2009年05月24日
カセットガスの使い方・注意点
カセットガスは非常に有用なガスです。
キャンプ用品をはじめ、最近ではホンダの耕運機まで、幅広く使われるカセット燃料です。
しかし、この有用なガスも使い方を誤ると大変なことになります。
注意点は色々ありますが、新品のカセットボンベを使う際に気をつけることを書いてみたいと思います。
カセットガスの中は液体ガスが充填されている訳ですが、これが気化して外へでてくるとき、ボンベの切り欠き部分にガスの取り出し口があって、ここを通ってガスが出てきます。
よく、ガス機器の取扱説明書に生ガスの注意書きがあります。
生ガスとは気化していない液体ガスがボンベ外へ排出される現象で、ボンベ出口で急激に気化して、そこで爆発的に燃えることから非常に危険です。
ガスが新品の場合、液体ガスの液面が取り出し口の直ぐ近くまで来ており、ランタンなどでは、ホヤのそとまで炎がが噴出し、爆発的に燃えるのでビックリします。
なぜそのようなことが起こるかというと、図を見てください。
ガスの取り出し口はこの切り欠きの方向を向いています。
ガスボンベが満タンのとき、仮にランタンに使ったとしましょう。
ランタンを揺らすと液体ガスが揺れ、ガス取り出し口が液体ガス中へ沈みます。
このとき、取り出し口から液体ガスが流れ出すわけです。
これはホントにキケンです。炎が吹き出します。
カセットコンロの取り扱い説明書には、この切り欠き部分が上になるように爪が出ていて、機器にセットすると自然と取り出し口が上に来るようになっています。
ところが、これだけの安全策を講じているのにもかかわらず、爪を無視して無理やり取り付ける人もいるんですね。困ったものです。。。
是非、これを機会に知識としてお持ちいただいて、事故のないように使ってくださいね。
カセットガスが新品で、生ガスが出やすい(液面が高く、ゆれなどで出口に液体ガスが触れる)場合は、ちょっとしたゆれなどで、ランタンから炎が吹き出します。
こんなときは、この切り欠き部を上にして少し傾けてガスを燃焼させるか、水平なところにおいて、ある程度ガスを燃焼させてから移動することをお薦めします。
ランタンへボンベをセットするとき底ブタに載せて締め付けます。これだと切り欠き部がどこへ向くかわかりませんので、ガスボンベが外にある時点で切り欠き部がどちらにあるのかボンベの底を見ておきます(ボンベの底にはロットナンバーなどの文字がある場合が一般的、ない場合はマジックでマーキングを。。)。
一度ボンベをセットして、フタを外してください。ボンベは付いたままになってますので底のマーク位置で切り欠き部がどこにあるか判断してください。
また、これから暑くなってくると車の中は灼熱地獄。
どうか、車の中へのカセットガスの放置は止めてくださいね。
キャンプのときなど、移動中はクーラーも効いていて問題ありませんが、トイレ休憩などでちょっとした時間駐車するだけでも、車内温度は上昇し危険です。くれぐれも車中への放置はしないでくださいね。
5分や10分は気になりませんが30分、1時間となるとちょっと気持ちが悪いですね。
カセットガスの使い方、注意点、危険性!コンロでの燃焼の問題点はこちら
こちらから、直接カセットガス機器を購入していただけます。
Amazonからの紹介です。
カセットガス機器あれこれ。。いろんなカセットガス機器が一杯!
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しかし、この有用なガスも使い方を誤ると大変なことになります。
注意点は色々ありますが、新品のカセットボンベを使う際に気をつけることを書いてみたいと思います。
カセットガスの中は液体ガスが充填されている訳ですが、これが気化して外へでてくるとき、ボンベの切り欠き部分にガスの取り出し口があって、ここを通ってガスが出てきます。
よく、ガス機器の取扱説明書に生ガスの注意書きがあります。
生ガスとは気化していない液体ガスがボンベ外へ排出される現象で、ボンベ出口で急激に気化して、そこで爆発的に燃えることから非常に危険です。
ガスが新品の場合、液体ガスの液面が取り出し口の直ぐ近くまで来ており、ランタンなどでは、ホヤのそとまで炎がが噴出し、爆発的に燃えるのでビックリします。
なぜそのようなことが起こるかというと、図を見てください。
ガスの取り出し口はこの切り欠きの方向を向いています。
ガスボンベが満タンのとき、仮にランタンに使ったとしましょう。
ランタンを揺らすと液体ガスが揺れ、ガス取り出し口が液体ガス中へ沈みます。
このとき、取り出し口から液体ガスが流れ出すわけです。
これはホントにキケンです。炎が吹き出します。
カセットコンロの取り扱い説明書には、この切り欠き部分が上になるように爪が出ていて、機器にセットすると自然と取り出し口が上に来るようになっています。
ところが、これだけの安全策を講じているのにもかかわらず、爪を無視して無理やり取り付ける人もいるんですね。困ったものです。。。
是非、これを機会に知識としてお持ちいただいて、事故のないように使ってくださいね。
カセットガスが新品で、生ガスが出やすい(液面が高く、ゆれなどで出口に液体ガスが触れる)場合は、ちょっとしたゆれなどで、ランタンから炎が吹き出します。
こんなときは、この切り欠き部を上にして少し傾けてガスを燃焼させるか、水平なところにおいて、ある程度ガスを燃焼させてから移動することをお薦めします。
ランタンへボンベをセットするとき底ブタに載せて締め付けます。これだと切り欠き部がどこへ向くかわかりませんので、ガスボンベが外にある時点で切り欠き部がどちらにあるのかボンベの底を見ておきます(ボンベの底にはロットナンバーなどの文字がある場合が一般的、ない場合はマジックでマーキングを。。)。
一度ボンベをセットして、フタを外してください。ボンベは付いたままになってますので底のマーク位置で切り欠き部がどこにあるか判断してください。
また、これから暑くなってくると車の中は灼熱地獄。
どうか、車の中へのカセットガスの放置は止めてくださいね。
キャンプのときなど、移動中はクーラーも効いていて問題ありませんが、トイレ休憩などでちょっとした時間駐車するだけでも、車内温度は上昇し危険です。くれぐれも車中への放置はしないでくださいね。
5分や10分は気になりませんが30分、1時間となるとちょっと気持ちが悪いですね。
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