皆さんの家には水槽はありますか？
趣味で熱帯魚や金魚を飼う人もいますが、生き物は何でもかわいいものです。

数年前、子供と網を持って川や池をぶらぶらして遊んでいると、昔懐かしいメダカを発見。
もう身近な場所にメダカなどいないものとおもってまいしたが、まだ結構居ることに驚きました。
しかし、昔からのものではなく、ひょっとすると観賞用のものが放流されてふえたのかなぁとも感じます。
絶滅危惧種ですので、持ち帰る事はいけないのでしょうが、数匹バケツで持ち帰り、繁殖を繰り返して今にいたります。
今年も繁殖の季節がやってきました。
放置したままですと孵化したときに親が食べてしまうので、親がお腹に卵をつけているときに、そっととって水草にくっつけ、別の水槽で孵化させて大きくします。

今回はこの卵、クローズアップしてみました。もちろん手持ちで。。。（笑）
それがこれ。。

卵の表面には毛が生えていてこれが周りのものにくっつくように出来ているんですね。
また、くもの糸のような糸も付いていて、水草などに自分をつなぎとめる重要な役割を果たしているわけです。

メダカの産卵は夜中2時から明け方にかけて行なわれるそうです。
ですから、朝起きて、お腹に卵をつけているときには既に、雄の放精も終わり、受精卵となっているのだそうです。

今の時期ですと、約１０〜１４日ぐらいで卵が孵り小さいのが出てきます


こんなメダカも、えさをもらえる事はわかるらしく、近くを通ると水面近くでウロウロと可愛いものです。
子供さんの夏休みの自由研究も兼ねて、飼ってみてはいかがですか？


一つだけ注意点があります。買ってきたメダカは地元に居るめだかとは種類が違います。
ですから、面倒を見れなくなったからと、自然に逃がしてはいけません。地元のめだかと交配が進み、固有の遺伝子が守られにくくなっちゃいますので、くれぐれも放流しないでくださいね。
最後まで、責任を持って育ててあげてください。


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