このところ物思いにふけることがおおい。

よく道端で見かけるこんな風景。


どこからか種が飛んできて、ここで子孫をふやしはじめ、気が付いたらこんなに。。

この一瞬を見ているとね、
沢山綺麗に咲いてる。。よくまぁこんなに沢山咲いたね。。
そう思うんじゃないだろうか。。

ところが、2ヶ月たち。6ヶ月、１年。。
想像できますかこの風景がどう変るか。。

残念ながら未来の写真は持ち合わせておりません。
ですが、想像できるのは、この花はもうないと思います。

人が管理している場所ならともかく、手入れをしない場所では、
まず同じ風景をみることはないと。
どういうこと？

すべてのことは繋がって流れているのです。
更地には瀬の低い雑草が生え、徐々に大きな植物へと風景を変えて行きます。
バッタや小さな虫たちが増え、鳥がやってきて、小動物がやってきます。
大型の植物の種が糞とともにやってきて、どんどん森へと変って行きます。

近くの空き地でそんな風景を見たことないですか？

そのまま放置しておくと、ホントに森になっていくんです。

そこには、同じ風景は決してありません。
一面を多い尽くした雑草たちは姿をけし、ごく一部にとどまるだけ。。
時間が経てば、なくなってしまうかも知れません。

永遠なんてものはないのです。
色んなものは移り変わり、係わり合い、助け合い、時には邪魔しあいながら自然は成り立ちます。

でもね、自然の中では、敵も見方もありません。
食べられたり食べたり、それも敵味方はないのです。

決して必要以上には起こらない。。
微妙に関係を続けながら、自然に自然に形を変える。

消え去るものも、生き残る物も、すべてが自然の流れで決まります。