変好きの『
シンデレラ』の正体!(可愛ければ変態でも好きになってくれますか?)
『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』で、慧輝にラブレターとパンツを残していったシンデレラの正体についての記事です。
ネタバレ注意!
<状況整理>
書道部の部員である主人公の桐生慧輝(きりゅう けいき)は、部長の紗雪先輩が散らかした部室を掃除することになりました。
部室はかなり散らかっていたので、慧輝と親しい女子たちも手伝ってくれました。
部室を掃除したのは慧輝、瑞葉(慧輝の妹。2年生)、唯花(図書委員での後輩)、真緒(クラスメイト女子)、紗雪(書道部3年の先輩)の5人。
掃除を終えて皆が帰った後、慧輝は自分へ宛てたラブレターと、何故か添えられていた女性用パンツを発見!
その手紙にはシンプルに一言『あなたが好きです』とだけ書かれていて、差出人が誰なのかは分かりませんでした。
パンツとラブレターを置いていった彼女を、慧輝はガラスの靴を残していった童話になぞらえて『シンデレラ』と名付けました。
こうして原作ラノベ小説では1巻〜3巻までシンデレラ探しが続きます。
<シンデレラの正体!>
シンデレラの正体は、慧輝の妹である桐生瑞葉(きりゅう みずは)でした!
瑞葉は慧輝の妹なので、これまで恋愛感情を押し殺していましたが、ガマンできなくなり差出人を書かないまま慧輝にラブレターを出してしまいます。
「わたしがラブレターをあそこに置いたの。わたしの気持ちが、兄さんに届けばいいと思って」
「でも、同時にこわくもあった。兄さんに気持ちを伝えるのが。今まで通り、仲のいい兄妹でいられなくなるのが、こわかった」
「……だから、自分の名前を書かなかったのか?」
「どうかな? もしかしたらわたしは、追いかけてほしかったのかも。差出人が誰かわからなくすることで、好きな男の子に、わたしだけを見てほしかったのかもね」
<瑞葉について発覚したこと>
ラブレターと一緒にパンツが置いてあった理由は意外なものでした。
「ああ、あのパンツは着替えのつもりで持ってたんだけどね」
「着替え? どういうこと?」
「部室の掃除をした時ね、実はわたし、ノーパンだったの」
「ノーパン!?」
瑞葉がラブレターと一緒にパンツを残したのは、単に着替え中に慧輝が来たので急いで隠れた際、偶然パンツがそこにあっただけでした。
そして瑞葉は露出狂の性癖があること、しばしばノーパンになることが発覚。妹も変態でした!
更に、瑞葉と慧輝は兄妹ですが、血は繋がっておらず二人は結婚できることも判明。
(慧輝と瑞葉は同じ高校の2年生で、慧輝の誕生日は10月11日。瑞葉は3月3日。誕生日が5か月しか違いません)
瑞葉の両親は事故で亡くなっています。慧輝の母親と瑞葉の親が親友だったので、瑞葉は養子としてこの家にやってきたのでした。
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