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2019年09月03日

ダンまち10巻のネタバレ・あらすじ(ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

ダンまち(ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)10巻ネタバレ・あらすじ。

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(10) (GA文庫) [ 大森藤ノ ]

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感想(2件)



<ウィーネ達が襲われてしまう>

ベル達とお別れした後のウィーネ達『異端者(ゼノス)』は、ダンジョンの24階層を進んでいました。

ウィーネ:「泣いてる……『たすけて』って」
フィア:「『たすけて』って……同胞の声が聞こえるのですか!?」
ウィーネ:「う、うんっ……すごい、苦しんでるっ……たすけて、あげないと」

ウィーネが自分と同じ『異端者(ゼノス)』と思われる悲鳴を聞き、助けに向かいますがそれは【イケロス・ファミリア】の罠でした。
【イケロス・ファミリア】に襲われたウィーネ達は、多くは殺され、ウィーネは捉えられてしまいます。

<異端者(ゼノス)たちが暴走!>

【イケロス・ファミリア】に仲間を殺された異端者(ゼノス)達は怒りで暴動を起こしました!ギルドからエイナさんの声が響きます。

『18階層リヴィラが武装したモンスターにより壊滅!! 伴ってモンスターの大移動を確認!!』
『至急、ギルドは冒険者を編成しモンスターの討伐を――――えっ? そ、そんな……りょ、了解しました』
『市民、及び全冒険者のダンジョンの侵入を禁止します!! 各【ファミリア】はギルドの指示が出るまで本拠で待機してください!! 繰り返します――』

ダンジョンに潜り武装したモンスターを討伐する役目は、異端者(ゼノス)の存在を知っている【ガネーシャ・ファミリア】に任されましたが、特別にベル、フェルズも一緒について行きます(リリ、ヴェルフ達はお留守番)。また、【ヘルメス・ファミリア】のアイシャとアスフィ、そしてリューさんも隠れてダンジョンに潜入します。

<ベルはゼノスに事情を聞く>

ベルはダンジョン内で、リザードマンのリドと再会。どうしてゼノス達が事件を起こしたのか聞きました。

リド:「同胞達が殺されたんだ……街にいた冒険者に。いや、密猟者に」
「ウィーネ達も、連中の仲間に攫われちまった……!」
「すまねえ、ベルっち……やっぱりオレっち達は、人間たちが言う『怪物』なんだ」
「説得したんだっ、あいつ等をっ。でも、ダメだった!」
「あいつ等だけじゃない、オレっちもそうだ!! 怒りを、抑えられねえ……!」
「同胞を殺した連中を、殺したくてしょうがねえ……!!」

リドはベルに、心の内を全て話してくれました。リドは密猟者達と同胞(ゼノスたち)は、その階層の森の東端にいると教えてくれました。

<【イケロス・ファミリア】のアジトに潜入>

ベルが持っていた赤い球体(『D』の文字が刻まれていて、中に眼球のような物が埋め込まれている)を取り出すと、巨大な金属門が出現。その門は、世界最硬の超稀少金属『オリハルコン』で作られていました。破壊は不可能です。
ベルが赤い球体を持って近づくと扉が開かれ、内部に入ることができました。

門の中はダンジョンの物ではない、明らかな人工物でした。こんな物がダンジョン内にあることにベルとフェルズは驚きます。

内部ではゼノスたちが檻を壊して暴れ回っていました。【イケロス・ファミリア】のリーダーである【暴蛮者(ヘイザー)】、ディックス・ペルディクスもいます。

フェルズ:「単刀直入に聞こう。ここは、ダイダロスの遺産で間違いないのか」
ディックス:「ははっ、流石に気付いてるか。考えている通りだと思うぜ?」
「……いつから使っていた? いや、どこでこの存在を知った?」
「知るも何も――先祖代々押し付けられてきた代物だ。子孫の俺がいつ、何に使おうが問題ねえだろ?」

昔、ダイダロスという偉大な工匠がいました。彼はダンジョンの造形に魅せられ、ダンジョンを超える創作物を作り出そうと生涯をかけてダンジョンの周りに建造物を作りました。
しかし、彼の創造が完成する前に死んでしまい、人造迷宮『クノッソス』の建築は、彼の子孫に託されました。
以後、ダイダロスの子孫の片目には『D』の文字が刻まれるようになり、この眼球が人造迷宮に入るための鍵として機能しました。(ベルが持っていた赤い球体も、ダイダロスの子孫の眼球)

当代の子孫であるディックスもクノッソスを作り続けていて、冒険を繰り返す内にレベル5になっていました。

ベルはディックスと戦いますが、苦戦。ディックスはその場にいたウィーネの額の宝石を剥ぎ取り、これによりウィーネは暴走して地上に出て行ってしまいました!(ウィーブルの額の宝石は『ヴィーブルの涙』と呼ばれ、これが取られると狂暴化する)

<ウィーネを助ける>

額の宝石を取られたウィーネはオラリオの街(地上)に飛び出し、暴走。
アイズ・ヴァレンシュタインなど【ロキ・ファミリア】の冒険者たちがウィーネを討伐しようとしますが、ベルがこれを庇いました。

フェルズの助けもあり、ベルは無事にウィーネの暴走を抑えて助けることができたものの、ベルがウィーネを庇った事は『モンスターの討伐を独り占めして街の住人を危険に晒した』として非難を浴びました。
ベルのこれまでの名声は失墜。この事件を機に、ベルは冒険者の中でとても肩身の狭い思いをすることになります。

現在、他のゼノスたちはダンジョンに戻ることができておらず、みんな地上にいます。冒険者たちが『異端者(ゼノス)』達を探している状況です。

(『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』10巻のネタバレ・あらすじ)





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