィルムに対してちょうどいい光の量になるように調整しているわけです。もちろんシャッターもデジタルになった今も存在します。
カメラといえば、この絞りとシャッターが写真に大きく影響する事は間違いありません。
同じレンズを使用していても、絞りを閉じて光を入らないようにすると、写真は近くから遠くまで満遍なくピントが合い、遠近感を感じさせない写真になります。
この場合、光の量が少ないわけですから、光を量を多くするために、光をON/OFFするシャッターを長く開けて、光が当たる量を調整します。(シャッタースピードを遅く)
逆に絞りを開けて入ってくる光を多くすると、ピントを合わせたところの前後はピントが甘くなり、ぼけて映るので遠近感を強調した写真になります。
このとき、光量は多くなるのでシャッターを開ける時間を短くして光の飽和を防ぎます。(シャッタースピードを速く)
この絞りとシャッタースピードを選択して写真を取ると、自分が取りたいと思う写真に出来るわけですね。
例えば、花などの前後での記念撮影や、みんなと楽しい集合写真を取るときなどは、どの部分にもピントを合わせたいわけですから、絞りを絞って光の量を少なくし、その分シャッターを長く開けて光を調整します。
例えば、一つの花を近くからアップでとるような場合、できるだけその花だけを取りたいので、絞りを開けて前後のピントをぼかします。
例えば子供の運動会の写真などは、動きのある子供をくっきり止めて取るために、今度はシャッターを速く開け閉めして、光量が少なくなった分絞りを開けて撮影するという具合です。
逆に動きを表現させるために、シャッターを長く開けておく方法もあります。シャッターが開いている間に子供は動きますから、その動きが写真に写しこまれます。光が多くなる分、絞りは絞ることになります。(適正露出といいます)
このように、写真で重要な要素として、絞りとシャッターがある事は理解していただけたと思います。最近のデジタルカメラは、誰もがそこそこの写真を取れるように、シーン別のモードを搭載したものがほとんどです。スポーツ写真・風景・スナップ・夜景など、必要に応じてこのモードにすることで、自動的に適正な絞りやシャッタースピード、写真の明るさとなるようになっているわけです。
ですがもし、貴方が、ただ写真を取るだけではなく意図的にこのような写真を取りたいなら、そのような機能を備えたカメラがひつようです。前に書いたシーン別モード機能のほかに、自分で絞りやシャッタースピードを選択できるカメラを選んでください。この機能は一般的にマニュアルと呼ばれる機能です。カタログには“M”と言う文字で表したり、カタログではマニュアルと記載される場合がおおいです。
ここで例を一つ。。
チョットわかりにくいのですが、絞りを絞って取るとこうなります。
絞りはF8、シャッタースピード1/30です。
後ろに見えるのはネギなんですが、ネギまでちゃんと見えているでしょう?
今度は絞りを開けて撮ったものがこれです、
絞りはF2.8、シャッタースピード1/200です。
わかりますか?ネギがボケているでしょう?
たまたま曇っていて、被写体もコレを説明するのに適したものでないので
はっきりしませんが、この原理を生かして、
スポーツ写真などで遠近感を強調させたりするわけです。
このように、絞りを自由に設定すると、自動的にシャッタースピードを調整してくれる自動モードを絞り優先モードといいます。絞り優先AEということもあります。
スポーツ写真では、動きを止めて撮りたいがために、シャッタースピードを速くしたいものです。意図してシャッタースピードを決めると自動的に絞りを調整してくれるモードもあります。これをシャッタースピード優先モードといいます。シャッタースピード優先AEということもあります
チョット凝った写真を撮りたいと思うなら絞り優先とシャッタースピード優先、マニュアルモードを持ったカメラが必要です。
最後に、絞り優先モードとシャッタースピード優先モードを組み合わせたモードをプログラムAE
プログラムAE、絞り優先AE、アニュアル、シーンモードを搭載しています。
全てのモードを搭載しています。
全てのモードを搭載しています。なかなか遊び心ある一台です。