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2019年09月06日

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 11巻のネタバレ・あらすじ(ダンまち)

ダンまち『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』11巻のネタバレ・あらすじです。

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11 (GA文庫) [ 大森 藤ノ ]

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感想(2件)



<ベルの失墜>

ベルはウィーネを庇ったことによって、冒険者としての評判はとても悪くなっていました。街を歩いているだけでも野次が飛んできます。

ベルは現在、事件の真相を探る【ロキ・ファミリア】に疑われ、今回のモンスター騒動の重要参考人としてマークされていました。

<【ヘスティア・ファミリア】の決断>

ヘスティア様:「みんな、選んでくれ。『異端児(ゼノス)』君達に味方して、日陰者として生きていくか。彼等を見捨てて、今までの日常に戻るのか」

ヴェルフ:「ヘスティア様」
 「もう一つ、選択肢を増やしませんか」
 「俺達がすこぶる上手く立ち回って、異端児達をダンジョンに帰す。そして俺達も誹りもも蔑みも受けない」

ヴェルフはゼノス達を助けるため、一人工房で氷の魔剣を4本作製していました。ベル達【ヘスティア・ファミリア】の皆はゼノス達をダンジョンに帰す手伝いをすることに決定しました。





<【異端者(ゼノス)】たちを逃がす!>

街に潜伏していたゼノスたちが一斉に姿を現し、ダンジョンへの帰還を目指します。ベル達は襲ってくる冒険者たちの足止めをします。
リリは変身魔法でモンスターに化けて冒険者たちを誘導し、更に冒険者の仲間にも化けて嘘の命令を出して誘導。
ヴェルフも氷の魔剣で、街を破壊せずに冒険者たちの足を止めます。(炎の魔剣だと街を壊してしまう)

<アイズとの戦い>

ウィーネは逃走中に他のゼノスとはぐれてしまいました。ベルがウィーネと合流しますが、そこへアイズ・ヴァレンシュタインが現れます。
モンスターを庇うベルの行動に同意できないアイズ。ベルとアイズは戦闘になり、ウィーネは一人で逃げるよう指示されました。

しかし、結局ウィーネはベルを助けるために戻ってきてしまいまいした。(アイズの狙いはウィーネなので、自分から出向けばベルがこれ以上傷つけられることはありません)
傷つくベルを庇い、これ以上ベルを傷つけないでと言葉で訴えかけてくるウィーネを見て、アイズは戦意を完全に喪失。

アイズ:「……私はもう、その竜女(ウィーブル)を殺せない」
 「君は……君達は、間違っていないと……そう思ってしまったから」

<【人造迷宮(クノッソス)】から脱出のはずが……>

異端児(ゼノス)達はダイダロスの人造迷宮の通路から、ダンジョンに戻ろうとしました。しかし地図の通りに進んだはずが、行き止まりに来てしまいます。その地図はヘルメスが用意したもので、改変された偽物でした。行き止まりに追い込まれたゼノスたちの前に、神ヘルメスが姿を現します。

今、ベルの冒険者としての名声は、ゼノスを庇ったことによって失墜しています。そのベルの評判を取り戻すため、ヘルメスは『地上でゼノスに暴れてもらって、それをベルが討伐する』という芝居をお願いしたのでした。

神ヘルメス:「死んでくれ。異端の怪物達」
 「ああ、全員死ぬ必要はないさ。そうだな、三、四匹ほど見繕ってくれれば十分だ」

ベルに感謝しているゼノス達はこれに合意。ベルの名誉のために、4匹がベルに討伐され、死ぬことを承諾しました。

<ベルがゼノスに襲われる>

ガーゴイル、クリムゾンイーグル、イグアス、デッドリー・ホーネットの4匹のモンスター(ゼノス)が地上に現れ、暴れまわります。
その場にいたベルをガーゴイルが襲いますが、事情を知らないベルは困惑したまま彼らと戦おうとしません。(このモンスター達はベルの名声を取り戻すため、彼に倒されに来ている)
全ては神ヘルメスの計略です。

<ベルと牛の因縁対決>

ベルが戻って来たゼノスに襲われている最中。
あまりにも強大で圧倒的な牛型モンスターのゼノスが出現!ベルとガーゴイルの戦いは中断されました。

その牛モンスターは【ロキ・ファミリア】にやられて血まみれの威容。漆黒の体皮で、腕は片方しか残ってませんが、振り下ろされた両刃斧の威力は広場の石畳を爆砕。ありえない衝撃波と爆風を生みます。そんな巨体の牛モンスターがベルに話しかけて来ます。

牛モンスター:「夢を」
 「ずっと、夢を見ている」
 「たった一人の人間と戦う、夢」
 「血と肉が飛ぶ殺し合いの中で、確かに意志を交わした、最強の好敵手」
 「再戦を――自分をこうも駆り立てる存在が、いる」
 「あの夢の住人と会うために、今、自分はここに立っている」
 「自分の名は、アステリオス

蘇ったかつての好敵手は言います。
アステリオス:「ベル、どうか」
 「再戦を」

こうして猛牛アステリオスとベルは戦いました。
ベルは敗北してしまいましたが命までは取られず、勝利したアステリオスはダンジョンへと戻りました。
ベルの勇ましい戦いぶりを見ていた群衆は大盛り上がりで、ベルの人気・名声も復活!ガーゴイルのモンスター達も結局、無事にダンジョンへと戻り、皆が助かりました。

(『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』11巻のネタバレ・あらすじ)
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