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2019年08月16日

ダンまち9巻のネタバレ・あらすじ(ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 9巻ネタバレ・あらすじです。
ちょっと想定外の事態!ダンジョンの謎は深まります……。(ダンまち)

・ダンまち9巻の感想
・次:10巻のネタバレ。
・前:8巻のネタバレ。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(9) (GA文庫) [ 大森藤ノ ]

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(2019/8/16 05:23時点)
感想(1件)



<ウィーネとの出会い>

ダンジョン内で、ベルは奇妙なモンスターを見つけました!
希少なドラゴン人モンスターである『ヴィーブル』の特徴を持っていますが、その見た目は大きく異なっています。
本来なら人型の上半身に蛇のような下半身を持つ『ヴィーブル』ですが、ベルが見つけたそのモンスターには2本の足が生えており、まるで少女のようです。
他の冒険者に傷つけられ、敵意を向けることなく怯えていた彼女(モンスター)を、ベルは保護。
そのまま仲間の反対に遭いながらも、【ヘスティア・ファミリア】のホームに彼女を連れていき、神様に見せました。
ヴィーブルのような彼女は暴れる様子はなく、ずっと大人しくしています。

ヘスティア様:「ぶっちゃけてしまうけど、ボクもこの事態をどう受け止めていいかわからない。こんなことがあるなんて……」
「モンスターは下界の住人の、君達の敵……争わなければいけない存在だっていうのはわかってる。でも、こうまで怯えられちゃあ見捨てることはできないよ」
「それじゃあ……!」
「ああ、この娘はしばらく保護しよう」

拾ってきた彼女に『ウィーネ』という名前を付け、一緒に暮らすことになりました!





<ウィーネと暮らす>

後日、ダンジョンの攻略は中止して、ベル達はウィーネのような『喋るモンスター』についての情報を集めて回りました。
直接の情報は得られませんでしたが、ベル達以外にも『喋るモンスター』について情報を集めている人たちがいるのが分かりました。

――――――
(イケロス・ファミリアにて)
「竜女(ヴィーブル)の化物を逃がしただぁ?」

「なんつーもったいねえことを。生け捕りにしてエルリアの貴族(へんたい)どもに売り払えば、とんでもねえ大金が手に入っただろうに」

「モンスターが喋ったって騒ぐエルフがいたが、でもそれだけだ。誰も信じちゃいなかった。多分、竜女はまだダンジョンにいるか……後はもう、他のモンスターにやられちまってるか」
――――――

<喋るモンスター再び!>

ヘファイストス様、タケミカヅチ様、ミアハ様が喋る異形の竜女(ヴィーブル)、ウィーネを見に来ました!

「話には聞いてたけど……実物を前にすると、もう驚くしかないわね」

タケミカヅチ:「人を襲わないモンスター……しかも意思疎通まで可能か」
ミアハ:「下界の、いや神々(われわれ)の常識さえも引っくり返るであろうな」
ヘファイストス:「異常事態の一言では、少し片付けられないわね……」

神様たちにウィーネを見せた後、ベル達はリューさん、そしてレベル4になっていたアマゾネスのアイシャを護衛に付けて、ウィーネのいた19階層に潜り、ウィーネの正体に関しての手がかりを探します。

19階層で、外套をまとった喋るモンスターを発見!
「同胞ノ匂いがスル」という声と共に襲ってきましたが、モンスターはその手を止めました。
喋るモンスター:「同胞ヲ攫っているのハ、貴方達か?」
「……いや、違ウ。血ノ匂いがしなイ」
「もしや、貴方達ガ、フェルズの言っていタ方々ですか?」

実は【イケロス・ファミリア】の団員がこの階層の喋るモンスター達を捕え、貴族たちに高額で売り付けています。
『フェルズ』という謎の人物の存在を仄めかし、人とモンスターは共存できないのかと問いかけ、そのまま外套を被ったモンスターは去っていきました。

<ウィーネが逃げ出した!>

ダンジョンから帰宅後、リリは『ウィーネ様の保護を止めるべきだと思います』と断言。
それを聞いていたウィーネは、【ヘスティア・ファミリア】のホームから逃げ出してしまいました!

家出したウィーネは、倒れてきた荷馬車の下敷きになりそうな子供を見つけて救出。しかしその時、ウィーネの背中から翼が生え、周りは急なモンスターの出現に大騒動になってしまいました。

すぐにベルやリリが駆けつけ、一旦、昔の【ヘスティア・ファミリア】のホームである教会の地下にウィーネを匿うことになりました。

――――――
ベル達が喋るモンスターであるウィーネを匿っている様子を、冒険者ギルドの上層部が監視していました。ギルドの最高責任者は喋るモンスターのことを知っているようです。
しかしこれ以上は見過ごせないとばかりに、後日、ベル達【ヘスティア・ファミリア】にギルドから『強制任務(ミッション)』が発令されました!

指令書には『【ファミリア】全団員、及び竜の娘とともに、ダンジョン20階層へ向かえ』と書かれていました。

また、指令書にはヘスティア様にだけ読める『神聖文字』で【眷属が発った後、第七区画四番街路へ来られたし。危害を加えるつもりはない】と書かれていました。

<ウィーネの仲間たち>

ベル達はダンジョンの第20階層に到達しました。(ウィーネを狙っている【イケロス・ファミリア】もこっそりついてきている)

そこでベル達は蜥蜴人(リザードマン)や半人半鳥(ハーピィ)など、雑多なモンスターの群れに襲われました。
モンスター達は剣や斧などの武器を持ち、鎧を着て武装しています!

異様に強い武装したモンスターたちはウィーネを狙って攻撃してきますが、ベルがウィーネを庇うと態度が一変。武装したモンスター達が喋り始めました!

リザードマン:「面白れぇ! こんな冒険者には会ったことがねえよ!!」
セイレーン:「――だから言ったでしょウ、リド。彼等ハ違うト」

ウィーネを庇ったことでモンスター達の信頼を得て、警戒を解かれたベルたち。彼らは自分たちのことを『異端児(ゼノス)』と名乗りました。
そのままモンスターに歓迎され、20階層の隠し部屋での宴会が始まりました!(彼らは食事も酒も飲むようです)

ひとしきり『異端児』たちと対話した後、ウィーネはこの集団に預かってもらうことになりました。
ベル達と別れたくないウィーネは悲しそうでしたが、いつまでも彼女を地上で匿っている訳にもいきません。

<ヘスティア様とウラノス>

ヘスティア様は、ギルドの長である神ウラノスと対面していました。ウィーネのような喋るモンスターについて、彼から話を聞きます。

ウラノスが言うには、喋るモンスターは『異端児(ゼノス)』と呼ばれ、彼らは人との対話、更には人との共存を望んでいるそうです。
しかし人間にとってダンジョンのモンスターは倒すべき敵。地上に出て、人間と共存したいという彼らの願いは難しそうです。

『異端児』の存在はガネーシャも知っていて、ウラノスとガネーシャが彼らの存在を隠していたようです。

ダンまち『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』9巻のネタバレ。
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