・次:ダンまち13巻のネタバレ・あらすじへ
・前:ダンまち11巻のネタバレ・あらすじへ
・ダンまち12巻の感想・評価へ
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか12 (GA文庫) [ 大森 藤ノ ] 価格:691円 |
<ベルがレベル4に!>
ヘスティア様:「おめでとう、ベル君……【ランクアップ】だ」
ベルはレベル4にランクアップしました!
新しく獲得した『発展アビリティ』は『逃走』。逃げ足が速くなるレアアビリティです。
そしてベルは3つ目のスキルを獲得しました。【闘牛本能(オックス・スレイヤー)】。効果は猛牛系との戦闘時における、全能力の超高補正。
ベルの二つ名も【白兎の脚(ラビット・フット)】に変更されました。その外見と類い稀な俊足を称えて送られたものです。
<強制任務(ミッション)>
ベルがレベル4になったことで【ヘスティア・ファミリア】の評価も上がり、ギルドから定期的に『遠征』の強制任務(ミッション)を受けることになりました。
遠征では、必ず何らかの成果を出さなければいけません。ファミリアの到達階層を増やしたり、ダンジョン内の未知の領域のマッピングなどです。
<25階層へ!>
【ミアハ・ファミリア】のカサンドラとダフネ、【タケミカヅチ・ファミリア】の皆、そしてアイシャが【ヘスティア・ファミリア】の遠征に付き合ってくれました。
ベルが大幅に強くなったこともあり、『下層』である25階層を目指します。
<謎の強化種モンスターが出現!>
ベル達は、宿り木に寄生されて動けなくなったエルフを発見。ダンジョン内で謎の強化種の植物モンスターが現れ、冒険者たちを襲っているようです。
このエルフの他にも多くの冒険者が殺され、既に大きな被害が出ていました。
この強化種との戦闘で、ベルは一度27階層まで落ちてしまいます。(25階層から27階層まで大きな滝が貫いていて、大穴が空いている)ベルは下の階層でマーメイドのゼノスに助けられ、皆のところに返って来ることができました。
ベルは『強化種』と戦う際、ヘスティア・ナイフに【ファイア・ボルト】の魔法を打ち込み、【英雄願望(アルゴノゥト)】で魔法と斬撃の両方を同時にチャージ。「聖火の英斬(アルゴ・ヴェスタ)」という新技で『強化種』を倒しました。
強化種は知性が高く、攻撃手段も豊富で予測不能。やっかいな相手でしたが、なんとか討伐することができました。(詳細な戦闘は省略。頭脳派な難敵でした)
宿り木に寄生された人たちは宿り木から解放され、一命をとりとめました。
<【疾風】リューが事件を起こした?>
『強化種』の討伐から丸一日が経過。
安全階層18階の街、宿場街(リヴィラ)で休憩中。
アイシャ:「よし、宴会だ、準備しな! 街にある酒を全部開けてやる!」
リリ:「ダメです、いけませんアイシャ様! 法外価格の宿場街のお酒なんて破滅の遠因ですっ、せめて地上に戻るまで我慢を……!」
そんな平和なやり取りが行われていた中、街が騒がしくなります。
「殺しだ! 町の外で、同業者が殺られた!」「おい待て、モンスターの仕業じゃねえのか?」「いや、人だ! 犯人も見たんだ!」
「【疾風】だ……」「要注意人物一覧(ブラックリスト)の賞金首……あの、【疾風】の仕業だ!」
(【疾風】というのは、『豊穣の女主人』の店員、リューさんのことです)
次回へ続く
(『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』12巻のネタバレ・あらすじ)