2009年10月26日
太刀魚を3枚に下ろす方法はこれ!
私は趣味で釣りをするのですが、
この時期ですと太刀魚という魚を狙って海へ出かけております。
みなさん、どんな魚かわかりますか?
スーパーでもたまに見かけますよね。
切り身になっちゃってるので前身を見ることはあまりないでしょう。
こんなヤツです。
この魚、他の小魚を餌として食べる怖いやつで、白身で大変美味しい魚です。
ところが、骨が硬く、腹と背にも骨があるので大変食べづらい魚です。
タダでさえ体型から食べるところが少ないのに。。。
これを3枚に下ろしてみました。
腹骨と背びれから伸びる背骨も含めて取り除けば、
一口で食べられる状態になるので、
どのような調理方法でも、美味しくいただけるはずです。
それではやってみましょう!
最初に説明を分かりやすくする為に次のことを取り決めておきます。
腹側から体中央に向かってある骨を “腹骨” と呼ぶことにします。
背びれに付いて、体中央に向かう骨を “背骨” と呼ぶことにします。
通常、背骨と呼ぶ、体中央にある骨を “中骨” と呼ぶことにします。
@最初に頭を落としますが中骨より上側に包丁をいれ、頭と中骨に切り込みます。
A反対側も同じ用に包丁を入れますが、中骨は切れてますのでそのまま腹側へ刃を入れます。この時、あまり深く入れて内臓を切らないようにしてください。
Bもう一度裏返して、残りの腹部分に包丁をいれます。ここでも内臓は切らないようにします。
Cそのまま頭を引っ張ると、内臓が付いて出てきます。普通なら腹を割きますが、この方法ですと内臓がそのまま頭について出てきます。卵がある場合は、ちゃんと卵だけ腹の中に残りますのでいい方法ですよ。
Dその後、塩焼きで食べやすいサイズの15cmほどにぶつ切りします。内臓が抜けた後は、水道水で綺麗に洗い流してください。卵は新鮮ですと崩れませんので腹の中へ押し戻して一緒に焼くか、水洗いで押し流して取り出して調理します。
E塩焼きならこのまま焼いちゃいます。骨を喉に詰まらせないように注意して食べてください。このぶつ切りで塩焼きした場合の食べ方は、また後で書きますのでそちらをみてください。
F3枚下ろしは、普通の魚のように頭から尻尾に向かって中骨に沿って包丁を入れると、中骨の膨らんだ分、身が残ってしまいます。そこで、背骨に沿って、背骨から中骨方向へ包丁を入れます。何度かに分けて身を残さないように、背骨に添って刃を入れてください。
G背骨まで行ったら、今度は腹側から包丁を入れます。やはり、腹骨に刃を沿わせて中骨まで葉を入れます。
H最後に中骨に沿って包丁を入れると綺麗に身だけが取れます。
I内蔵がある部分の場合は、Hまで終わってから、内臓の部分を薄くそぎ落とします。普通の魚の3枚下ろしと同じように。。
Jこうすれば骨は残らず、身だけになるので、そのまま刺身にしてもよし、から揚げでもよしです。
ただし、この状態での塩焼きは出来ません。身がボロボロになっちゃいますので注意してくださいね。バターで焼くのはできますよ。かなり美味いです。
こんななっちゃいます。上手くできました。
背骨と腹骨をガイドにして刃物を入れるので、誰でも時間をかければ出来ちゃいます。
私もこれが始めての3枚下ろしでした。(笑)
今回はから揚げです。
一口で食べれちゃいますので、手間要らずです。
美味しいですよぉ。お試しください。
<
この時期ですと太刀魚という魚を狙って海へ出かけております。
みなさん、どんな魚かわかりますか?
スーパーでもたまに見かけますよね。
切り身になっちゃってるので前身を見ることはあまりないでしょう。
こんなヤツです。
この魚、他の小魚を餌として食べる怖いやつで、白身で大変美味しい魚です。
ところが、骨が硬く、腹と背にも骨があるので大変食べづらい魚です。
タダでさえ体型から食べるところが少ないのに。。。
これを3枚に下ろしてみました。
腹骨と背びれから伸びる背骨も含めて取り除けば、
一口で食べられる状態になるので、
どのような調理方法でも、美味しくいただけるはずです。
それではやってみましょう!
最初に説明を分かりやすくする為に次のことを取り決めておきます。
腹側から体中央に向かってある骨を “腹骨” と呼ぶことにします。
背びれに付いて、体中央に向かう骨を “背骨” と呼ぶことにします。
通常、背骨と呼ぶ、体中央にある骨を “中骨” と呼ぶことにします。
@最初に頭を落としますが中骨より上側に包丁をいれ、頭と中骨に切り込みます。
A反対側も同じ用に包丁を入れますが、中骨は切れてますのでそのまま腹側へ刃を入れます。この時、あまり深く入れて内臓を切らないようにしてください。
Bもう一度裏返して、残りの腹部分に包丁をいれます。ここでも内臓は切らないようにします。
Cそのまま頭を引っ張ると、内臓が付いて出てきます。普通なら腹を割きますが、この方法ですと内臓がそのまま頭について出てきます。卵がある場合は、ちゃんと卵だけ腹の中に残りますのでいい方法ですよ。
Dその後、塩焼きで食べやすいサイズの15cmほどにぶつ切りします。内臓が抜けた後は、水道水で綺麗に洗い流してください。卵は新鮮ですと崩れませんので腹の中へ押し戻して一緒に焼くか、水洗いで押し流して取り出して調理します。
E塩焼きならこのまま焼いちゃいます。骨を喉に詰まらせないように注意して食べてください。このぶつ切りで塩焼きした場合の食べ方は、また後で書きますのでそちらをみてください。
F3枚下ろしは、普通の魚のように頭から尻尾に向かって中骨に沿って包丁を入れると、中骨の膨らんだ分、身が残ってしまいます。そこで、背骨に沿って、背骨から中骨方向へ包丁を入れます。何度かに分けて身を残さないように、背骨に添って刃を入れてください。
G背骨まで行ったら、今度は腹側から包丁を入れます。やはり、腹骨に刃を沿わせて中骨まで葉を入れます。
H最後に中骨に沿って包丁を入れると綺麗に身だけが取れます。
I内蔵がある部分の場合は、Hまで終わってから、内臓の部分を薄くそぎ落とします。普通の魚の3枚下ろしと同じように。。
Jこうすれば骨は残らず、身だけになるので、そのまま刺身にしてもよし、から揚げでもよしです。
ただし、この状態での塩焼きは出来ません。身がボロボロになっちゃいますので注意してくださいね。バターで焼くのはできますよ。かなり美味いです。
こんななっちゃいます。上手くできました。
背骨と腹骨をガイドにして刃物を入れるので、誰でも時間をかければ出来ちゃいます。
私もこれが始めての3枚下ろしでした。(笑)
今回はから揚げです。
一口で食べれちゃいますので、手間要らずです。
美味しいですよぉ。お試しください。
<